ゲームレビュー/Windows



学園〜恥辱の図式〜
総プレイ時間 12時間
評価時の攻略度 全員の個別&ハーレムエンドクリア
オススメ度 ★★★☆☆
感想 ターゲットの親の借金をネタに女の子を脅す凌辱ゲームです。
移動パートではターゲットと会うようにしていればいいだけなので簡単ですが、凌辱パートは一定以上のポイントを溜めないと駄目になっています。といっても、選択肢の数も少ないうえに効果がはっきりと見て解るので、セーブして繰り返せば攻略は難しくはありません。
このゲームのポイントは、攻略そのものではなくて、凌辱シーンのパターンの多さをいかに網羅出来るかです。選択肢でどれを選んだかによって、その後の服装のちょっとした乱れとか体液とかそういったものが微妙に変わるだけでCG一覧に登録されるものが変わります。回想モードでもCG回収は出来ますが、かなり大変です。
評価は普通といったところ。目立った欠点も見当たりません。
攻略自体は、お手軽とまではいかないですが簡単で、やり込みたい人用にCG回収がかなり困難という特別措置付きといったところでしょうか。
体液調節機能というよくわからないオプションも付いてますが、いざ使ってみるとCGの雰囲気もずいぶん変わるもので、ちょびっと楽しむには面白い機能です。あとシナリオで、女の子達が簡単に堕ちないのは好感持てました。


PIL collection SM3800シリーズ 学園ソドム remasters
総プレイ時間 10時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★★☆☆
感想 PC98で問題作となった作品をWINDOWS版でリニューアルされたもので、その廉価版です。
いきなり学園にやってきた脱走犯に女生徒のクラスが人質となり凌辱されるといった、展開としてはよくあるパターンですが、この作品では主人公はこの脱走犯の方ではなく、このクラスにやってきていた教育実習の見習教師となっていて、犯人に脅されて女生徒を襲うことになります。しかも、鬼畜モノにも関わらずに女の子とのエンディングは純愛系同様に好感度を上げていかなければならず、襲ってばかりもダメというもの。だからといって、襲わずにいると脱走犯に殺されてしまうという、狭間での行動を取らされてしまいます。
システムはコマンド選択式のアドベンチャーですが、全ての選択肢が時間制限付き(サクラ大戦のLIPSみたいなの)になっていて、選択しない場合には結構な確率で殺されます。
選択肢一発で、即ゲームオーバーのものが多くて頻繁にゲームオーバーになりがちですが、セーブ&ロードに頼らずとも、コンティニュー機能がありますので即座にその選択肢からのやりなおしが出来る救済措置も入っています(ただしコンティーニュー回数に制限はある)。CGの回収も、CG鑑賞モードで見ていないCGを見る方法のヒント(ほぼ解答に近い)が出るので、フルコンプは以外と楽かも。
この作品は評価を付けるのに非常に悩みました。4を付けたくもあり、2に落としてもいいかもと悩んだりとで、結局は並評価にしました。
主人公が鬼畜というのであれば、そういうゲームとして進めていけるので何の抵抗もなかったかも知れませんが、かなり一つ一つの行動に考えさせられるものがありました。あまり長々とやっていると人間不信入りそうなヤバい感じです。
一番辛かったのがCG回収のため、攻略可能な妹(処女)を犯人に差し出す場面。犯られて泣きながら「お兄ちゃん、助けて」と言い出すシーンはマジ辛。妹属性入ってると、ここで即アンインストですわ(爆)。
主人公死亡以外は全てハッピーエンドなのが救いかな。辛い作品ですが、これこそが本当の意味での鬼畜ゲームと言えるでしょう。


