2008/1/31
エジプトの単位を覚えたら次は数字に行こうぜ。ってワケでエジプト流の「数字」というものをリストアップ。
古代エジプトは10進数だったので、現代人でも分かりやすい。それぞれの数字は以下のような文字で表される。
1はただの棒切れ。 | |
10は家畜の足かせ。 | |
これは、ゼンマイではなく、もやい綱。 | |
スイレンを表した文字。 葉っぱの下のレンコンの部分まで表現している。 |
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指。指尺「ジェバア」と同じ発音。 | |
オタマジャクシ(かえるになりかけ)。 | |
「ヘフ」と読む。「無限」を意味するヘフ神と同。 日本における八百万(やおよろず)が、神の数を表しつつ多数を意味するのと似ている。 |
で、これらの数字…まとめて書くということは出来ない。数字の数だけ並べて書くのだ。
たとえば5だと、┃を5つ。
73だと、こうなります。
というわけで、古代エジプト的MAX数値、9,999,999を書こうとすると、これらの記号をすべて9コずつ書かねばならないことになり、えっらい手間がかかります。では実際に書いてみましょう。
と、まぁ、だいたいの人は途中でイヤんなるかキレてバンザイしちゃうってぇ話です。
…それが文字の形の由来ではないと思うけれども!
これで一つヒエログリフを覚えましたね。
明日使える無駄知識。百万を表すヘフは書くのが大変だからお手上げ状態。大量の宿題を与えられたとき、レポートの提出前日、または納品間近などにも使えます。いや使えねぇって。神様、無限の猶予をオラに分けてくれ。