おいしいお米の保管方法
 おいしいお米は、品種や、栽培のノウハウで左右されますが、収穫後の乾燥・保管方法によっ ても、大きな違いがでてきます。
 コシヒカリ生産農家では、食味に大きく影響する乾燥は、乾燥温度を低めに設定し、時間をか けて乾燥しております。収穫時、もみで20〜30%と高い水分を、水分値14.8%±0.2%に仕上げ ております。(標準水分は、14.0〜15.0%)水分値は、低いと食味が落ちます。しかし、水分 値が高いと、もみすりの効率が悪く、常温保存では、カビ等の心配から、13.5〜14.5%に仕上 げている所が多い様です。
 お米の貯蔵は、収穫後、低温倉庫にて玄米のままで保管しております。
(保管温度13℃)
 精米は、ご注文をお受けしましてから、低温精米機にて、お届け直前
に精米致します。
 ご注文頂いたお米を、最後までおいしく食べて頂く為に、下記に注意
して保管する事をお勧め致します。
風通しのよい日陰が一番!
 お米の保存には、風通しがよく、涼しくて暗い場所が適当です。ところが、最近の一般のキ ッチンには、このような条件を満たすスペースが少ないのです。
 キッチンでは火を使い、しかもお湯などを沸かしますので、他の部屋より温度が高く、湿度 も高くなります。冷蔵庫などの電気製品も放熱しますし、水仕事の水がかかるおそれもありま す。以前は薄暗かった台所も、今では大きく窓をとり日の当たる設計が多くなり、キッチン全 体がお米を保存するには適さない状態になっています。キッチンから一歩外へ出れば、適当な 場所があるのかもしれませんが、あまりにも不便。ですから、10キロまとめて買った場合に は、2〜3キロをキッチンに置き、残りを納戸などにしまっておく事をお勧めします。
 また、冷蔵庫に余裕があるのなら、密閉して冷蔵しておけば、お米の質は低下しません。床 下収納のある家庭ではここを利用するのはいかがでしょう。風通しは、あまりよくありません が、温度はかなり低くなります。