白雪姫にリンゴ食わせてそうな勢いで。
オーディンさん家の三男坊(推定)、ブラギの嫁。
どっから来たのか、いつからいたのか分からない謎の人。どうしてブラギのような冴えない男の嫁になったのかも謎。すげー、謎だらけだイドゥン。
そんな彼女のために、とびだせ!「イドゥンさんの七不思議」。
・彼女の持ってるリンゴは神々を若返らせるといいますが、
ジジイな神様はジジイなままです。
・彼女がいなくなったとたん神々は老いだしたといいますが、
リンゴを食ってなさげな人も沢山います。
・リンゴを持っているわりに、
リンゴの木は北欧にはありません。
・ラグナロクの時、りんごを抱いて真っ先にアスガルドから
落ちたといいますが、読み方によっては真っ先にトンズラです。
…以下は、当局の介入により放送中止となりました。謹んでお詫び申し上げます。
【神様データ】
Iðunn (古ノルド語) Idunn (英語)
主属性; 常若の林檎を持つ女神。林檎はトネリコ製の箱に入っていて、彼女以外に扱うことが出来ない。
その他の役割; とくになし
家族関係; ブラギの妻。兄がいたが、ブラギに殺されたという。(ロキ調べ
^-^)
住居; 夫の館?
持ち物;
彼女の持ち物、年をとらずに済むという不思議な林檎については、沢山の謎がある。それが彼女の存在をも謎にしていて、扱いづらいキャラにしている。しかし、北欧の人々が林檎というものを聞き伝えでしか知らず、漠然とした概念でしか理解していなかったとすれば、これも納得の出来る話だ。
トネリコのはずのユグドラシルにイドゥンの林檎がなっていた、という説もあるが、林檎がどんな木に成るものなのか知らなかったとすれば、この解釈も不思議ではなくなる。
補足; ラグナロクが始まる前に、林檎を抱いて真っ先にユグドラシルの枝から「落ちる」という。…つまりラグナロク後には生き残らない。神々もそれで、未来には年とって死ぬ身となるのだろう。