Kasumisan#〜真夏のリフレイン〜
総プレイ時間 9時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 ある日、幼馴染のヒロインが交通事故で他界するが、気付いたら主人公はその当日にタイムスリップしてしまう。それを何度か繰り返すうちに、過去に起きた事件が絡んでいることに気付く、といった感じのタイムトラベルもののADVです。
シナリオはそれほど練られているわけではないので、最後までプレイすると「あっそう」で終わってしまいます。ネタばらししますと、夢オチに近い結末になっています。Hシーンも後半に1回あるだけです。
で、本編よりもタイヘンなのがオマケの育成モード。本編後という設定で、延々とヒロインとHしまくるだけ。バイトで金稼いでアイテムを購入して新しいHをするといった、調教ゲーに近いものがあります。CGの回収はやってれば埋まるのですが、日記の回収がかなりメンドウです。発生条件を満たした日にしか判定がないため、重複して他の日記の条件を満たすと以降に繰り越しとかがされないのがやっかいです。日記そのものにCGがないのが救いです。
さて評価ですが、本編のシナリオが肩透かしなのと、オマケモードが結構メンドウなのがひびいています。個人的に絵柄は好きなんですけどね。あと文字がちょっと読みにくいのも気になりました。
オマケモードでの、浮気後の日記は、「グサッ!」っとくるものがありました。みのりちゃんゴメンって感じです。


風ノ唄
総プレイ時間 13時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 昔訪れたことのある地で暮らすことになった主人公と、久しぶりに会った少女やアパートの住人との生活を中心としたアドベンチャー。
攻略対象が4人と少ないが、4人とも知り合い同士なので部分部分で物語に絡まっている。ただし、同時攻略とかは考えなくてもいいため、攻略自体はそれほど難しくはない。
ストーリーは前半は平坦だが、後半になって個別シナリオに入りだすと重くなる。いじめられっ娘、過去をひきずっている娘、病気持ちと、読んでてキツイ場面もちらほらとある。ただし、盛り上がりはイマイチ。Hシーンは各女の子ごとに複数用意されているので、ボリュームはそこそこある感じにはなっている。ゲームシステムも一通りのものは揃っているので、プレイ時の問題はない。
特に目立った点がないので、キャラ絵が好みかどうかで評価が決まるレベル。オープニングムービーはちょっと良かったかなとは思える。パッケージが水着なのにゲーム中に水着シーンが出てこないのはどうしたものかと思ったが、「スク水ノ唄」の伏線だったのかも。入手できるのであれば、そちらも合わせてプレイすると良い。音声はないがそこそこHである。


家族計画〜絆箱〜
総プレイ時間 28時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン
オススメ度 ★★★★★
感想 家庭愛というものを失くしたり知らずに育った者達が、なりゆきで1つの家族として暮らしていく物語。同社が出した同作品のフルボイス版。
お互いの利害の一致により家族のフリをして暮らしていくという内容で、各キャラの抱える問題が頻繁に発生するので展開の上下は激しい。終盤付近まではシナリオは固定で、ラストの展開もほぼ同じ。とかく不幸な環境に育ったキャラばかりなので、全体的に泣かせ系で話は進む。
男性キャラ陣はシリアス風に見えてお笑い担当なので、変にドロドロした展開になるのを上手く防いでいる。フルボイスということで男性陣にも声があるが、有名声優にやや似ている風もあり、配役はなかなかハマっている。
話自体は多少重いが、ラストはヒロインだけでなく皆一応のハッピーエンドになるということで、後味が悪くなることもなく、じっくりとシナリオにハマれる。その分Hシーンが少ないという問題が出てくるが、ムリして入ってなくてもかまわないと思えるほど。BGMに声優の質も高め。
追加版もフルセット版もどちらも付属品が多いが有用なものは少ない上に、箱がやたらとでかくて他のソフトとサイズも異なるので保存が困難というのが最大の問題である。


