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冥界の七つの門の番人たち


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主な称号

主な信仰
「死者の書」144章〜147章、冥界にある7つの門を通り抜けるために門を守る聖霊たちの名前を正しく唱えなければならない、という部分で呼ばれる、7つの門それぞれの門番・番人・伝令の名前。1つの門に3柱割当てられており、名前を正しく言わないと門をくぐれない。

それぞれの聖霊の名前を「古代エジプト語」にするか、「古代エジプト語の意味」にするかは訳本によって異なる。
たとえば、第一門の門番の名前を古代エジプト語で「アムハウアツ-アント-ペフィ」しているものと、意味で「顔が逆さまのもの、形の色々あるもの」としている場合がある。
以下にそれぞれの名前を記す。(直訳)


*写真と以下の意味は「The Ancient Egyptian Book of the Dead/R.O.Faulkner」から

●第一門
門番 顔が逆さまのもの、形の色々あるもの →「古代エジプトの神々/神話百科事典(原書房)」ではここを「ネブネリウ」としている
守番 盗み聞くもの
伝令 声の大きいもの

●第二門
門番 隠れたる部分を伸ばすもの
守番 顔を変化させるもの
伝令 燃やすもの

●第三門

門番 後部の腐敗を食べるもの →「古代エジプトの神々/神話百科事典(原書房)」では「ウェネムフウアト」という名前で出てくる
守番 用心深いもの
伝令 呪うもの

●第四門

門番 騒音から守るもの
守番 目覚めているもの
伝令 侵略者を撃退する険しき顔のもの

●第五門

門番 蛇を餌として生きるもの
守番 燃えるもの
伝令 カバのような顔、激怒する力

●第六門

門番 パンを形作る騒々しい声のもの
守番 あちこち見回すもの
伝令 目つきの鋭い湖の番人

●第七門

門番 彼らを切り倒すもの
守番 声高きもの
伝令 危害を加えようとするものから守るもの

この7つの門と聖霊たちはいずれもオシリスを守るものとして名を呼ばれており、冥界に住む悪霊の類ではない。


神話


聖域

DATA

・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―
・同一化―
・神聖動物―
・装備品―


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