アレンスヌフィス Arensnuphis
古代名:イリ・ヘメス・ネフェル/ギリシア名:アレンスヌフィス/別称・別綴り:
性別:男性
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主な称号
主な信仰
エジプト語名「イリ・ヘメス・ネフェル」は「良き仲間」の意味。慈悲深い神であったことから、その名がつけられたものと思われる。
メロエ王朝時代のヌビア(現在で言うと、エジプトの南からスーダン北にかけての地域。アスワン・ハイ・ダムによって大部分が水没)で崇拝されていた人間型の神。古代エジプト王国の南端の町であるエレファンティネ付近でも信仰されていた形跡がある。ライオンの姿をとることもある。
エジプトで生まれた神ではなく、おそらくアスワン以南のヌビア地域で誕生した。プトレマイオス朝時代にはその信仰が知られているが、それより古い時代の痕跡は不明。アスワンのフィラエ島に築かれたアレンスヌフィス神殿では、イシス女神の伴侶(companion)と呼ばれている。フィラエ島のほかデンドゥルの神殿にも名前があるが、神話上の役割や信仰の内容は不明。ただ、大気の神シュウと同一視されていることだけが分かっている。
神話
聖域
ナイル第六急湍ムワッサラート・エル=スフラ(前3世紀、ここが信仰の確認できる最古の遺跡)
フィラエ島
デンドゥル
DATA
・所有色―
・所有元素―
・参加ユニット―
・同一化―シュウ
・神聖動物―獅子?
・装備品―
【Index】