総プレイ時間 | 34時間 |
評価時の攻略度 | CG全回収 |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
感想 |
同名のPC作品の全年齢版の移植作品。コンシューマに移植するにあたって音声が追加されている。主人公の往人は最初のシナリオでは音声はないが、AIR編では音声が付いている。 過去の呪縛によって親友が作れない少女の物語で、同じく過去の影響で偶然にヒロインの住む町へとやってきた主人公が、その呪縛を解こうとする。最初のシナリオではヒロインが3人いて、観鈴以外のキャラはこのシナリオ内で話が完結し、ハッピーエンドとなる。 観鈴のみ過去の影響があるため、全ヒロインをクリアすることで過去の話へと進むことが出来、再度現在へと戻ってくる。全てのシナリオを終えることで、全体が見えるようになっている。 観鈴以外のヒロインに関しては、ごく普通の恋愛ゲームっぽく楽しめるが、観鈴のみ全体を把握するのに時間がかかる上に、最終的にきちんと完結した形ではないため、ややすっきりしないところもある。話全体では、きちんと練られていて読ませる内容だが、その点が残念なところ。音声付きキャラのイメージと声優もかなり合っているので(晴子のみ個人的にちょっとという感じだが)、未プレイならばPC版よりもこちらをオススメする。 |
総プレイ時間 | 25時間 |
評価時の攻略度 | CG全回収 |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
感想 |
同名のPC版の移植作品。全年齢にあたって当然のことながらHシーンは削除されているが、かなりの数の追加CGと、攻略対象外だった大学のクラスメイトが攻略可能となっている。 昔の思い出のある土地で暮らすことになった主人公とヒロイン達の話であるが、ヒロインがいじめられっ娘、病気持ち、過去のキズをひきずっているといった感じで、話自体が重い。またHシーンがなくなったことで、ヒロインの1人(葉子)がかなり内容が薄いシナリオになってしまっている。 新たに攻略可能になったキャラはどちらかというと、バッドエンド救済キャラ扱い。せっかくの巨乳キャラもHシーン不可では見せ場がなかった。 PC版自体が特に出来が良かったわけでもなくイマイチっぽかったので、移植されても同じ程度である。追加CGでスク水CGが出てきたのが救いではある。同梱されているドラマCDは時間が短くて内容もイマイチでしかなかった。某ショップでの予約特典がスク水だったことが、唯一のネタだったかと思われる。 |
総プレイ時間 | 27時間 |
評価時の攻略度 | CG達成率100% |
オススメ度 | ★★★★☆ |
感想 |
PC版の同名作品の全年齢対象版に音声をプラスして移植した作品です。 オーソドックスなアドベンチャーで「恋愛系」というよりは「感動系」といった内容です。 主人公が7年振りに訪れた街で、次々と再会を果たす女の子達との思い出を取り戻すといった感じで話が進みます。個々の女の子のシナリオに入っていくと謎がわかっていきますが、シナリオが進まないと訳わかりません。 セーブ個所数が多かったり既読文書のスキップ機能と、この手のゲームの一通りの親切機能は入っているのでストレスも少なくプレイできます。名雪のセリフが遅いのには問題ありますが。 評価としては、周りが騒ぐだけのことはあったかなという感じですね。シナリオが秀逸です。ちょっと別れや死を使い過ぎているのが気になりましたが同情させるだけではないように展開させているのでいいでしょう。 BGMとテーマ曲も良かったのも評価として上げさせてもらいました。エンディングテーマはちょっと頭に残っちゃいましたね。 まんま移植なんでもの足りないという意見もありますが、正直インターチャネルの移植だから大丈夫なのか?という具合に心配すべきですね。ですのでしっかり移植してくれたんで良かったんでは。 しかも、あの予約特典の時計こそが移植での最大のウリだったんじゃないかな。「朝だよ〜。」は入ってなかったけどね(笑)。 |
総プレイ時間 | 11時間 |
評価時の攻略度 | 全隠し要素ゲット |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
感想 |
