『ナチ女収容所/悪魔の生体実験』に続くイルザ・シリーズ第2弾である。
アラブのエロ酋長にスカウトされたイルザ様は、このたびはハーレムのお局さまに華麗に転身。世界中から誘拐してきた美女たちを性奴として教育するのが彼女の仕事だ。
「ほら、ちゃんとお舐め、売女」
ちゃんと舐めずに脱走を企てる者は、彼女にメチャメチャに壊されてしまう。おケツにシリコンを注入されてしまう者もいる。ナチスにいた頃よりも極悪非道なイルザ様だ。
一方、エロ酋長の石油を狙う者がいた。悪名高きペンタゴンの方々である。イケメンの諜報部員を送り込み、イルザを骨抜きにしてしまう。企みを知ったエロ酋長は激怒。制裁としてイルザを磔にし、そのおまんこを乞食にふるまう。
「ほら、ちゃんとお舐め、乞食」
などとアドバイスする余裕などないイルザは謀反を決意、エロ酋長を滅ぼすも、自身も肥えだめに突き落とされて拍子木がチョン。
前作の大当りを受けて予算もアップ、お色気もアップ、残酷度もアップ、荒唐無稽さもアップ、あっぷあっぷで面白さもあっぷっぷのシリーズ最高傑作である(あくまでも当館比)。
でたらめの極みは「おまんこ爆弾」。絶頂に達すると爆発するメカニズムはいったいどういう仕組みなのだろうか?。エロ酋長はこれで同時多発エロを企てるも、己れがこれのえじきとなり、
「ちんこ吹き飛んじゃったよ(泣)」
と恥ずかしそうにうつむくのであった。(ちょっと嘘)
なお、本作は「陰毛の色の違いで大喜びするエロ酋長のバカっぷり」などが笑いのツボとなっているので、検閲のない輸入もので鑑賞することをお薦めする。
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