永年勤続で会社から与えられた実働7日間の休日を活用して、9/17〜20の三泊四日で沖縄本島へ家族旅行に行ってきました。数年前にやはり家族で沖縄へ旅行に行きましたが、その時は離島である石垣島でした。今回は沖縄本島で主に海水浴および観光を楽しみました。そんな家族旅行の計画段階から実行までを時系列的に記録に残して見ました。




◆ 計画 ◆

・旅行会社予約
 当初は子供の夏休みを利用して8月に行くことも考えましたが、8月は沖縄の旬という事もあり旅行料金が非常に高い、また小生の仕事も8月初旬は大変忙しく、そのうえ夏期休日があり、さらに永年勤続で7日間の休みを取得したら、さすがの小生も気が引ける。いろいろ考えた末、これら課題を回避するのには9月しか無いと判断しました。そう判断すると8月8日に慌て旅行会社に足を運びました。そもそも事前に沖縄のパンフレットを入手していて、ある程度の希望は決めてはいたものの実際に旅行会社へ行ってみると希望するホテルや時間帯では、すごい人気ぶりで予約すらできない状況でした。もっとも平日であれば空いているものと思います。小生と同じ事を考えている旅行客が多いのかは不明だが、希望する内容では予約すらできなかった。希望するホテルのキャンセル待ちも手段としてあったのだが、旅行会社の方曰く、家族となると人数が多くキャンセル待ちもあまり奨められないとのことでした。結局2時間も掛けて見つけてくれた場所が今回行くことになった、「沖縄県恩納村ムーンビーチパレスホテル」でした。ホテルの客室は5〜6名でも一部屋で大丈夫な和洋室タイプだったので、その日に正式予約を入れました。それでも往復のフライト時間は、はっきり予約できない状況でした。希望する往復のフライト時間帯で予約することになったのだが、それにも特別に手数料 (往復で一人2千円) が掛かるなんて信じられない。各社の旅行パンプレットは目を引くことがやたら大げさに記載されているが、実態はそれほどでもないことを痛感してしまいましたね。

・羽田空港までの交通手段の検討
 家族6名で羽田空港まで行く手段の検討として、八王子から出発している高速バスで行く計画も当初は考えていましたが、高速バスの出発地点まで出向く交通手段や復路のことを考えるとあまり得策では無いと気付き、思いついたのがマイカーでした。マイカーだと往復路共に楽だし、子供がいると特に重宝です。しかしマイカーで行くと駐車場の事が気にかかり早速、インターネットで駐車場を検索することにしました。羽田空港の公営駐車場か、または民間駐車場の選択があるのですが、料金的には民間駐車場の方が廉価です。また送迎してくれるようなので民間駐車場に決定しました。民間駐車場の中で評判の良いところをいろいろ検索すると「羽田空港つばさ駐車場」が出てきました。8月8日に早速インターネットによる予約を済ませました。
   つばさパーキングHP → http://www.tubasa-p.co.jp/
 その後「羽田空港つばさ駐車場」までの道路マップなどをプリントアウトして準備万端です。

・持ち物確認
 まず旅行に先立ち持ち物の確認をしました。大人3人(小生、妻、母)と子供3人分の持ち物は、かなり多くなるので衣類等は必要最低限になるようにしました。あれもこれもでは無く、重要な物だけをピックアップし、チェックリストの形で作成してみました。

☆ 家族旅行持ち物チェックリスト ☆


出発前日には最終のチェックをしよう。

持ち物チェックリスト
現金 (出来る限り一杯(笑)持って行く、また財布を分散する)
運転免許証
(普段、車に入れっぱなしなので携帯する意味で旅行カバンに入れる)
羽田空港つばさ駐車場までの道路マップ、また現地の道路マップ類
旅行クーポン/チケット各種
保険証
デジタルカメラ
ビデオカメラ
その他

持ち物チェック、お疲れ様でした。


★ 因みに小生は前日(9/16)に、このチェックリストにて全て確認しました。


・クーポン券受理
 旅行会社から出発の一週間前に約束通り電話があり、翌日(9/12) にクーポン券を受け取りに行きました。今まではっきりしなかった航空便が判明し、ホットひと安心です。航空会社は日本航空 (JAL) で往路はJAL:1909便(羽田発 09:05、那覇着 11:35)、復路はJAL1914便(那覇 14:35、羽田着 16:55)です。往路、復路ともに大変良い時間帯と思いました。様々なクーポン券のほかに以下のような「赤い風船」の旅行スケジュール (参考) を頂きました。

 

・赤い風船ファミパック
 旅行内容は、どうやら下のパンフレットであるファミパックのようだ。「赤い風船ファミパック」って、前回沖縄に行ったときも同じだった記憶がある。結局、家族だとこのファミパックになってしまうのかなぁ〜。(笑)
 一様、マル得100円オプションも事前予約して、クーポン券も入手(9/15) して置いた。何でも100円で食事が出来るという赤い風船のサービスのようだ。ほかにもオプションがあったようだが、取り合えず現地でも大丈夫と思うので、後は当日の天候次第と言うことになる。