カプコン及びエスエヌケイから人気キャラを持ってきた2D格闘ゲームです。 2D格闘ゲームの基本のシステムを土台にして、大ジャンプと回り込みの動作を追加した内容になっています。 特徴としては超必ゲージの溜め方の選択が出来るグルーブの存在です。 カプコングルーブですとワザを出すことでゲージを3本まで溜めていき超必殺技のレベルを選べるようになり、SNKグルーブですとボタン全押しでパワーを溜めていくかもしくは体力が少なくなると出せるようになり体力が少ないときは延々と出すことが出来ます。 またRATIOという要素があり、各キャラにこの数値が割り振られていてこの数値が合計4になるようにキャラクタを複数選んでチームを組んで行きます。 VSモードでランダムを選択した場合に全員を一度に選んでくれなかったりと、対戦時に問題もあったりします。 評価としては、いささか期待が大きすぎたせいもあってかイマイチだった気がします。 なんといっても気になったのがゲームバランスですね。対空必殺技が全体的に判定が強い、キャラによっては回り込みが性能が良すぎ、超必殺技の威力が低すぎというのがあげられます。 またEXキャラを付ける位であったら元々のキャラに必殺技を増やして欲しかったですね。 せっかくのゲームメーカー同士なのですから、SNKグルーブならふっとばし攻撃、カプコングルーブならブロッキングとか独自のシステムをそのまま使えるようにするくらいまでやっちゃってもよかったと思います。 エスエヌケイがパチンコ会社になってしまったので続編は出ないかも知れませんが、今度はキャラクタの数を増やして欲しいですね。 |
総プレイ時間 | 1時間 |
評価時の攻略度 | 真・ルガールゲット |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
感想 |
カプコンとSNKの歴代のキャラが多数登場する格闘ゲームの続編。システムとキャラ数が大幅にボリュームアップしています。 前作ではシステムはカプコンモードかSNKモードかの2種類しか選べませんでしたが、今回は6種類に増え、それぞれのメーカーの作品のシステムがほぼ使用されているため、自分の得意なスタイルが選びやすくなっています。キャラ数は倍近くにまで増えています。多すぎて元作品がわからないようなキャラもたくさんいますけど。真のラスボス以外は最初から使用可能なので、がんばってポイントを貯める必要はありません。 RATIOのシステムもそのまま継承されています。当然RATIO4の方が強いのですが、感覚的には3人メンバーで構成する方が強い感じはしました。 大幅にボリュームがあがっている割には評価としては前作と同じ程度かと。最大の問題点はキャラ数が多すぎて、目的のキャラがどこのマスなのかが選択しづらいということ。斜めに並べて配置しているため覚えずらいというのもあるかも知れません。 あとはシステムがボリュームアップしておかげでテクニックがさらに要求されるようになったことです。超必殺の威力も低いので一発逆転が難しいのは痛いところ。ですが、この作品を見るとそろそろ2D格闘も行き着くところまで来た感じですね。 |
総プレイ時間 | 9時間 |
評価時の攻略度 | 隠しキャラ2人出現させる |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
感想 |
アーケードから移植の2D対戦格闘ゲームです。 フォルトレスディフェンス、ロマンキャンセルといった独自のシステムがやたらと入っており、単に必殺技出しまくりクンでは勝ち残れない非常にシビアなゲームなので、グラフィックや演出がキレイと思って入って来た程度の人ではついていけません。 ゲームとしては基本的には通常技をいかに繋げるかが重要で、余裕があれば必殺技にキャンセルで繋げるといったところ。ゲージの溜まりは他の格闘ゲームほど早くないため超必はあまり考えれない。壁際に追い込まれてニッチもサッチもいかなくなった時にデッドアングルアタックに使うのが効率的。 独自システムの中で一番面白いのが一撃必殺技の存在。出が遅くて普通はキマらないが当たれば一撃死というバクチ性があるので、これまたやぶれかぶれで出してみるのもよい。COMはかなり食らってくれるし、負けが見えている時であれば、相手に余計な気を使わせることも出来るわけなので、出さなくても効果はそれなりのあるという訳だ。 それなりにやり込めば面白い作品ではあると思う。ただし、難易度は高いので初心者はまずお断りになっているところがあるため、評価は普通程度になってしまう。最低でもキャンセルで覚醒必殺技が出せるくらいでないと駄目。COM戦もラストのキャラがツラすぎです。 グラフィックもかなりキレイで演出もいいのですが、覚醒必殺技に比べて一撃必殺技の演出がイマイチ爽快感が薄いのも残念なところ。特にファウストは長すぎて、やってもやられてもツライです。 レベルが近い同士の対戦であれば、出来そのものはしっかりしているので、必殺技出しまくりでも読み合いでも十分に楽しめます。 システムに独自要素が多いので、続編が出ないとほとんど無駄になるのですが、果たして出るでしょうか? |
