立礼(りゅうれい)とは
椅子に腰を掛けて手前をする、茶道のスタイルです。
裏千家十一代お家元玄々斉宗室が
時世をかんがみて、明治7年に考案されました。
現在では、いろいろな流派で実施されています。
立礼の茶事では、亭主は
点茶盤(てんちゃばん)に道具を仕組み、円座に座って手前をします。
お客様も円座に腰を掛けて、
喫架の上に置かれた懐石料理やお茶を頂きます。
立礼の茶事は畳に正座をしなくても出来ますので、
正座の苦手な方や、おみ足の不自由な方をお迎えしたいとき、
また、暑い盛りにも開催される事が多いようです。
2012年6月22日
拙宅での月釜や茶事にお越し下さった方が
御自宅での茶事にお招き下さいました。
マンションで立礼の茶事という御案内でした。