家族奴隷化計画
総プレイ時間 7時間
評価時の攻略度 全CG&イベントオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 実の父の死の原因が育ての父にあることを知った主人公が、父への復習のため今まで家族と思ってきた母や姉妹を陵辱するというゲーム。
攻略自体は、ターゲットのいる場所に移動するだけで良いので簡単。なのでゆっくりと家族を陵辱する過程を楽しむゲームである。ターゲットは母と姉と妹2人の計4人。それぞれ手段の方向性が全然異なるのがミソ。一番下の妹のシナリオはちょっと驚き(ショック)。
一部のシーンはアニメーションを使っている。動きまくるほどではないが、効果的には使われている。元の絵の塗りに近い形のアニメなので、アニメと通常CGのギャップの差は少ない。それぞれのターゲットの攻略状況によって、家族揃っての食事シーンでの会話が少し変わるので、全体の調教の進行が実感できるのは良い。
攻略が簡単(というより無いに近い)なのでシナリオを追っているだけの感はあるが、シナリオのシチュエーションが十分に楽しめるので問題はないかと。主人公が序盤は純愛系のフリしてどんどん鬼畜化していくのも、陵辱系のゲームとしてはなかなかよかった。その分、どのエンディングもバッドエンドに近いが(これは本来の目的からすれば当然か)。
音声が同社の「はじるす」とかぶるので最初違和感があったが、先の独特なイってる喋り方じゃないので、なんとかセーフ。システムもしっかりしているし、アニメを使っているシーンでのスキップもスムーズなのでストレスを感じることはなかった。まずまずの評価をつけられる作品です。


カナリア〜この想いを歌に乗せて〜
総プレイ時間 10時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 ごくごく普通の恋愛アドベンチャーです。
主人公とそのバンド仲間との話で進むわけですが、バンド活動は週に1回なためシナリオでは特に重要な要素をしめていません。
このゲームのポイントは、やたらとメディア化を狙ったようなアニメ絵と、有名声優の起用、そして各エンディング毎にエンディング曲(歌あり)を用意しているところです。
ドリームキャストに移植の話も出ているほどなので、その手のシーンは実にソフトです。当然、エンディング直前にしかないというのもお決まりです。
ゲームのポイントを加算しても、こういった評価でしかないでしょう。
どのキャラともシナリオがイマイチです。選択肢が出たとたんにメッセージが消えてしまうのも、なんだかなぁといったところですし。
ただ、エンディング曲のうちのいくつかは、なかなか気に入りました。あと、こおろぎさとみ演じる妹キャラもなかなかでした。目当てのかないみか演じるキャラがイマイチなのが残念です。


花譜〜この調べが君に届きますように〜
総プレイ時間 17時間
評価時の攻略度 CG全オープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 料亭でバイトする主人公とその周りの女の子との恋愛アドベンチャーです。ハッキリ言うと大正時代版ピアキャロってとこですか。
女の子の登場シーンにHシーンでムービーが用意されており、また通常の立ち絵もキレイに書きこまれています。
登場する女の子は5人と少なく、バイト後に誰と話すかでの選択で、目的の女の子を選んでいればほぼ攻略可能なとこもあってか難易度は低めです。
また、この手のゲームにしては珍しく主人公の顔を出しています。だからといってどうということはないんですけどね。
評価ですが、ちょっと残念といったところですかね。
まず、このゲームのウリとしているムービーですが、それほど数があるわけでもなく、メーカーのウリ文句の「随所に…」というのにはいささか疑問符がついてしまいます。また、通常のCG(立ち絵含む)が書きこまれているだけにアニメ絵とのギャップも強いです。
またただでさえ登場する数が5人と少ないのに加えて、女の子によっては他の娘とシナリオが重複しているため、全体のボリュームがやたらと少なく感じてしまいます。
細かなところですが、CG読みこみ時にわざわざマウスカーソルを砂時計に変えてますが、結構うざったいです。立ち絵の読みこみでやられると一瞬だけ変わる程度なので結構目につきました。
確かにHシーンがムービーというのは良いのですが、それだけでは駄目ですね。


