■ヴォルスンガ・サガ/ワルタリウス |
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登場人物紹介
名前と綴り、「ニーベルンゲンの歌」との違いについて簡単に説明。
ちなみにこの物語、原文はラテン語なんです。英語に直すと綴りが変わります。
ここにあげた綴りは、たぶん英語のものだと思うのですが…たぶん・・・…。
名前 | 身分 | プロフィール | 「ニーベルンゲンの歌」では…? |
ウァルター Waltar |
アクィタニア王子 | 人質としてフン族の国に送られるが、ふたりで手をとりあって逃亡。 | 名前が「ワルテル」になっている。 |
ヒルデグンド Hildegund |
ブルガンディの王女 ウァルターの婚約者 |
特に違いはない。 | |
ハーゲン Hagen |
フランク王国の貴族 グンテルの家臣 |
故国の王権交代を耳にして逃亡、新王グンテル王に仕える。 | ウァルターに受けた顔の傷については、何も書かれていない。逃亡したのではなく、許しを得て帰郷したことになっている。 |
カミロ Camillo |
メッツ領主 | ウァルターとの交渉決裂後の戦いで戦死。 | 下のパタフリッドと融合して、「メッツの領主でハーゲンの甥」のオルトウィーンという人物が登場。 |
パタフリッド Patavrid |
ハーゲンの甥 | 上記同じく。 | 血の気が多く、つっこみやすいところがオルトウィーン。 …ハーゲンの妹、一体何歳で子供産んだんだろう? |
アッティラ Attila |
フン族の王 | フン族を率いて、各国を制圧する英雄王。人質たちの育ての親。 | エッツェル、という名前になっており、そーとー情けない。 アッティラの英雄的性格はどこへやら。 |
グンテル Gunther |
フランク王国の王 | 王亡きあとに即位する。宝に眼がくらんで、イタイ目に合う。 | 卑怯っプリと情けなさはそのまんまだが、足は斬られていない。 |
ギビコ Gibicho |
フランク王国の先王 グンテルの父 |
息子かわいさに、身代わりとしてハーゲンを敵地に送る。 | すでに死んでいるので、名前すら出て来ない♪ |
ヘリック Herric |
ブルガンディ国王? ヒルデグンドの父 |
泣く泣く娘を人質に出す。 町にたてこもったりして、情けない。 |
未登場 |
アルフェール Alphere |
アクウィタニア国王 ウァルターの父 |
降伏を決めて息子を差し出す。それ以外大して出て来ない。 | 未登場 |
◆以下、ウァルターに突っ込んでいって命を落とす人々(上記リストとは別の本からの抜粋です)
1.メッツのガメロ(カミロのこと)
2.ガメロの甥・スカラムント
3.ザンテンの宮廷人、ウェリンハルト
4.ザクセン人エッケフリート
5.ハダワルト
6.ハーゲンの甥・パタフリート(パタフリッド)
7.ゲルウィヒ
8.ランドルフ
9.ヘルムノート
10.シュトラスブルグ生まれのトローグス
11.シュパイエル生まれのタンナスト
で、12番目がグンテル王です。ハーゲンは黙って盾の上に座って見てました…。
結果;ウァルターの11戦11勝。