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アシュナン

別名・別綴り/
性別/男性
守護都市/


【主な役割】
農耕神。メソポタミアは雨が少ないため灌漑によって麦を育てていたが、その灌漑技術と結びつく神でもある。
「ラガシュの君主たち」と呼ばれる文書においては、アンとエンリルが農具を制作し、灌漑技術を確立させたことによってアシュナンも農耕を始めた、とされている。

【神話・資料別エピソード】
神話「ラハルとアシュナン」に登場する穀物の神。聖なる丘で牧羊神ラハルとともに誕生する。
定住農耕を象徴する神で、彼らの誕生により人間社会に文明がもたらされた。ラハルとアシュナンの神話は、二人がどちらが優れているかで口論をし、エンキとエンリルが介入してアシュナン(=農耕)のほうが優れていると結論づけるところで終わる。

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【参考】

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