総プレイ時間 | 32時間 |
評価時の攻略度 | エンディングまで |
オススメ度 | ★★★★★ |
感想 |
ゲームアーツの人気の3DRPGの続編。ドリームキャストになったことで、画質が向上しています。 神と悪魔の戦いの影響で起きた異変に巻き込まれていく主人公達といった内容で話は進む。経験値稼ぎのためのMAP移動は出来るものの、基本は1本道のストーリーに沿って行き分岐はない。 RPGのキモとなる戦闘パートがウリ。どの敵をどういった攻撃を仕掛けるかという選択は他のRPGと同じだが、ポイントはその攻撃対象の敵の近くに移動する間にも時間が経過していること。これによって、相手の攻撃モーション中に攻撃することで相手の攻撃をキャンセル出来たりとか、カウンターになったりとか戦闘にかなりの幅が出ている。よって、攻撃の隙の少ない技を習得するのが必須。やりこなすと、集団で敵をボコボコにするイジメが体験できる。ただ、逆もありえるので、強いボスなどに攻撃がなかなか与えられずにボコボコにされるというのもあって、緊張感もある。 敵は画面上に見えているのでザコ戦闘は回避可能。随所のシーンは音声ありで会話が自動で進み、一部ムービーもある。声優もそれなりに豪華。 RPGとしてかなりレベルが高い。ザコ戦闘をわざと避けるようなことさえしていなければ、あえて経験値稼ぎをする必要なくバランスはちょうどいい感じ。相手の攻撃をキャンセル出来る技を集中して鍛え上げれば、どのボスにも余裕を持って対応できる。戦闘も覚えることは多いが、面倒と感じるようなことはなかった。 シナリオは一本道で自由度は少ないかも知れないが、どこに行けばわからないようなことになる位ならシナリオに沿って進めるので良かったと思う。その分、戦闘が自由度高いと思えるので問題はないかと。 |
総プレイ時間 | 3時間 |
評価時の攻略度 | アーケードモードでヘリポート付近まで到達 |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
感想 |
セガお得意の大味レースゲームです。もはや、タクシーとは人の命を運ぶものであるという思想のかけらも微塵もない、まさに仮想空間ならばこそ出来るという作品です。 ゲームの内容は、制限時間付きのレースゲームといった感じで、途中途中でお客を目的地まで規定秒数内で運んで行くとタイムが加算されていき、最終的にどれだけ多くのお客を運べるかを競うといったものです。 このタクシーに乗り込む客もイっちゃった人ばかりで、運転で派手なアクションをかましたりすると何故かチップを出してくれたりするので、必然的に危険な走行を繰り返すことになります。ですので、かなりきめ細かな操作も要求されます。 評価の方ですが、まずレースゲームとしてプレイしてしまうと面白さが味わえませんし、かといってノリがいいかというと、アクションの種類もそれほどないためイマイチといったところです。 タクシーが題材になっているため、ゴール地点という概念が存在しないというのも、目的意識が持ちにくいというのもあるかも知れません。プレイヤーキャラ、お客の差別化もそれほど見られなかったのも飽きを早くさせたと思われます。 |
総プレイ時間 | 18時間 |
評価時の攻略度 | CG達成率100% |
オススメ度 | ★★★★☆ |
感想 |
