北欧神話−Nordiske Myter

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奪って与えて、ゲヴィオン

英語の「Gift」は彼女の名前が由来らしいぞ。国土をくれる女神様。土地転がし・・・。


手にしているのは、お仕置きムチ。ギュルヴィ王の国から、ザックリ土地を奪ってデンマークにプレゼントしちゃった女神様。
4人の息子をビシバシつかって、土地を引っ張らせ、国境の向こうまで。ああ、でも自分は何もやってない…(母は強し。)
鍛えられた息子たちも、強かったのだろう(笑)
おふくろさーん!!

でも何で土地を盗ってっちゃったんだろ。
ロキが言ってる「愛人」って、デンマークの王様だったんだろうか…。

ゲヴィオンは乙女神、死んだ乙女達が仕える女神様。
人の運命だってお見通し。
おふくろさーーん!!

イメージ的に、「見た目若いけど中身はかなりヤリ手なおふくろさん」。(エジプト神話でいうとトゥエリスみたいなカンジ)…。
語尾は「〜じゃな」、一人称は「わらわ」を希望。^-^


【神様データ】

Gefjun (古ノルド語) Gefjon (英語)

主属性;アース女神の第四番目。オーディンやフリッグのように、人の運命を知る。スヴィージオーズ(スウェーデン)の、ギュルヴィ王の国から土地を盗ってきてデンマークにくっつけてるあたり、もとはデンマークの守護女神だったのではないか、という説もある。

その他の役割; ゲヴィオンが引っ張ってきた土地はセルンドと名づけられ、土地を取られたスヴィージオーズにぽっかり出来た湖はメーレル湖と名づけられた。土地つくりかえてますよ。スケールでけぇや女神様。

家族関係; 北の巨人族の国、ヨツンヘイムに四人の息子たちがいる。父親は巨人。ギュルヴィ王の国に来たとき、息子たちは牛の姿をしていたが、変身していたのかもしれない。
「ロキの口論」によると、”生白い男から首飾りを貰い、太股を(以下略・要するに床を共にしたらしい)”とのことだが、その男が人間か巨人か、はたまた神の一員だったかは分からない。

住居; 不明
持ち物; 首飾り(愛人にもらった)
補足;



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