ガンシスター
総プレイ時間 5時間
評価時の攻略度 CG全オープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 タイトル通りに、シスターが銃を振り回して戦うといった内容で、アニメーションシーンを多く盛り込んだ作品。
賞金首の主人公が事故に遭遇して教会にやっかいになるが、何故か神父の趣味で教会には銃器が多数取り揃えられており、教会の子供達を守るためにシスター達が銃で戦うことに協力をしていく。選択肢は冒頭の主人公と相棒の会話での質問だけといっていい程で(一部、別CG用に選択肢は出る)、その選択内容でヒロインが決定して、シナリオが進む。狙ったヒロインルートに進むのは困難だが、選択肢数も少なくてどのヒロインルートかも比較的わかりやすいので、総当りするつもりでやっても、それほどの手間ではない。
ヒロインの戦闘時とHシーンにアニメーションが使われている。Hシーンも回数こそ少ないもののアニメの量も十分なレベル。シナリオも単純明快なので、気楽に出来る。
アニメーション作品を手軽にプレイしたいという人向けといったところ。音声を全て聞いてゆっくりとプレイしたとしても、1プレイにかかる時間は1時間程度なので即楽しめるが、逆にじっくりとプレイしたい人にとってはあっさりしすぎ感は出てくる。
手軽なのでオカズとしての使い勝ってはよいかと。ヒロインを全員攻略すると、オープニングがちょっと変化するのはなかなか良かったかと思う。


君が望む永遠
総プレイ時間 69時間
評価時の攻略度 CG全回収&全エンディング達成
オススメ度 ★★★★★
感想 事故で意識を失っていた彼女が3年ぶりに目を覚ましたが、主人公はすでにその彼女の友達と付き合って暮らしており、その狭間で悩む主人公を描いたアドベンチャー。その2人以外にも攻略対象の女の子はいるが、基本はこの2人のどちらを取るかで話が進む。
目覚めるまでの人間関係をプレイヤーに植え付けるために第一部としてシナリオが用意されているが、これだけでも結構な量がある。描写も細かで、主人公がどのように彼女のことを好きになっていくかが段階よく表現されている。第二部が本編部分で、こっちもまた細かで長い。ルート決定のような選択肢を選んでもなかなか一直線に終わりに向かわずに、ちゃんとすべてを片づけるまでは延々と主人公は悩まされます。その分、エンディングに到達した時に感動出来るってとこかも。ただ、文章はやたらと主人公の悩みが長いです。しかも、主人公はやたらとその場の雰囲気で流されたりしますのでもどかしくなること多々あります。
久々の大当たり作ですね。死というものを扱わずに(一部のサブキャラシナリオにはあったけど)、ここまで感動出来るシナリオは少ないんでないでしょうか。片方捨てて、はいおしまいってゲームではなく、そこまでの過程をぞんぶんに味合わせてくれます。というか、泣けました。
シナリオだけでなく、BGMやCGもかなりのレベルです。プレイ時間がかなり長めということと、少し展開が重いという点がありますが、オススメしたい作品です。


ぎゃくたま
総プレイ時間 22時間
評価時の攻略度 CG全オープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 親の借金を返済するため、世間知らずのお嬢様に近づいて逆玉を目指すというアドベンチャー。
手段を問わずにお嬢様をゲットという冒頭のセリフがあるが、内容は鬼畜系じゃなくて恋愛系。なので主人公もジゴロでもなんでもない一般学生だったりする。当然、同時攻略不可という恋愛系の最近のルールに沿ってたりします。
基本は目的の女の子を追っかけることですが、他の女の子にも適度にちょっかい出してないと駄目だったりする。おまけに選択肢での分岐で別パラメータが変動するので、狙ったエンディングを出すのは結構手間がかかります。
評価としては普通に楽しめるといったところ。CGによってはキャラが別人に見えたり、MAPでの会話が同じ物も多いので、やや作業化してしまうところが残念ですけど。まぁ、こんなお嬢様いねぇよ、と下手な突っ込みはせずに楽しむのがいいでしょう。


