主な称号
主な信仰
上エジプト第15ノモスの州都だった「ウェヌ(ウヌ)」の守護女神。第15ノモスの標章が兎なのは、ウェネト女神に由来する。
その後、州都がヘルモポリスに変わったため重要度が落ち、後世にはほとんど出て来なくなった。
また、ウサギの女神と言いながらウサギ頭をもつ女性の姿として表される姿を見かけることはほぼなく、セクメト女神と習合したライオン頭の像のほうが有名である。
神話
・エジプトに兎の神は多くないが、冥界の神々やヒエログリフには時々見られる。
・兎が神聖視されたのは、その俊敏さと敏感な聴覚のためだとされる。
・ウェネトの夫はウェネヌ。オーソドックスな配偶神の名前セット。
聖域
ウェヌ
DATA
・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―
・同一化―
・神聖動物―兎
・装備品―
●参考
来年はウサギ年ですよね! ということで、古代エジプトネタでウサギ
ウェネト女神の名をもつ唯一の王は、古王国時代のウナス王である。この王の出身地がウェネトの守護地だったのではないかと考えられる。
登場頻度の少なさからして、おそらく、この時代以外にウェネト女神に国家神の地位が与えられたことはない。