KIDオリジナル作としては珍しく、「泣かせ系」のアドベンチャーです。 デートの最中に、車にひかれそうになった彼女をかばって主人公は生死をさまよいます。主人公は幽体となって自分が生きて欲しいと願う人を見つけにいきますが、肝心の彼女はショックで事故の記憶と主人公の記憶を全て失っていました。とまぁ、KIDの作品らしく主人公もしくはその彼女がすでに死んでいるという流れになってます。 彼女の記憶を取り戻すために、彼女の部屋のモノに対して色々と「念」を送ったりします。ルームパートシステムと呼ばれるこれが、このゲームの特徴で、時間制限付きでアレコレと色々なモノを動かしたりして記憶を戻すきっかけを与えます。ヒロインシナリオ以外に、あまり意味がないシステムですけど。 また、出てくるキャラがヒロイン合わせても4人しかいないというのも徹底しています。そもそも、主人公には最初から彼女がいるわけですから、安易に他の女の子に走るようではシナリオが崩れるので、上手い具合な展開を使ってそれを避けています。 ただし、4人ともハッピエンドかと言われると本当か?と思えるのもいくつか。なんせ、主人公がちゃんと復活出来るのが翔子シナリオだけです(遊那はラスト疑問)。 評価は、最初にヒロインシナリオをクリアした時点だと普通レベルだったのですが、他の女の子攻略していくうちに上がりました。特に小雪シナリオがグッと来ました。 ただゲームとしては、ルームパートがヒロイン以外で有効に活用されないのと、選択肢自体が少ないためほとんど分岐なしで進んでしまうというのも、ちょいと物足りなかったかも。あと、ヒロインのネジが1本飛んでるような性格もちょっと付いてけなかったかな。 KID同系列作品では設定が良くてもシナリオで盛り上がりに欠けるのが多かったのですが、これはなかなかです。オープニングムービーも珍しく3DCGを使ってますし、いい意味で期待を裏切ってくれた作品でしょう。 |
総プレイ時間 | 80時間 |
評価時の攻略度 | CG・音楽・発行同人誌・ゲスト作家100% |
オススメ度 | ★★★★☆ |
感想 |
コミケを題材としてPCソフトで大ヒットした同作品を、バグの多さも含めて移植されたものです。 ぺーぺーの漫画家志望の主人公が、漫画を描くこと以外に何も楽しみがないのではと思えるほどに1年間ひたすら漫画のみを描き続け、かつ登場する女の子を1年かけて落としていく内容です。コミケの雰囲気を味わうことが出来ますが、間違った知識まで埋め込まれてしまわれないように注意しなければなりません。 漫画を描く作業が、ドリームキャストではスティックでコマンドを入れることで行われます。私個人は、こういう細かな作業は好きですが、2週目プレイから結構メンドウになります。スキップする機能があると良かったですね、例えばスキップせず入力すれば多少速く完成するとかにしとけばどっちにもメリットがあるわけですし。 ドリームキャスト用にオリジナルキャラが入っていますがイマイチです。色んなキャラと絡ませているのはいいのですが、ヒロインの座を奪おうというつもりでないのであればそこまで狙う必要もなく、逆にイベントが長ったらしくストレスを感じました。 評価は、問題ありまくりでありながらここまで良い評価を付けれると思います。シナリオ・キャラ共々、さすがはPC版でヒットするだけのことはあるなと唸らせられる出来です。 まぁ、それだけに数々の問題が目立つ結果ではありますね。CDが止まる系のバグは、アクアプラスは「再現せず。コントローラ・本体を別のと交換して下さい。」と公式に発表して各HP上でさんざん叩かれてますし、コマンド入力も不平不満が出ています。 ただ、コマンド入力は個人的には時間はかかるけど良いと思います。また、CDが止まる系は、アイテムの使用を避けるとほとんどが避けられます(私の場合は、癒し系CD等のアイテム使用後のBGM切り替えで頻繁に発生したので、それらを使わないことで発生しなくなった)。まぁ、メーカーの対応についてはちょっとフォロー出来ないけどね(適当に調査しますとかであしらえばいいのにさ)。 |
総プレイ時間 | 57時間 |
評価時の攻略度 | 全ヒロインクリア |
オススメ度 | ★★★★☆ |
感想 |
サクラ大戦シリーズの3作目。大神隊長が帝都から巴里に移り、巴里での戦いが舞台となる。一応、前作のキャラもちょいキャラとして登場する。 基本的な話の流れは前作同様。お馴染みのLIPSを用いたアドベンチャーと、フリー移動モードを交互に行い、各話ごとにボスが登場する。今回からキャラクタが3Dになっているので、戦闘時はマス目というものがなくなったので、どのくらい移動出来るかがわかりにくくなっている。そのかわりに、攻撃力をボタンを押す回数で調節とかの目新しい機能で戦闘の幅は出ている。 目的キャラをヒロインにするのは大分ラクになっている。第6話でのデートの誘いを恋愛度の順位に関係なく行え、選んだキャラの恋愛度が一気にトップ近くまで上がるので、複数プレイの手助けになる。もち、それ以外にも1度クリアするとザコ戦を完全スキップ出来るとか細かな気配りもされている。 相変わらず、個性的というかクセのありすぎるキャラクタばかりなので、好きでないと全員クリアはタイヘンかも。バトルやフリー移動が3D視点になったのも最初とまどうところだが、演出の効果は大きくなった。ムービーの量もかなりあって良かったところ。ラスボスは何回も戦わされてメンドウなだけにしか感じなかったのが痛いところか。 |
