ハウリング II 英 1985年 90分 |
MTV風に編集されたエンド・タイトルでシビル・ダニングのおっぱいボヨヨン映像(左写真)を何度も何度も何度も何度もリピートしてダニングのファンを狂喜させたこの映画は、やる気があるのかやる気がないのか、パロディなのかそうではないのか、コメディなのかそうではないのか、よく判らない大怪作である。 そもそも前作自体がそれほど面白い映画ではなかった。ただ、現代を舞台に狼男映画を蘇らせたことと、ロブ・ボーディンの特殊メイクの凄さとで話題になっただけだった。 監督の名はフィリップ・モラ。面白そうな題材を、何だかわけが判らない大怪作に仕上げるのが得意な監督である。要するにヘタなのであるが、どういうわけか『ハウリング3』を続投。今度は舞台を自身の故郷オーストラリアに移し、またしてもドリフのコントみたいな作品に仕上げている。いったい何なんだ、この男は?。 |