■シャルルマーニュ伝説-The Legends of Charlemagne サイトTOP>2号館TOP>コンテンツTOP
資料の多い、ルネサンス期の作品を中心に紹介。
装備品には、共通装備に●、話によって異なっていることもあるものには○。
名前 | 主要装備品 | 物語中のキャラクター紹介(※史実とは異なる) |
シャルルマーニュ | ●ジョワイユーズ(剣) | フランスの王、西ローマ帝国の王冠を戴く偉大なる王。とにかく常識の無い部下たちにぶんぶん振り回され放題だが、そもそも主君自身が親バカで我侭なので、それも仕方がないだろう…。裏切り者の家臣に騙されるのは、古時代の叙事詩でも同じである。 |
オルランドゥ(伊) ロラン(仏) |
●デュランダル(剣) | シャルルマーニュのいちばんのお気に入りな甥っ子。でも愛国心はゼロ。 惚れたハレたで友人をブチ殺すと言い出したり、惚れた女があっさり別の男と結婚したと知るや、発狂して大暴れする、とてつもなく手前勝手で自制心の無い男。 |
リナルド | ●バヤール(馬) | オルランドゥのいとこ。名門クレルモン家の長男。(弟3人、妹1人) 落ちてるものは何でも拾う貴族のぼん。マイペースだが、シメる時はシメてくれる重要キャラ。周りがあまりにも弾けすぎて、常識人に見えてしまうことも。^^; 諦めるときは、意外とアッサリ。 |
ブラダマンテ | ● | リナルドの妹。純白のスカーフをトレードマークにする女将軍。めちゃめちゃ強く、しかも美人ときたもんだ。戦場で出会った敵軍騎士・ロジェロと恋におちるが、相手がしょっちゅう攫われるため、苦難の道を歩むことに。そんなとき、彼女の意思の強さが光る。 |
ロジェロ | ●ヘクトルの盾 | ヘクトルの血を引く名門王子。魔法使いアトラントが半幽閉状態で大切に育ててきた秘蔵っ子だが、そのわりに魔法の罠にはよく引っかかる。 強いには強いがよく攫われる王子様で、流血やピンチが似合う男No.1である。 甲斐性と自衛能力、運は皆無だが、ブラダマンテへの愛は一途。 |
アストルフォ | ●魔法の槍 ○魔法の本 ○魔法の角笛 ○グリフィン(乗り物) |
イングランド王の長男で、大富豪の超絶美形。ただしナルシーな性格と口ほどにもない腕っ節の弱さから、仲間の騎士には敬遠されてきた。 そんな彼に女たちが様々な魔法道具を与え、魔法戦士に早変わり…。 |
マラジジ | . | 要所要所に登場するリナルドのイトコ。自称偉大なる魔法使いだが結構、まぬけ。 魔法に失敗してとっ捕まったり、自らの命惜しさにイトコを罠にハメたり、と小市民ぶりを遺憾なく発揮する御仁である。何故かメソポタミアの神様を使い魔として従えている。 |
アンジェリカ | ○魔法の指輪 | カタイ(中国)の王女にして、最強のマジカル・プリンセス。その美貌と頭脳で男たちを手玉にとり、自らの願望を成就させる。単身敵軍に乗り込んでも全然OK。甘い誘惑と大胆な犯行は、中国四千年の歴史(当時だと三千五百年くらい?)が生んだ秘術か。 |
フロリマール& フロルドリ |
− | オルランドゥがくっつけるカップル。そしてオルランドゥのせいで引き裂かれてしまう。 何かにつけてオルランドゥのやらかす冒険に巻き込まれるフロリマールを待っているフロルドリの心労は絶えない…。 |
イサベラ& ゼルビノ |
− | オルランドゥがくっつけるカップル。そしてオルランドゥのせいで引き裂かれてしまう。 係わり合いになったのが運のつきだと諦めてもらうしか。 |
【敵】アトラント | ○魔法の盾 ○グリフィン(乗り物) |
ロジェロの育ての親。育ててどうするつもりだったのかは謎。占いでロジェロがキリスト教徒に改宗してしまうと出てからというもの、ヒステリックに閉じ込めようとした怪しい魔法使いである。 ロジェロと一緒に育てていたマルフィサが攫われても、完全無視。少年のみが彼の範疇らしい。 |
【敵】アグラマン | . | アフリカの王。父のかたきシャルルマーニュを討つべく大軍勢を率いて攻め込んでくる。 そのわりに姑息だったり人望が無かったりで、最初は有利だったはずが、フランス勢のラブコメディに巻き込まれているうちに、いつのまにか押されちゃってる可愛そうな人。マジメに攻めちゃ馬鹿を見る、か…? |
【敵】マンドリカルド | ○ヘクトルの鎧 | タタール王・アグリカンの息子。一騎打ちで父親を倒され、オルランドゥを父の仇と憎んでいる。オルランドゥから名剣ドゥリンダナを奪おうと執拗に付回すが結局戦いもせずに剣を手に入れるが、その後、ロジェロに倒されて取られてしまったという。 …自分、父親から国継いだんならちゃんと仕事しなよ(笑) |
【敵】ロドモン | . | アルジェリア王。アグラマン王の提案でフランスに攻め入るが、ろくでもないことが次々とその身に降りかかり、リナルドとの一騎打ちで負け、アグラマンとケンカして軍を飛び出し、その帰り道イサベラを手篭めにしようとして失敗、さらに通りすがりのオルランドゥに殴られて川にドボン。いい加減まっすぐ家に帰れよと言いたくなるもんだ。 |
【敵】グラダッソ | . | 中国はセリカンの王様。 |
−−わりと脇役な皆さん−− | ||
オリヴィエ | ●オートクレール(剣) | オルランドゥの幼馴染にして親友。知将。フランス軍きっての常識人。 意外と、というか実際かなり強いはずなのだが、親友オルランドゥが彼の制御力をはるかに越えて暴れまわってくれるため、フォローが追いつかない。苦労人。 |
オジエ・ル・ダノワ | . | デンマークからやってきた豪傑。見た目は人間離れしているが、やってることは普通の人間並み。 恋愛ネタへの絡みが似合わないため蚊帳の外となり、出番が少なく… |
マルフィサ | . | ロジェロの双子の妹。幼き日に生き別れ、物語終盤でようやく戻ってくる。 女ながらに戦場に立つ、強くて大胆不敵なお嬢さん。 |
ガヌロン(ガノ) | . | 裏切り者の悪役おじさん。イスカリオテのユダらしい。 |
チュルパン | ● | 偽歴史書によく名前を使われる大司教。僧侶なんだか騎士なんだかよく分からない、杓丈でがっつんがっつん人殴るキャラ。懺悔する前に頭カチ割るってアナタ。 |
リッチャルデット アラルド 「野人」グイド |
. | リナルドの弟の一人。リッチャルデットは雰囲気的に次男。兄と一緒に戦っていることが多い。 アラルドの影は薄いが、雰囲気的に末っ子なグイドは、リナルドのライバルでもあるという。 |