第32回クラシカルギターコンクールを二次予選から聴いてきました。
順位結果は以下の通りです。
1位 河野智美 黒いデカメロン(ブローウェル)
2位 空位
3位 佐藤正隆 コユンババ(ドメニコーニ)
次点 伊藤謙治 プレリュード・フーガ・アレグロ(バッハ)
畑中洋一 プレリュード・フーガ・アレグロ(バッハ)
5位 熊谷俊之 前奏曲第1、4番(ヴィラ=ロボス)
舞踏礼讃(ブローウェル)
6位 吉住和倫 プレリュードBWV1007
サラバンドとブーレBWV1002(バッハ)
2位が空位であることからもわかる様に、智美さんと次の方とは点数的にかなり差があったものと思われます。クラシカルはここ続けて1位なしでしたので、久々のぶっちぎり完全優勝でした。
なお本選課題曲はバッハのフーガBWV1000or1001でした。
私は二次予選から全員の演奏を聴いていましたが、まともに聴かせてくれのは数えるほどだったと思います。
本選はみなさんさすがの演奏でしたが、やはり課題曲のバッハの表現の難しさを感じました。その中で課題曲、自由曲ともに智美さんが安定した、かつ聴かせてくれる演奏をしたと思います。
なお、二次予選終了後、前回最高位の日渡奈那さんの演奏がありました。
ファンダンゴ(ロドリーゴ)
カヴァティーナ組曲(タンスマン)
フリア・フロリダ(バリオス)
サパテアード(R.S.デラマーサ)
彼女の演奏は初めて聴きましたが、しっとりとして安定した演奏と感じました。
2001.5.6