エンティティー/霊体
THE ENTITY
米 1982年 126分
監督 シドニー・J・フューリー
原作 フランク・デ・フェリッタ
出演 バーバラ・ハーシー
ロン・シルヴァー
デヴィッド・ラビオサ
「霊体がレイプ!。あの生々しい実感がまた、私を襲う!」。
ドスケベな幽霊登場の異色ホラーである。ロサンゼルスの実在の事件を映画化したとの触れ込みだが、原作は『オードリー・ローズ』の人なので、その信憑性はかなり疑わしい。必死で被害を訴えても「性的な罪悪感が故の妄想」として片付けられてしまうヒロインの切なさが丁寧に描かれているが、実際にも「性的な罪悪感が故の妄想」だったんじゃないの?、とツッコミを入れたくなってしまう。こういう例は他にあまりないからね。
なお、監督のシドニー・J・フューリーはこの後、故クリストファー・リーブを失意のどん底に叩きのめした『スーパーマン4/最強の敵』を撮った、最低映画界の重要人物だったりする。
↑エッチな映画だよ。
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