東京で鳥見
ー葛西〜三ッ池〜多摩川ー旧中川
11月12日:退職のお祝いにいただいた旅行券で、東京に行ってきました。9年ぶりになるかなあ、本当に久しぶりの上京でした。本当の目的は孫の学芸会にということでしたが、心にはしっかり鳥見の時間を確保。
朝の対馬発1便で立ち昼前には東京着。食事なんかをして午後2時過ぎに娘のところに転がり込みました。6階の窓から外を見るとビル越しに隅田川が見える。早速双眼鏡で覗いてみると、いるいる。こんなところにホシハジロにキンクロハジロ、それにカワウがごろごろしている。こんなにたくさんいると、有難味がないなあ。
11月13日(午前):今日は一日鳥見ができる。午後からミドリンさんとあまみちゃんとデートだあ!

















  <ピントが合った途端に走り出したクイナ>      <こんなのがたくさんいました>

その前にちょっと小手調べとばかり、午前9時半道順を娘に聞いてマンションから一路葛西臨海公園へ。
まず、海のほうに向かうと人工の砂浜だろうか、沖合いにスズガモの群れがいる。その間をハジロカイツブリがさかんに潜っては浮かびを繰り返している。ところどころにカンムリカイツブリの姿も見える。デジスコしたかったが時間がない。とにかく園内一周をめざす。野鳥園のほうに回るといるわいるわ、ホシハジロ、オオバン、キンクロハジロがわんさか。ツグミが入っているのも確認。今期初めての観察だった。この子たちを対馬で見るときはほとんど単独なのになあ。回っていると何人かの鳥見人さん達と出会う。街の公園は狭い地域に鳥も鳥見人も濃い。本当にオアシスだ。もっとじっくりデジスコしたかったが、午後のメインが気がかりだ。早めに切り上げて待ち合わせの有楽町へ。
11月14日(午後):午後1時前地下鉄を降りてJRの京浜東北線のホームにでたら、すでに待っておられたミドリンさんから声をかけられ、迷うこともなくご対面。ウィークデーにわざわざ付き合っていただき感謝感謝。挨拶もそこそこに鶴見
<今日のメイン:クビワキンクロ(もう少し光が欲しかった)>
まで直行。鶴見でこれまた初対面のあまみちゃんと落ち合う。あまみちゃんの車に乗せていただいて今日の目的地、三ツ池に到着。丘を越えて奥の池から探鳥開始。と、早速本日のメインのクビワキンクロのご登場。あまりにあっけなくゲットできて少々拍子抜け(ぜいたく、罰が当たるよね)。早速デジスコ開始。でも、でも、あんまり近くに来ていただいて、デジスコからはみ出しそう。近すぎると被写界深度も浅くなり、ピント合わせが辛いんです。おまけに森に囲まれた池は意外に暗くてSSも上がらない。ぼけぼけの画像を量産しました。途中でサービスよくモデルになってくれたアオジの登場もあって楽しい鳥見になりました。そうそう、三ツ池では野生化したワカケホンセイインコがカラスに追われているのを見ました。野生で見るのは初めてでした。ひとしきりデジスコをした後、もしかして居残りのシギチがいるのを期待して、多摩川まで足を延ばすことに。そこは多分あまみちゃんのお気に入りの場所のひとつのようでしたが、ちょうど満潮で干潟が潮に浸かっていて、あえなく空振り。でも車中でのおしゃべりなど、本当に楽しいひと時でした。帰りはミドリンさんに有楽町の地下鉄乗り場まで送っていただきました。途中で我ながら自信を失いそうなうっかりミスもあったので(中身は秘密)、一層、ミドリンさんの親切が身にしみました。


















              <池にはこんなのもゆったりと泳いでいました>

11月14日:今日は江戸川区に住む義妹のマンション訪問。出る前に前の川に鳥がいるよと言われて、相棒の目を少々気にしつつデジスコ一式を持って訪問。弾む会話は姉妹たちに任せ、川に出る。昨日暗くてあまりうまく撮れなかったキンクロハジロ、それにユリカモメを狙っていると思いがけなくハシビロガモの番をゲット。

 <対馬では珍しいハシビロガモ♂換羽中かな?>        <同じくハシビロガモ♀>

11月15日:孫の学芸会が目的で上京したのに、肝心の学芸会は午前中のみ。午後は孫はお稽古事だという。内心やったー!家でじっとしていても仕方がない。東京港野鳥公園に行きたかったが、行きかたがよくわからない。うろうろして時間をなくすよりとばかりに、葛西臨海公園に再度挑戦。園内の野鳥園についてデジスコの用意をしていると小雨が降ってきた。特別なのもいないからと一式を仕舞っていると、鳥見人がひとり声をかけて来られた。話しながら一回目の時には行けなかった下の池まで足を延ばした。どうやらその方はクロツラヘラサギを待っておられたらしい。下の池の覗き窓から眺めるとセイタカシギの群れがいる。仕舞っていたデジスコを取り出して、セイタカシギを狙っているとほかにもアオアシシギやタシギ、それにバンもいる。おまけにカワセミがすぐ近くまで飛んできて枝に止まった。生憎のどんより曇り空で動き回るのは画像にならなかったが、じっとしていたカワセミが何とか収まった。

<暗い中で辛うじてピントが合ったセイタカシギ> <こちらはじっとしてくれた東京のカワセミ>

11月16日:帰郷の便は午後。午前中は孫を連れて遊園地。半日なので三度近場の葛西臨海公園に。直径110mという観覧車に乗り、鳥ならぬ水族館を巡って孫とともに楽しんだ。でもって今日はきっぱり鳥見なし。(心のどこかに今、下の池に行けば近くでクロツラヘラサギを狙えるかもと思ったが)メインの用事より鳥見に重心が移り、ちょっと顰蹙を買いそうだったけど、今回の旅行ですてきなお二人と出会ったし楽しい旅行になりました。

          <観覧車から野鳥園を望む> <孫はやっぱり可愛いですね>
<三日間の鳥見の決算>:クビワキンクロ、クイナ、カワウ、ホシハジロ、ハマシギ、キンクロハジロ、オオバン、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、ウグイス、カワラヒワ、コサギ、チョウゲンボウ、カイツブリ、モズ、カワラヒワ、オナガ、スズガモ、ハクセキレイ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、カワセミ、アオジ、ヒドリガモ、イソシギ、ハシビロガモ、セイタカシギ、アオアシシギ、タシギ、バン、スズメ、ハシブトガラス、番外ワカケホンセイインコ…以上37種、、、あと水族館でウミガラスとエトピリカ。これは数には入れられない。