ゲームレビュー/同人ソフト



カードハンターさくら2
評価 ★★★☆☆
ジャンル 対戦格闘ゲーム
感想 CCさくらのキャラの2D格闘ゲームです。
キャラはさくらとシャオロンの2人しかいませんが、バトル前にクロウカードを2枚選ぶことでそのカードの必殺技を使えるようになっていて、試合中もその2種類を切り替えながら戦えるようになっていますので、キャラが少ないことは余り気になりませんでした。
技が卑怯なほど繋がるわけではないのは好感が持てるのですが、ダメージの大きな技がほとんどないので劣勢を逆転する手段に乏しいのがつらいとこです。


歌月十夜
評価 ★★☆☆☆
ジャンル アドベンチャー
感想 月姫のファンディスク。後日談といった感じで、本編で登場しなかったキャラなども出ている。
同じ時間を繰り返すうちに、前回までに行動していた内容の積み重ねによって新たにシナリオが進んでいくといったもの。メインは新キャラのレンなので、彼女と会った回数がポイントとなる。クリアだけならば、何度か繰り返すうちに可能だが、タイミングを逸すると見逃すCGがあるので注意。しかもこの作品では、最初から始めるといっても、実際には前回までの行動を残した上での最初の日からのプレイなので、CG見逃しをやってしまった場合には、セーブデータを消してからやりなおさなければならない。この点は、非常に致命的な問題である。
他にもミニシナリオなどが含まれている。ファンディスクとしては十分な内容だが、先に挙げた問題点の印象があまりにも悪すぎるので、そこを許せるかどうかが最大のポイントとなる。


Kanoso64〜うぐぅ来訪者〜
評価 ★★☆☆☆
ジャンル アドベンチャー
感想 兎にも角にも強烈な絵柄のKanonキャラのアドベンチャーです。アドベンチャーと言ってもシナリオはほぼ1本道で、選択肢による分岐はバッドエンド直行です。その分、逆に攻略が楽と言えば楽なんですが。
キャラクタは特徴的なのですが、内容のぶっ飛び方はごく普通です。キャラクタにどれだけの愛情を感じられるかが分かれ目ですね。私は結構ツライです。


かのっしゅ2!
評価 ★★★★☆
ジャンル 対戦シューティング
感想 登場するキャラがKeyのキャラになったティンクルスタースプライツ。
基本は縦スクロールタイプのシューティングゲーム。画面上の敵を倒すと爆発し、その爆風に敵を巻き込むことが出来ると、さらにその敵も爆発し、という感じで連鎖を起こしていく。連鎖が一定数を超えると、対戦相手のフィールドに攻撃を仕掛けることが出来る。これの繰り返しで、先に相手のHPをなくした方の勝ちとなる。
相手の攻撃を打ち返すことも出来、その際には相手に攻撃を仕掛けるのではなく、障害物を送りつけることが出来る。攻撃方法はキャラクタによって異なるが、単調な攻撃しか出来ないキャラでも障害物をあらかじめ送っておくことで、避けれる範囲を狭めることが出来るので、とにかく攻撃しまくるのが重要。
後半になると攻撃スピードが速くなるので、攻撃の軌道が見極めにくいキャラや、画面下方向から攻撃するキャラが相対的に強い。ただ、大攻撃でなく小攻撃の方が高速なので、意図的に連鎖を抑えて攻撃していると対戦では意外と強い。
それなりの反射神経は必要だが、腕よりもキャラ性能で勝敗がかなり固定しているので、対戦で遊ぶ分には、キャラ選択を制限するなどでハンデをつけて遊べば十分に楽しめる。キャラクタの数や、攻撃方法もかなりの数があるので申し分ない。攻撃が一度ストックされてから行われるため、相手のフィールドを見てなくてもすむというのが、若干簡単に思えるかと。


キャプテンボイジャー
評価 ★★☆☆☆
ジャンル テーブルゲーム
感想 潜水艦ゲームで戦うショートストーリー。
お互いのフィールド内にいくつかの機体を配置し、相手の機体の位置を予測して攻撃を繰り返し、先に相手の機体を全て撃墜すれば勝利となる。通常攻撃は1マスしか攻撃出来ないが、ターン毎に増えるゲージを使用して一定範囲を攻撃出来る砲撃などを使用することが出来るので、それを上手く利用していく。それらの特殊砲撃の出来る機体は、サイズが大きいため発見されやすいようになっており、撃墜されるとそれらの攻撃は使用不可となる。
機体のサイズは最小のもので1×2マスの大きさなので、基本的に市松模様のように1マス置きに攻撃を仕掛けていけば見つけやすい。ただし、運の要素も絡むのでこれといった確実な攻略法は存在しない。楽しめるというほどではないものの、ちょっとした時間潰しには最適。


クイズ埼玉連合の野望
評価 ★★☆☆☆
ジャンル クイズ
感想 ねこねこ、サーカス、Witchの埼玉県メーカーの合同作品。ストーリーらしきものがあるようですが、ないと同じなので、ただのクイズゲームと思ってよい。
3メーカーの作品と偏りまくった一般クイズから出題されますが、問題数はそれほど多くはありません。3メーカーの作品の問題は対象のゲームをやっていれば、普通にわかるレベルの問題が多い(一部、ムズイのもありますが)のですが、一般問題は麻雀問題以外は難しいのが多くてタイヘンです。
ご褒美CGはほんの少しだけ含まれています。全年齢対象なので期待するほどではないですが。


ぐろーぶおんふぁいと
評価 ★★☆☆☆
ジャンル 2D格闘
感想 話題になった白目キャラFLASHムービーを本当にゲーム化してしまった作品です。ぱっと見は2D格闘ですが、上下の移動がないため、昔のLCDゲームに近い感覚です。
操作は殴ると避けるだけに近いため、連続技とかは意識しなくてもいい反面、ここ最近の格闘ゲームのテクニックがほとんど使えないにも等しい。その割に、無駄といえるほど、動きは良かったりします。
白目キャラ好きの人ならば問題ないでしょうけど、それ以外の人だとちょっとつらいかも。


けもの姫
評価 ★★☆☆☆
ジャンル AVG
感想 お姫様陵辱ゲーム。選択肢自体が少ないので1プレイ時間はそれほどでもない。ただし、1プレイ中に同じメッセージが出る場合があるので、会話スキップの機能は搭載して欲しかった。同じメッセージが出るということで、選択肢による違いがわかりづらいため、全CG回収はほとんど全組み合わせ総当りといった感じで調べていくしかなく、1プレイ時間が短いにも関わらずに難易度は高め。
CGのレベルは高いほうで、音声もまずまずといったところ。エンディングの数が少なかったりと、ボリューム感となると薄さが見えてしまうのは難といってところ。


言霊
評価 ★★☆☆☆
ジャンル ノベルズ
感想 オーソドックスなノベルズゲームです。パッケージには「ボリュームは前作の○倍」とか書いてありますが、それほどの量はなく、メッセージをゆっくり読んでいても1時間少々でエンディングまで辿り着くほどです。
登場する女の子も3人と少な目だが、絵柄の方はまずまずといったところ。シナリオも読み応えはないが、暗いテーマで始まっていうものの難解な話になってなくてスラスラと読めるので不快感はない。ただ、ボリュームが薄く感じてしまうのが、かなりのマイナス要因。