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2012年3・1ビキニデー取組報告
県生協連は静岡県実行委員会の構成団体として、会員生協のコープしずおかとともに取り組みました。福島第一原発事故による放射線汚染被害により、被爆がより身近な問題となった今年、例年以上の多くの参加者で、献花墓参平和行進・墓前祭・ビキニデー集会が行われました。
また、これまで日本生協連の主催で3・1ビキニデーの朝に行われていたフィールドワークはなくなりましたが、3つの生協より依頼があり、県生協連として実施しました。
<フィールドワーク>(主催:静岡県生協連)
岡山コープ・大阪パルコープ・コープとやまの組合員・職員13名を対象に、故久保山愛吉氏の生家などを回るフィールドワークをコープしずおかに運営を依頼し開催しました。
<献花墓参行進>(主催:3・1ビキニデー静岡県実行委員会、日本宗教者平和協議会)
9時30分に焼津駅前をスタートした行進は、平日にも関わらず昨年の1300名を超える1500名(記者会見発表)の方が参加しました。県生協連は例年、献花用のバラの販売を行っていますが、用意した800本を完売し、不足がでる状況でした。
ただ、「9・23故久保山愛吉氏追悼焼津行動」の横断幕を間違って使用するミスがあり今後の反省材料となりました。
<3・1ビキニデー集会>(主催:原水爆禁止世界大会実行委員会、静岡県実行委員会)
空いている席はなく、ほぼ満員で後部には多くの参加者が立って見ている状況でした。静岡県被爆者の会会長による主催者挨拶、清水市長の来賓挨拶のあと、主催者報告を兼ねて安斎育郎氏(安斎科学平和事務所所長)より、核兵器と原発について歴史的に解明するなど分かりやすい講演を頂き、場内は感銘を受けました。第二部として「フルートとピアノの演奏」「ビキニ被災から58年・被害者の証言」「フクシマをくりかえすな」「核兵器全面禁止へ新アピール署名をひろげよう」と続き、「焼津アピールの提案」、最後の全員合唱「ウイ・シャル・オーバーカム」で閉会となりました。
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