キャッスルファンタジア〜聖魔大戦〜リニューアル
総プレイ時間 27時間
評価時の攻略度 CG全オープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 4年ほど前に発売された作品のリニューアル版です。話の流れ的には同じですが、システムやCGなどが改良されています。そのせいか、リニューアル版でも値段が同じだったりします。もっとも、現時点では廉価版として発売されてはいますが。
選択肢によって微妙に分岐はするものの大筋の流れはほぼ共通。ヒロインに誰を選ぶかによって、最終的に2種類に分かれます。RPGパートはほぼオマケといった程度。RPGによって成長してようがしていまいがエンディングには関係ありません。ですので、ジャンルとしてはADVに分類される内容です。
RPGパートもパっと見はクォータービュー形式のタクティクスシミュレーションですが、地形による制限は全くなし。敵も何も考えずに突っ込んでくるようなものなので、こまめに回復しながら戦うだけで難なくクリア出来ます。一度クリアすると、行ったことのある戦闘をスキップすることも可能(その場合、自動的にパワーアップが行われる)なので、複数回プレイの場合の手間がいくぶん省けるのは便利です。
RPG部分が単調なので、飽きが早いです。また、シナリオの方はごく普通の出来ですが、Hシーンはさっぱりしすぎています。複数回プレイ用に戦闘スキップなどを入れているのはいいのですが、それでも微妙な違い(特定キャラが戦闘に参加するしないの違い程度)によっても戦闘は行わなくてはならないので、1プレイは平均しても長めです。
戦略的要素も少ないので、MAPの広いのだけはなんとかして欲しかったです。


行殺♥新選組
総プレイ時間 11時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★★☆☆
感想 新撰組のキャラを題材としたアドベンチャーです。池田屋襲撃辺りが舞台となりますが、歴史通りにシナリオが進むというわけではありません。なお、当然ながらエロゲーですので、登場する新撰組の大半が女性です。
1プレイが短いので、常に特定のキャラと会うようにして好感度を上げていかなければなりませんが、最初の2話でヒロインがほぼ決定するので、攻略はずいぶんと楽です。その分、シナリオというか会話を楽しむようにプレイするのが正しい進め方でしょう。会話といってもメッセージは少ない方で、顔ウィンドウが画面を動きまわったりまっぷたつになったりして、騒がしいと言うか、にぎやかと言うか激しいです。
ゲーム中にはいくつかのパラメタがあるのですが、ほとんどが無視出来てしまいます。MAP移動画面で金の押借りが出来ますが、金の有無はこのゲームではあまり意味がなく、むしろ、この押借りでのクイズの問題数が異様なほど多くて、何故こんなところに無駄なほどにまでコっているのか不思議です。
やってて、普通に楽しめる作品です。幕末に詳しい方なら、もうちょっと別の意味で楽しめるかと思います。逆に、怒りを感じる可能性もあるかも知れませんが。
幕末モノがある程度好きだがそれほど詳しいわけではないという、私に似たような人ならば、逆に本物の幕末モノをちゃんと知りたくなるような好奇心を掻き立てられるノリはあります。土方EXシナリオが、おそらく唯一、歴史に沿って(五稜郭まで)展開するシナリオでしょう。もう一度、年末時代劇スペシャルなどが見たくなります。
あとは、一部で莫大な指示を受けているオープニング曲ですが、過度の期待はしないように。切腹よ♥


