マリオン・デイヴィス MARION DAVIES(1897-1961)
《主な出演作》 *武士道華かなりし頃(1922) *赤い水車(1927) *虹の都へ(1933) *砲煙と薔薇(1934) *スタアと選手(1936)
女優としてよりも、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの妾として知られている。パトロンに出会った1917年から37年までの間に出演作が46本もあるにも拘らず、後世に名を残しているのは1つもない。いずれも赤字だったという。 そんなわけだから、上の「主な出演作」は適当である。我が国で公開された形跡があるものをピックアップしたまでだ。 但し、『赤い水車』だけは別だ。これは我が国で公開された形跡がない。にも拘らずピックアップしたのは、没落後のロスコー・アーバックルが監督していたからだ(名義はウィリアム・グッドリッチ)。今日、調べていて判った。 「ああ、ちゃんと仕事していたんだ」 ちょっと嬉しくなってしまった。
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