2001年11月 第3回のカタナカップを終え 次回2002年春の カタナカップに向けて マシンを整備する事にしたが GSX7 50Sはご老体であり とうていバリバリチュ−ンの1100軍団 には歯がたたない。750に1100のエンジンを載せ替えたい が そのエンジンも見つからない。そこでとんでも無い事を 考えた。「どうせ速さでは 金をかけたバリバリ1100軍団に はかなわない。楽しく そして目立つにはこれしかない!」 |
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と GS650Gを蘇えらせようと考えた。しかし20数年沈黙した ままのマシンを走らせる迄には大変な苦労をする。いかに 金をかけずに どこまで仕上げられるか。それがドクタ−定 方の基本。しかし時の経つのは速い。何も手をつけられな いまま4月に突入。急ピッチでマシンを整備して エンジンが 稼働したのがカタナカップ出場1週間前。その後各種オイル とタイヤの交換 キャブ調整などなどやって なんとか走行 可能状態にする。「こんな状態でサ−キットを全開出来るの |
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だろうか?」 だが650Gが動いただけでも感動もの。「大丈 夫作戦」で いざ那須モ−タ−スポ−ツランドに出陣。 今回は 650Gはトランポで輸送。前回は気温0度の中を震 えながら自走して行ったが 今回は楽チン。・・・・・ん・・・・ 隊長は前回も車だったな・・・・。 一緒に出場する荒木氏のファイナル1100カタナは自走。安 全運転で走る。何事もなく現地に到着。受付を済ませる。今 回もバトルクラスなのだが 今回はバトルクラスは他車種も |
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OKなので 何か嫌な予感がする。整備 車検も済ませてバトルクラスに650Gを運ぶ。が そこにはカタナが無い。カ リカリチュ−ンのZやGS 2スト400、500のRGやNS RZなど 。これでは面白くない。この650Gが 1100カタナに何処まで 付いていけるかも試したいし 2スト相手では性能がまったく 違う。そこで出走クラスを変更 バリバリカタナ軍団とCBの いる「速い人クラス」で走る。今回は3ヒ−トしか走れず マシ ンのセッティングもへったくれもない ぶっつけ本番。19イン |
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チのフロント ドノ−マルブレ−キ いつ逝ってもおかしくな いフロントフォ−クとリヤショック。第1ヒ−トは様子見で走 るが ドクタ−定方はかまわずエンジンをぶん回す。さすが に実走450km。エンジンは快調だが キャブのセッティング が合っていない。中間がまったく吹けない。だが上は調子が いいので何とか走れる。フロント19インチにも慣れてきた。 よっしゃ〜全開〜。そしてパドックでは注目の的。650Gを初 めて見る人も多く マフラ−まで入っているのでなおさら。人 |
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だかりの中 「これ西部警察の撮影で使ってたやつで実走 だよ!」とメ−タ−を指すと 驚きの声とシャッタ−音!この 時こそ待ちに待った優越感の一時。隊長も喜んでいる。さて 午前中は一本しか走れず タイヤの皮むきと各部のチェッ クで走り終わってしまった。休憩中 初出走の荒木氏の走り を観戦。けっこう速い。前かがみの戦闘的スタイル。BIG1と オフ車で鍛えた腕が発揮され 1100カタナパワ−とで速い。 |
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これは負けてはいられない! ドクタ−定方のプライドがメ ラメラ燃えてきた。午後の2ヒ−ト目は マシンを信じてガン ガン攻める。しかし 中間の立ち上がりが吹けず クラッチ を握って空吹かしをして回転を合わせて立ち上がらなけれ ばならず(ギャラリ−コ−ナ−) 思ったようにタイムが縮ま らない。平均55秒台で周回を重ねる。前回と違い 遅いの がいないので安心して攻められる。が しかし 750Sとくら |
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てステップが前で低いので ガリガリステップを擦ってしまい マシンを寝かせられない。ヘアピンと最終コ−ナ−は 擦り っぱなしで怖いくらいだ。(後半はおもしろがってた) エンジ ンは絶好調だったので悔やまれる。これでセッティングがバ ッチリだったら・・・・・・。コ−ナ−では前走車を抜けるが 立 ち上がりでいかれてしまう。前回と一緒だが うまく回転が 全開になると 立ち上がった後もついていける。パワ−は |