黒魔法少女サディスティック妖子
総プレイ時間 27時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 冴えないオカルト好き少女がある男性に一目ぼれしますが、その男性にはたくさんの女の子達がむらがっているため、悪魔を呼び出してその女の子達を陵辱してしまうというゲームで、プレイヤーは呼び出された悪魔となります。
魔界制覇をたくらんでいる位に力のある主人公ですが、人間界では存分な力を発揮出来ないため、呪いのアイテムを入手してパワーアップしないと、全然歯がたちません。よって、アイテム入手と入手したアイテムを合成してさらに強力なアイテムを作成する操作がメインとなります。ただし、どのアイテムを組み合わせればどういったアイテムが作成出来るかという情報は一切ありません。組み合わせは任意の2種類というだけなので、ノーヒントでプレイしようと思ったら、相当な時間をかけての試行錯誤が必要になります。唯一の救いは、1プレイが終了した後に、その時点で持っていたアイテムを引き継いで最初から始められることです。
攻略可能な女の子は4人で、呼び出した少女にはむかうことも可能。ただし滅茶苦茶強い。主人公の初期の体力が800しかないのに、彼女の体力は60000近く。ちゃんとアイテムの効果を熟知してないとまず勝てません。
結構ブっとんだノリを持った作品で、個人的にこういうノリは大好きなんですが、いかんせんゲーム自体が苦痛です。アイテム集めなどは面白みがなかったです。やはり、組み合わせをしらみつぶしに調べなければならないのと、その割に種類が多いだけで使えるアイテムは実は少なかったりと、色々と問題をかかえています。
ただ、前述したようにヒロインの性格がイってるので、ノリはいいです。また主題歌も最高ですね。それだけに惜しい作品と言えます。


Care〜癒すべき不治の狂気〜
総プレイ時間 5時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 癒し系監禁陵辱アドベンチャーというジャンルらしいですが、内容からすれば普通のアドベンチャーです。
莫大な借金を背負った主人公が同じような境遇の姉妹と共に監禁され、見世物にされるべくその姉妹を凌辱するといった設定なのですが、調教シミュレーションではないため、かなりソフトです。
選択肢も少なく短時間でプレイ出来るのはいいですが、ややボリューム感が薄いのが難点。
前半の選択肢で癒し系か凌辱系かが決定しますが、どちらも欲求に飲まれた選択で良いというのが疑問です。
評価ですが、やはりボリュームのなさというか内容が薄いのが響きます。設定からしても、姉妹への凌辱の罪悪感をもっと出しながら、じっくりとその境遇に立ち向かう様を表現していくべきだったでしょう。なんか姉妹が簡単に主人公を受け入れただけにしか見えませんでした。CGの枚数も、凌辱系としては少な過ぎですし。
短時間プレイですむこと、テーマ曲がなかなか良かったことが救いと言えば救いでしょうか。


恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの
総プレイ時間 5時間
評価時の攻略度 全CG回収
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 タイトル通りの内容だが、1人弟が混じっているので、正確には「恋する妹と弟はせつなくて〜」となる。
シナリオはあって無きが如し。選択肢によってターゲットが決まって、ずっとHというパターン。盛り上がりも何もないという、ある意味潔い展開となっている。このゲームのポイントは、1人混じっている弟の存在。女の子っぽい弟という設定なので、ショタ向きのキャラという訳ではない。どちらかと言えば、ふたなり好き向きとも言える。このキャラに萌えれるかどうかで、この作品の評価がほぼ決定する。妹ゲーとしては見ない方がいい。
中身のないキャラ萌えゲーなので、あまり薦められるものではない。弟キャラに萌えれないならば回避すべき。声優の質はまずまずだが、盛り上がりのなさが結局のところ大きく影響してしまっている。
プレイ時間は短いが、CG回収はちとメンドウな部分もあるので、手軽に楽しめるというほどのものでないのも残念なところ。