総プレイ時間 | 14時間 |
評価時の攻略度 | 難易度をEASYにしてアーケードモードをクリア |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
感想 |
コンシューマ機としては始めてとなるタイピングゲームです。 ハウス・オブ・デッドの舞台が基本で、ガンの代わりにキーボードを使って敵を倒していきます。 制限時間内にワードを入力できれば何故かゾンビが倒れてくれます。その辺はタイピングゲームでは深くは追求しないのがよいでしょう。 難易度は若干高めかと思われます。私が下手なのかとも思いましたが、どうやら周りの業界の人間にプレイさせてもさほど変わりがなかったので、やはり難易度は高いのでしょう。 入力する単語がクセのあるものが多いというのもこのゲームの特徴の1つで、特にボスキャラ攻撃時に入力する単語(というより文章)は狙っているとしか思えないほど変なものばかりです。 3面のボスのなぞなぞがこのゲームの最大の難所で、問題と答えをある程度覚えていないと追いつきません。しかもやっかいなことに、問題は同じでも選択肢が総入れ替えというのもあって苦労させられます。 評価の方ですが、ゲーム内容としての評価は高いです。チュートリアルモードが豊富で、ブラインドタッチをじっくりと学んでいけますし、1文字1文字入力するごとに弾が発射されているので、爽快感もバッチリです。 ただし重大な問題として、ドリームキャスト用のキーボードを購入しなければならないことがあります。 現状ではキーボードに対応しているのはドリームパスポートだけ(「ねっとDEぱら」も使えたかも)なので、ソフトと合わせての出費がかなり痛いです。 よって、全体としてのオススメは平均の3としています。キーボードをすでに持っているならオススメは5としても良いでしょう。 |
総プレイ時間 | 12時間 |
評価時の攻略度 | 全曲DL済みでノーマルレベルでクリア |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
感想 |
マラカスを使ったリズムアクションという一風変わった内容です。 リズムアクションの宿命ということで専用のコントローラが必要となってきます。 内容はあえて説明する必要もありませんが、リズムに合わせて画面の指示通りにマラカスを振って行きますがマラカスはただ振るだけでなくて、連続して振ったり、ポーズを取ったりとなっており単調にならないようになっています。 最初から選べる曲は12曲と寂しいのですが、専用のホームページにアクセスしてデータを落としてくることで倍近くの曲が選べるようになります。 基本で選べる曲はサンバ系ですが、追加で選べる曲はセガの往年の名作のBGMがあって懐かしさがこみあがります。 オススメは景山氏熱唱のレンタヒーローですね。歌に合わせてマラカスを振り回すのはなかなかノレます。 さて評価の方なのですが、オススメ度となるとかなり落ちてしまいます。残念ながら完成度に不満があるためです。 まずは各音楽の終わり方がフェードアウトになることがあげられます。これでは達成感が得られにくく、いつのまにか終わってしまっちゃったという感じになってしまいます。 さらには専用コントローラにも問題があります。値段もソフトの値段以上と高く、マラカスの反応も下段位置が鈍い(または反応させにくい)です。家庭用のコントローラとしてはがんばっているという雑誌紹介もありましたが、所詮プレイヤー側としては使いやすさ優先なので続編では改良してもらいたいところです。 ですがDDRと比較した場合、近隣への騒音についてあまり気にしなくてすむというメリットが大きいので今後に期待したいです。 |
総プレイ時間 | 38時間 |
評価時の攻略度 | 全CGオープン |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
感想 |
