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フランソワ・オーギュスト・フェルディナン・マリエット
Francois Auguste Ferdinand Mariette
(1821-1881)
Country: フランス
Categoly: 学者
初めて体系的なエジプト考古学の基礎を作った人物。また、カイロ考古学博物館の前身となるブーラークの初代館長でもある。
元ルーブル美術館職員。ただしそれは1849年からのことで、それ以前の経歴は語学教師、リボンデザイナーなどと面白い。エジプト学の勉強を始めたのは21歳のときだった。
1850年のサッカラのセラペウム発見が有名。1863年、カイロのブーラーク(ブーラク、ブラークとも)地区に、現在のカイロ考古学博物館の前身となるブーラーク博物館を建設。収蔵品が増えたため、1902年にタハリール広場に新しく建設したのが現在のカイロ考古学博物館(2008年時点/再移転の計画在)。エジプトからの遺物流出を食い止めるための法案を作ったことで知られる。
ブーラーク博物館の発展の尽力し、死後はその敷地内に葬られた。現在でもカイロ考古学博物館に行くとマスペロの墓を見ることが出来る。