パンフレット


◆ いよいよ出発! ◆

● 初日 (移動/首里城公園/ホテル)
 6:10 に自宅を出発、平日のためか調布当たりから早くも道路渋滞に。首都高に入り更に渋滞に巻き込まれることになりました。首都高で 30分以上もロスタイムです。三宅坂トンネルをクリアーしてから湾岸方面は順調で、つばさパーキングへは何とか 7:45 に到着することができました。その後、つばさパーキングにて送迎してもらい羽田に 8:00 に到着、8:20 まで軽く朝食を摂り、8:35 に搭乗手続きを行い、9:00 に飛行機に乗り込みました。無事に家族全員が飛行機に乗り込むと当初の 9:05 から 5分ほど遅れての離陸となりました。那覇には 11:20 に到着し、オリックスレンタカー会社の送迎で、車で 15分ほど離れた所まで移動し、レンタカーを借りました。
 腹も少々減ったこともあり、「ITALIAN TOMATO Caf'e Jr. 沖縄アウトレットモールあしびなー店」で昼食を摂り、14:00 頃にこの地を後にしました。その後、有名な首里城公園に 14:30 に到着し、およそ一時間程度の見学後、ホテルに直行しました。ホテルムーンビーチへは16:30 頃に到着し、子供たちは早速、ホテル内にあるプールでひと遊びです。
 到着と直ぐにフロントで予約したマル得オプション100円ステーキは最高でした。何と 3,800円相当のステーキが 100円で食べれたのです。「赤い風船ファミパック沖縄」の最大のメリットと言っても決して過言ではありません。(笑) ステーキを満喫したあと部屋に戻り、風呂に入り、ビールを飲み、最高な一日でした。明日は無人島のナップ島に行くことや、今日の一日の疲れから、みんな 23:00 には深い眠りに・・・ZZZ

自宅を出発。車に乗り込む。 JAL カウンタ 搭乗前のひと時 (左が小生) JAL B747-400 1909便
52A座席からの眺め ホンダ ストリームをレンタル 守礼門 夕日が沈む眺め (ホテルから)


● 二日目 (無人島/ビーチ)
 二日目は 6:30 に起床、前日に予約を行った無人島 (ナップ島) に行きました。天候も良く、絶好の海水浴日和です。バイキング形式の朝食を 7:30 から摂り、無人島スタッフの指示のもと指定の場所に 9:20 に集合です。9:30 から船に乗り、ホテルムーンビーチが所有するナップ島にいざ出発です。このナップ島へはオプションとなっています。因みに大人:10,800円、子供:6,300円 (ホテル宿泊 10% 引き適用後の値段) で、昼飯、シュノーケル、その他 もろもろのレンタル付きです。
 ホテルから船で 30〜40分程度でナップ島に到着しました。ナップ人による送り迎えは踊りが愉快です。砂浜には野生のヤドガリで子供たちも大喜びです。午前中は現地スタッフの指導の下、50メータ程沖に出て、全員が綺麗な魚たちに餌付けを行います。小生のような金槌でもスタッフの方々が上手に指導してくれるので大丈夫です。母とななはどうしても無理だったのですが、スタッフの方がマンツーマンで手取り足取りで何とか皆と同じ行動が取れました。現地、ナップ島のスタッフに感謝です。その後、バーベキュースタイルの昼食を摂り、午後はナップ島の島巡りです。島に生殖する蝶や植物の説明をユーモアあふれるスタッフの方の説明で有意義な時を過ごしました。その後は基本的にフリー行動で、妻は飽きもせず綺麗な小魚たちを見に沖に行きました。長男、二男はヒトデ見物や沖に泳ぎに行き、残された小生・なな・母は浜辺でゆっくりした時を過ごしました。15:00 になるとホテルへ戻るため出港です。ホテルに着くと まだ 16:00 前だったので、ホテル前のビーチで遊び、その後またホテルのプールでひと遊びした楽しい一日でした。

ホテルから無人島に向け出港
不安な なな 二隻目が到着です
ナップ人の御出迎え
ヘーホーホー 
船からのムーンビーチ ホテルムーンビーチ 器材のレンタル/売店 ホテルのプール


● 三日目 (観光 蝶々園/美ら海水族館/フルーツらんど/東南植物楽園)
 7:30 に起床しホテルで朝食後、観光のため少し早めの出発となりました。当初、東南植物楽園は初日に行く予定でしたが、那覇市内での道路渋滞やレンタカーを借りるのに思ったよりも時間が掛かり三日目に変更したこともあり、タイトな日程となってしまいました。しかし最近のレンタカーにはGPSナビゲータがついていて、道路に迷うことも無く順調に観光ができる大変良い時代になりました。昔なら路方に駐車し道路マップを大きく広げる光景を良く見ましたが、最近では皆無に近いです。