発売までさんざんかかった割りに、移植のスピードは速かった作品。Hシーンはカットされたが、音声という武器が追加された。 前世で悲恋となった主人公達が、現世で同じ舞台で悲恋を断ち切って恋愛するという話。対象となるキャラは4人だが、前世での立場の問題上もあって、攻略可能となる順番が存在する。妹を攻略しなければ、姉は攻略出来ないし、全員をクリアしていなければ娘は攻略(?)出来ない。 共通ルートはギャグがメイン。中間より前あたりで個別ルートに入る。メインヒロインを攻略していれば、過去とのつながりを踏まえながら話が展開されていく。ラストになると全員揃って不幸になるが、エンディングでなぜか幸せな展開へと急に移ってしまうため、少々の脳内補完は必要。 初回プレイは特にどうともなかったが、メインヒロイン攻略後の過去編プレイ後辺りから、前世と現世との絡みを使ってうまく表現している。しぐれルートでの過去シーンなどは結構楽しめた。キャラの設定上ということもあるが、メインヒロイン(澄乃)が他のヒロイン(桜花)ルートでちゃんと幸せになっているのは新鮮だった。その分、全てのルートでエンディング直前の展開が、ムリに幸せに持っていたような違和感を感じる。 コンシューマなのでHシーンはないのはいいが、上手く隠した立ち絵くらいは欲しかったところ。芽衣子シナリオも追加されていれば、もっと楽しめたかも(PS2版は追加されるそうです)。 |
総プレイ時間 | 16時間 |
評価時の攻略度 | シェア100%エンディング到達 |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
感想 |
シェアを失い苦戦するセガを救うという、ソフト開発シミュレーション+RPG+シューティングです。 序盤はゲームを開発する仲間を探すため、開発室というダンジョンへと潜り込むRPG。人間の心を失った開発者が敵として現れるため、「戦う」ではなく「説得する」というスタンス。説得出来ると経験値が入るのは普通だが、戦闘後に交渉出来る場合がある。それぞれの好きな話題を振りつつ賃金をねぎるという、アコギな交渉。戦闘時や交渉のセリフは、ややシャレにならないものが多い。 中盤は、シェア回復のためにゲームソフトをがしがし作りまくるシミュレーション。ここが一番ムズイ。最初のウチは開発予算が少ないため、広告や設備投資にお金があまりかけられずに苦労する。ちまちまと、それなりのゲームを作って開発費を稼ぐのがポイント。 ラストが何故かシューティング。敵の姿が歴代のセガのゲーム機に変形するが、このシーンが無茶苦茶かっこいい。メガドライブのCD&32Xとの合体シーンなんか、ちょっと鳥肌モノです。 色々な要素が詰まっているが、ちょっと中途半端。ちょっとした10万本セール手前のソフト程度でも、シェアが数%だが簡単に回復出来るというのもムリくさい作りな感じを受ける。ただ、ラストのシューティングは良かった。これを見ただけでも全てが許せると思う。 本当にセガがシェア100%を達成する日はいつでしょう。 |
総プレイ時間 | 18時間 |
評価時の攻略度 | エンディング到達 |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
感想 |
お手軽タイプの3Dパズルゲーム。壷の中に吸い込まれた村人を救うため、各エリアをクリアしていくといったストーリー。パズル中心なのでストーリーはほぼ関係なし。タイトルのマリネは主人公の名前だが、タコ(蛸)は主人公を助ける妖精。 エリアに配置されたギミックを動かしたり壊したりして解いていくが、時間制限はないのでゆっくり考えられる。また、謎自体も複雑なものは少なく難易度は低め。ギミックは3Dだが、キャラクタは2Dなのは謎である。 プレイヤーが気を付ける点は、マリネを自由に動かせるわけではないことと、ギミックに対してのアクションの初期動作が決まっていることの2つ。マリネはギミックを指定するとそれに向かって移動するようになっている。よって、ある場所の正面ではなく横に移動させたいと思ったら、一旦別の場所を指定しておいて、その場所に動いている最中にキャンセル指示を出して移動を止めて調節しなくてはならない。同じく、あるギミックを「さわる」のではなく「叩く」としたい場合は、触ろうとした瞬間に同様にキャンセルして指示しなくてはならない。これがちょっとメンドウ。 元々の定価も低いせいかボリュームは薄い。難易度が低いのもあるが、評価としては低い。手軽に遊べるが、さすがにパズルタイプは、一度遊ぶと終わりなので寂しいところ。キャラクタのアクションはちょっとムラムラさせられるものがある。ロ系の人は要チェック。 |
