〜ゴッドマジンガーについて〜
アニメ「ゴッドマジンガー」の紹介をしておきましょう。
これは全23話から成る、永井豪氏の作品。 (制作は1984年)
高校生である主人公が、中世にタイムスリップしてしまい、
悪の王国「ドラゴニア」と戦うストーリーです。
原作者も同じですし、マジンガーZのファンタジー版と考えてもらって結構です。
年代的にかなり前の作品となりますが、映像のクオリティは非常に高く(特に後半)、驚かされます。
このゴッドマジンガー、残念ながら知名度は低いです。
正規(← 一応)マジンガーシリーズとして描かれておきながら、これはいったいどういうことでしょうか。
それには、当ページで支援している「シャーマン」というキャラクターが、大きく要因しているのです・・・。
〜シャーマンについて〜
続いて、シャーマンについての説明をします。 一言でいえば、アニメ「ゴッドマジンガー」の敵キャラです。
悪の帝国「ドラゴニア」には、特殊部隊があります。
それは「シャーマン部隊」と呼ばれ、
際どいコスチュームを身にまとった女性達のみで
構成された、なんとも艶やかな特殊部隊なのです。(苦笑
その特殊部隊に所属している女性は、皆「シャーマン」という総称で呼ばれます。
つまりシャーマンというと、特定多数を指す言葉なわけですね。
勿論、彼女らはちゃんとした本名も持っています。 明かされる例はほとんどありませんが。
リーダーであるシャーマン、「ヨナメ」に忠誠を尽くしている彼女達は、
いずれも軍人を思わせる、きびきびとした言動で活躍してくれます。
ある時は個人で、またある時は集団で。
そう、あんな危険な装いをしているのにも関わらず・・・(苦笑
このギャップがまず、面白い。
そのシャーマン部隊には、クールなお姉さんもいれば、少女のような娘もいる。
そして、1人1人が得意技を持っているのです。それが妖術であったり、剣術であったり、
はたまた体術であったりと、実に様々。 魅力を感じるポイントはあまりにも多いです★
おまけに登場回数が多い。全23話中、彼女たちが登場しない話は5つしかありません。
さらに各話での活躍ぶりもめざましく、間違いなく主人公キャラ達よりも目立っていますね。
さて、話を戻しますが、では何故番組の人気が低かったのでしょうか?
このシャーマンというキャラが不評だったから? それは違います。
劇中、彼女の姿が足から頭にかけてアップになったりと、(胸やお尻も)
ファン・サービスともいうべきショットが満載です。 シャーマンは番組のアイドル的存在でした。
しかし、同時に恐るべき受難に遭うキャラでもありました・・・・・
シャーマン達は、あろうことか主人公(善)側の人間に斬殺されてしまう!!
また、その時の残酷さが尋常でなく、切り裂かれた彼女達は真っ二つになってしまうことが
しばしば。そう、あいつらが彼女らを縦へ、横へ、両断するように斬ってくるわけですよ。
斬られてもがき苦しむシャーマン、無念の表情を浮かべて絶命するシャーマンも、
いちいちアップで見せられます。
劇中、このようなシーンがかなり頻繁に登場します・・・・
そのようなシーンを好める方なら良いのですが、
わたしの場合は見ていて、憤りを感じずにはいられませんでした。
そういった描写を含むアニメとしては、本作は超有名であったりします。
それぐらい残酷描写のレベルが高い、というわけですね。
シャーマンはそのようなシーンを演出するためのキャラクターなのですが・・・・・
個人的には、普通に活躍させても十二分に魅力的なキャラだと思います。
美少女(美女)キャラとして、もっと広く認知されていても良いのではないか?
そんなわけで、少しでも彼女達の知名度を上げようとこのページを作ったわけですよ。
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