基本的に上段の資料ほど重視している。
複数の資料を使っている都合上、資料間で齟齬が出ることもあるが、その場合は上段のものを採用。もしくは中の人の知識に照らし合わせての判断する。
●古代オリエント事典/東洋書林 <コンパクトで価格もお手ごろ>
●古代オリエント事典/岩波書店 <広辞苑サイズ。でかくて高いわりに情報量がつりあうかは微妙>
同じタイトルで二冊あるが、どちらか一冊だけ選ぶなら東洋書林のほうをオススメしている。理由は値段とサイズ、それから岩波のほうは複数の著者が分担して書いているのだが、分担を細分化し過ぎて分かりづらい項目がある。
●古代メソポタミアの神話と儀礼/岩波書店
細かい儀礼関連などはこの本が詳しい。一般で手に入る中では専門的な本。
●シュメル神話の世界/中公新書
●シュメル-人類最古の文明/中公新書
この二冊は分かりやすくてオススメ。シュメル語とそれ以外での神名併記も親切。
●メソポタミア 文字・理性・神々/法政大学出版会
やや難しい専門書、だがマニアックな情報が多い。
●古代オリエント集/筑摩世界文学大系
基本的な神話はほぼここで読める。絶版で手に入りにくいが重要な本。 →2016年にシュメール神話部分が「シュメール神話集成」という文庫で出直した
ただ情報が古い可能性はある。
●ギルガメシュ叙事詩/岩波書店
ギルガメシュ叙事詩は、とりあえずこの本読んどけばいいと思います(`・ω・´)
●メソポタミアの神々と空想動物/山川出版
わかりやすくまとまっている一般向けの本だが、数箇所「??」な部分があったので信用度は下げている。
●メソポタミアの王・神・世界観/山川出版
人物メインの本。各時代の王が個人神として崇拝したマイナーな神様の名前などはここから拾っている。
●ハンムラビ「法典」/LITHON
ハンムラビ法典がらみの情報はここから。全訳。
●バビロニア都市民の生活/同成社
古バビロニア時代の北メソポタミアに絞って書かれているので祭儀などが細かく分かる。