総プレイ時間 | 38時間 |
評価時の攻略度 | 全モードがオープンするまでプレイ |
オススメ度 | ★★★★☆ |
感想 |
他作品パクリまくりのロボット3D格ゲーです。それぞれのキャラクタが何が元ネタになっているかを全部わかるようになれば、もう立派なアチラの世界の方となれます。 さてゲームの方ですが、3D格闘といってもコマンドは単純そのもので、バーチャ系みたいにボタンの連携とかも必要もないのでコマンドも簡単に覚えられます。ですので必殺技合戦に近いものになってしまいがちですが、このゲームが大味であることを考えれば別にいいような気もします。 このゲームの一番の見所は決まれば絶対に倒せるファイナルアタックの存在です。ただし、相手の体力が1/4以下になっている(1回勝利消費&1/2ゲージ以下にする)ことが条件となってきますが、絶対に倒せる技をそんなに早く出されてもたまったものじゃないのでそれでよかったと思います。 むしろ1回しか出せないというのがミソで、外したらもうオシマイ。そうなると相手に与えるプレッシャーが一気に減ってしまうという、そのバランスが良かったのではないでしょうか。ポリン劇場はとりあえず全員分見ましょう(笑) 評価としては、大味ではあるもののノリがよくて気軽に楽しめるところから高いおすすめ度をつけています。マニア受けしすぎという指摘もあるでしょうが、ドリームキャストのユーザー層を考えれば問題ないでしょう(笑)。カラオケモードでぜひともOP曲を頭に残ってしまうほど聴いて欲しいですね。結構、口ずさんじゃいますから。 |
総プレイ時間 | 3時間 |
評価時の攻略度 | ストーリーモードを難易度ノーマルでクリア |
オススメ度 | ★★★★★ |
感想 |
対戦シューティングという新しいジャンルを築いたネオジオの名作です。 サターンにも移植されていますが、サターンオリジナルキャラ(ネオジオ版の没キャラ)は含まれていません。 ロリロリしたキャラクタを使っているため完全にターゲット層が限定していますが、その割りにはわかりやすいルールも手伝って熱中できる内容になっています。 システムは、いかに連鎖を決めて相手にオジャマキャラを送るかという落ちモノパズルに近い内容になっていますが、落ちモノ系とは違って弾除けのテクニックさえ持っていればいくらでもさばききれるので、連鎖手順知識よりも反射神経が求められます。 シューティングなので、相手プレイヤーからのオジャマキャラ以外にも敵キャラが出てきますが、この敵キャラに接触してもミスになることはありません。よって、相手を倒すためにはどうしても連鎖を行ってのオジャマ攻撃が必要となります。ですが、何も考えずに敵を撃ちまくっていてもなんとかなるので、単純にノルマ時間が不定期なシューティングゲームとして考えてもいいでしょう。 評価の方ですが、これはハマります。オススメです。プレイ時間が3時間しかないのに、どうオススメなんだと思われるかも知れませんが、ネオジオ版・サターン版ともすべてやってます。ネオジオのROMカートリッジは値段が高いですが、1プレイ10円と考えても元は取ってます(笑)。 シューティングとしての弾除けに加えて、相手プレイヤーに攻撃する爽快感が味わえるという点が大きく、また、対戦プレイが熱いのも当然ですが1人プレイでも燃えることの出来るバランスもよく取れています。 キャラクタのカワイらしさも手伝っているでしょうが、そこはADK。素晴らしい仕事をしてくれました。 |
総プレイ時間 | 14時間 |
評価時の攻略度 | 全CG回収、アーケードモードはノーコンテ19面。 |
オススメ度 | ★★★★☆ |
感想 |
業務用として出されていたものを、Hなくして家庭用に移植された作品。 蜂の巣状のマスの中に隠された星を、制限時間内に全て回収するパズルゲームです。カーソルをマスに合わせると、そのマスと周りの隣接するマスの中に隠されている星の数が表示されるので、そこから星の位置を推理する仕組みになっています。ルールは違いますが、感覚的には「マインスイーパー」に似ています。 星を探し出すこと自体は、2〜3回ほどのプレイで簡単にコツが掴めるのですが、制限時間の存在が絶妙に加わっているため、難易度自体はやや難し目といったところ。慣れるとスコアアタック(専用のモードはないですけど)が燃えます。ノーミスは当然として、無関係なマスを一切めくらない「シークレットボーナス」を狙うため、若干の記憶力を要しますので、かなり熱中します。 評価はややオススメ。最初は結構つまづきますが、結構慣れは早いと思います。熱中度もかなりなもんでし、ギャルゲーと思わずプレイしても大丈夫です。メーカーロゴ時の「ほへ?」にはちょっと萌え。 救済処置として、コンティニューを繰り返すと(初期はコンティニュー不可なのでゲームオーバーを繰り返す)、オプションでのコンティニュー回数が増えるので(最大99とメーカー発表)、誰でもCG回収は可能です。家庭用なのでHなのはないですけど。 |
