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ティーズラマ
TEASERAMA

米 1955年 69分
監督 アービング・クロウ
出演 ベティ・ペイジ
   テンペスト・ストーム


「バーレスク映画」というものがかつて存在したのである。ストリップ小屋での公演をただ延々と映すのみ。当然、ストーリーはない。これほど退屈な映画は世にもあるまい。
 ところが、本作はカルトなのである。
 何故か?。
 伝説のピンナップ・ガール、ベティ・ペイジと、伝説のストリップ・ダンサー、テンペスト・ストームが出演しているからである。とにかく、写真でしかお目にかかったことがない彼女たちが動くのである。彼女たちのファンにとっては、至高の時がここに約束されている。

 なお、テンペスト・ストームはこの当時、あの「おっぱい映画の巨匠」ラス・メイヤーの愛人だったそうである(メイヤー談)。彼女との出会いがメイヤーを巨乳に目覚めさせ、以後、バスト1メートル以上の女ばかりが出てくる映画を作り続けることになるのである。つまり、彼女の乳は「おっぱい映画の父、否、母」であったのだ。


関連人物

ラス・メイヤー


 

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