股間ハンター2〜恥丘はまるかった〜
総プレイ時間 4時間
評価時の攻略度 全員クリア
オススメ度 ★☆☆☆☆
感想 素晴らしい股間を求めて〜というような設定になっているようですが、何の苦労もナシに出会った女の子と次々とやれるヤルゲーです。
ストーリーはほとんどないに等しく、単純に目的の女の子を選択していけばいいだけなので、エンディング(これもあってなきがごとくだが)に辿り着くだけなら何の問題もありません。よって、このゲームの目的はCG回収のみになるのですが、これが結構やっかいです。
プレイ中にアイテムを入手することが出来ますが、アイテムを持っていると見れないCGとかもあるので、あえてそのアイテムを貰わないという選択をしておく必要もあります。金持ち男(名前忘れた)から貰えるアイテムは全て該当しますので注意する必要があります。
さらに気をつけなくてはならないのが、アイテムを一度貰うと、次のプレイ時には持った状態でスタートしてしまうことです。回避するには、一度ゲームを終わって、再度起動すること。これで、最初から始めた場合はちゃんとアイテムを持っていない状態で始めることが出来ます(見たCG情報などは初期には戻らないので安心を)。また、同じCGでも使用したアイテムによって微妙に異なります。まずは一度全てのCGを回収したあとにアイテムを全て入手した状態で、回想シーン内で全てのコマンドを試して表情違い等のCGを回収するとラクです。
お手軽です。オバカなストーリーも面白いのですが、それだけだったりします。Hシーンはかなり淡白です。あっという間に終わります。浣腸とかでも余り女の子恥ずかしがりませんし、感じまくってるわけでもないので、何をやってても燃えません。「ハンター」という割には、簡単にやれてしまうのもちょっと考えものかも。絵柄もちょっとクセがあるので、人によっては受け付けないと思われます。


股人タクシー3
総プレイ時間 9時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 主人公はタクシー運転手ということになっているが、狙ったターゲットに罠をしかけて拉致するタイプの陵辱ゲーム。
街を徘徊してターゲットの女の子を捜していくが、MAP上にどこにいるかが表示される上、イベントを見過ごしても次のイベント発生時間&発生場所にはきちんと女の子はいるので(ただし、必須イベントを飛ばしていればイベント自体は発生しない)、スケジュール調節は難しくない。むしろ、イベントを成功させるためのアイテム入手がタイヘン。先のイベントで入手したアイテムを使う分には問題ないが、大抵はショップで事前に購入しておく必要があり、その購入資金獲得のため、タクシー稼業をこなしていく必要がある。クリアデータの引継ぎが出来るため、1週目は金を稼ぐことだけを目指してプレイした方が後々ラクである。
イベントを進めて拉致することが出来れば、好きなだけ陵辱し放題となるが、Hパターンは4種類と少な目。むしろ、ターゲットの女の子が絶望に落ちる瞬間を楽しむゲームと言ったほうがいいかも知れない。
Hシーンもそれほど多いというわけでもなく、拉致してから一気に陵辱しまくるという展開なので、あっさりとしすぎの感がある。ターゲットを罠に落とすのも、本人への罠ではなくて回りの人間に対して罠を仕掛けるというのは良いが、あまりにも簡単に回りの人間が踊らされすぎという印象もなくはない。


このはちゃれんじ!
総プレイ時間 12時間
評価時の攻略度 全CGオープン
オススメ度 ★★☆☆☆
感想 マッドサイエンティストの兄貴によって、ホムンクルスとなって蘇った少女のドタバタストーリー。特に何をするという目的を持って生まれた訳でもないが、生命を維持するのには何故かHしてなくてはならないという不思議な設定になっている。
通常のエロゲーと違うのが、主人公がホムンクルスの少女であること。別に同姓(女の子)が好きとかそういうのがないため、やや目的意識が薄いです。ゲームは1日の前半がストーリーを進めるようになっていて、後半が1人Hの繰り返し。前半部分が、ややだれぎみになります。
メインは1日の後半部分のHシーンの回収作業になります。適度にシナリオを進めて選択肢を増やして、バリエーションを行うというもの。服装違いだけのパターンが多いので、かなりタイヘンです。
評価はやや低め。絵柄も別段普通ですし、コミカルなギャク調コマ絵は結構見てても楽しいのですが、シナリオがちと弱めかと。1日後半の1人Hシーンはシナリオのテンポを阻害している印象を受けるため、余計な設定だったような気もします。
一番気になったのは、主人公の声。基本的にドタバタギャグなので、主人公のアクションがかなりあるのですが、残念ながら声優さんの実力が及ばないため、単に「ウルサイ」だけになっていました。ですので、音声オフでゲームしてました。
全体的にもう一歩ってところですね。