@ 琉宮城蝶々園 (HP)
  自然を利用した500坪の蝶々ハウスには滝が流れ、亜熱帯植物や花々が咲き乱れるファンタジックな夢の楽園。
  オオゴマダラの黄金のさなぎは本当に綺麗でビックリさせられました。
A 沖縄 美(ちゅ)ら海(うみ)水族館 (HP)
  黒潮に育まれた沖縄の海。そこでは人の想像を遥かに超えた雄大な命の営みが繰り広げられている。この水族館は、
  その輝き、神秘そして美しさを体感することができる世界最大級の水族館です。
B トロピカル王国 フルーツらんど (HP)
  南の島の自然を楽しく体験できる園内は、南国のフルーツがあふれ、鳥や蝶が舞う。パパイヤ、バナナ、マンゴなど
  南国特有なフルーツや色鮮やかな鳥たちを観賞することができます。
C 東南植物楽園 (HP)
  エキゾチックなヤシに囲まれた楽園、何て言っても景色が最高です。時間の関係上、一時間半程度しか居られなかったが、
  出来れば一日ゆっくりと木々や池などの観賞、手作り体験を行いたいと思いました。

ホテルの人魚像前で   オオゴマダラ     琉宮城蝶々園   蝶々園からの景色 美ら海水族館
 インコ       フルーツらんど    パイナップル 兄弟のスナップ写真  東南植物楽園   オオギバショウ

位置関係


● 最終日 (移動)
 いよいよ最終日の今日は、荷物となる衣類/サンダル入りバックや購入したお土産を自宅に発送する手続きなどで大忙し でした。フライトは 14:35 発のJAL1914便なので、ホテルからの移動、ガソリンを満タンにしてのレンタカー返却、搭乗手続き等を考えると 10:00 にはホテルを出発しなければなりません。しかし、那覇市内の渋滞や万一のためを考え、念のため 9:30 にはホテルを出発しました。ホテルを出てレンターカーに乗り、いざ GPSナビゲータに返却先であるレンタカー会社の電話番号を入力したが登録されていないのです。しばし考え、豊見城市役所を代替で入力し、そこを目的にカーナビに誘導して貰うことを考えました。取り合えずカーナビに誘導されながら石川 IC から沖縄高速道路に乗り一路、豊見城市役所を目的に出発です。何とか豊見城市役所近辺までは行けたのですが、豊見城市役所が見当たりません。大きなお店に入り、最終目的である「オリックスレンタカー那覇空港南店」の行き先を店員に聞くと、ここからは距離が大分あるとのこと。給油等も考えると時間的にちょっと心配な状況でした。幸いにも当初予定よりも 30分早めに出発したため、 30分程度のロスタイムも何とか吸収できました。その後、概ね予定通りの時刻で那覇空港に到着できたので安心して昼食を摂り、搭乗手続きを行いました。搭乗窓口ではフライトの約 40分前に到着できたので、ちょうど良かったです。でも航空会社の都合で実際のフライトは 20分ほど遅れて、羽田に到着したのは 17:05 でした。
 到着後、みんなトイレを済ませ、お約束の「つばさ駐車場」に電話して送迎して貰いました。我々のほかにも 4組程度の観光客が居て、一台の送迎バスに相乗りで「つばさ駐車場」に行き、マイカーに乗れたのは 18:05 でした。その後、首都高の渋滞にはまりながらも中央高速に入れ、途中、石川 PA での「そば」は最高に美味かった。どうしても沖縄料理は味が薄く、ラーメン好きの小生には物足りなかったので格別に美味く感じましたね。無事に八王子 IC を出て、途中、スーパーアルプスに立ち寄り買い物を行ったあと自宅に着いたのは 20:45 でした。子供たちは明日から学校なのでちょっと辛そうでした。因みに小生は休みなので気が楽です。
最後にホテルをバックに家族全員で 那覇空港にて 搭乗口 B737かなぁ〜


◆ 最後に ◆
 沖縄本島はやはりデカイです。7〜8年前にやはり沖縄本島に行ったことがあるのだが、その時には「ホテル日航アリビラ」で二泊三日の旅行でした。この時には7時ごろのフライトで午後早々にホテルに着いたため、ホテル内のプールでひと遊びし、翌日にはアリビラ前のビーチで海水浴、翌々日には観光で海洋搏公園、パイナップル園等に行った記憶があります。やはり結構タイトでしたが、今回も結構タイトな日程となってしまいました。やはり移動に結構時間が掛かるのですね。
 今回の反省点としては、各々 (特に子供たち) がお土産に没頭し、各観光地への移動に時間を費やしたことだと思いました。各観光地ではお土産を見たり購入したりする時間を決めて時間になったら予め決めた場所に集合するなどの工夫が必要と痛感しました。それと観光はいちにちに2〜3箇所が限度、やはり各観光地の良さを体感できるのは、ゆっくりじっくり時間を掛けて観光するのがベターですね。
 何はともあれ、今回の家族旅行で子供たちの大きな思い出になったことと思っています・・・   


◆ 写真集 ◆
  フォトアルバムを CANON iMAGE GATEWAY にて作成しました。
  上のハイビスカスの写真か、下のハスの花の写真をクリックしてご覧ください。