主な称号
主な信仰
携帯用の、小さな魔よけの神の総称。日本で言うと「地蔵さん」みたいな感じのニュアンス。
パタイコスという名前はギリシア語で、ヘロドトスの著書によるフェニキアの小人守護神像についての描写から来た名前。トゥトゥはそのまんま、古代エジプト語で「像」を意味する言葉で、一般名称みたいなもの。どちらも正式名称ではない。
エジプトでの正式名称は不明、というより、個々に色々ありそうだ。
ベス神とよく似たポーズをとることから、類似する民衆むけの魔よけの神と考えられている。写真のような、顔はオッサン、体は子供、がにまた気味の小像 というのが典型的なカタチだが、ほかにもハヤブサの頭を持つ男性像、ライオンと合体したような像でも表される。子供のポーズ(指しゃぶり)はとらないが、ヒゲがなく大人の男性にも見えないところがミソである。
古王国時代から新王国時代まで使われていたとされるが、むしろ古王国時代の像は魔よけの像ではなく目的が違っていた可能性がある。明確にパタイコスと分かる像がたくさん登場するのは第三中間期〜末期王朝時代あたり。
ベスと直接的な関係があるかどうかは不明。
なお写真のものは末期王朝時代〜プトレマイオス朝時代のもので、いずれも食玩フィギユアサイズ。成羽町博物館所蔵。
神話
・
聖域
DATA
・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―
・同一化―
・神聖動物―
・装備品―