総プレイ時間 | 80時間 |
評価時の攻略度 | エンディング9/10、SP1000超 |
オススメ度 | ★☆☆☆☆ |
感想 |
すごろく形式の恋愛ゲームです。オリジナルは18禁PCなので当然ながら一部シナリオが変更されています。 サイコロを振ってマスを進んで行き、女のコと同じマスに止まって仲良くなってシナリオを進めていきます。 すごろく形式という割には好きなようにマスを行ったり来たり出来るので、自由度は高めです。 ただし、アイテムを使っていかないと思うように仲良くはなれないので難易度は少し高くなります。 PC版のウリの部分が当然ながら削除せずを得ないため、DC版でこれがウリだというのがないというのが残念です。あえてあげれば声優がベテランに変わったことでしょうか。 さて評価の方ですがオススメ出来ません。長い間遊んでいて攻略もやってるのにこの評価ですか?という話もあるでしょうがそれも1つです。1プレイが長めです。 キャラクタの動きを早めたりすることでなんとかならなくもないのですが途中でダレてきます。 そのためプレイの長さに対してイベントの数も少なく感じてしまいます。処理落ちやコントローラでの反応の問題などもあります。 かといってPC版がオススメかどうかと言うとそうでもないんですけどね。残念です。 |
総プレイ時間 | 34時間 |
評価時の攻略度 | 全CG回収済 |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
感想 |
コンシューマ機オリジナルの恋愛アドベンチャーです。 プレイステーション版で発売されたものを基本としてグラフィックとシナリオを追加した上に、ネオジオポケット版の別シナリオやPCで発売されたデスクトップコレクションの画像も一緒に収録しているコンプリート版です。 主人公には中学の時に付き合っていた幼馴染みがいましたがその娘は交通事故で他界しています。しかも主人公の呼び出しに応じて向かう最中に事故に遭ったため、主人公はその死を今でも引きずっているという暗めの設定になっています。 主人公には付き合っていた娘の他にもう一人幼馴染みがいて、その娘がこのゲームのヒロインとなって主人公の周りではげましたりしてくれます。 攻略可能な女の子は5人でイラスト&CGのレベルはなかなかです。 評価の方ですが特にオススメもないでしょう。シナリオの出来は、ヒロインのシナリオはよかったのですが他のキャラがイマイチといったところ。 システム面はスキップ機能やセーブ個所がたくさんあったりと、コンシューマとしてはめずらしくPC系に近い良い出来なのは評価出来るのですが。 とにかく「にんにんねこぴょん」のインパクトは大きかったです。この猫が可愛かったですね。 |
総プレイ時間 | 1時間 |
評価時の攻略度 | 1プレイクリア |
オススメ度 | ★★★☆☆ |
感想 |
キャラクタは3Dですが、実際には2Dと同じ感覚の格闘ゲームです。 対戦は1VS1で行うのですが、パートナーキャラによって異なる特殊攻撃を繰り出すことが出来る。今作では、ツープラトンに加えてスリープラトンを使うことも出来るので、より一層パートナーキャラも重要になっています。ただし、前作では割り込んで使えば無敵だったツープラトン攻撃ですが、新しくツープラトン返しというシステムが出来てしまったため、適当に出しているだけでは勝てなくなりました。 通常の格闘以外にもボードゲーム風のキャラ育成モードなども追加されていて、それなりに楽しめます。また、3Dキャラもずいぶんと滑らかに描かれています。 ゲームの評価としてはまずまずと言ったところ。ゲージが貯まり易いので、システムを熟知して使いこなせないとツライです。基本的には連打ゲーに近いのでなんとかなるかも知れませんが。普通の格ゲーに比べて、キャラが喋り捲るのでやってて楽しいというのはありました。 |