眼科の器械


  検査の部屋にはいろいろな器械があります。検査の前に
説明はす
  るのですが、何を検査しているのかわからない
という声を耳にしま
  す。明るい検査室にある検査の器械
を説明します。

  視力表 
   
3台ありますが、左の器械は子供の検査に
    使い
ます。

  





        屈折検査 
近視、遠視、乱視の度数を測定します。
          のぞ
くと気球や飛行機やドラえもん
          が見えますが、
中心を見てもらうの
          と、目の緊張を取る働きをしま
す。
          左側が据え置きの器械で、右側が
                手にもって測
測定する器械です。


  眼圧検査 目の硬さを測定する器械です。空気を目に噴射して
   目を
凹ませて硬さを調べます。空気が飛び出すときびっくりす
   る人が
いますが痛みはありません。目に触れないで検査できま
   すので、結膜炎が移ったりする心配がありません。この検査で
   異常があるときは診察室で目に接触して測定する検査をします




   角膜内皮検査 
    角膜の細胞の検査をします。角膜の細胞は角膜を透明

    に保つ働きがあり、細胞が減ってくると角膜が濁ってきます。
      白内障の手術の前後や、コンタクトの定期検査に使います。

        
 
         角膜形状検査 

    角膜の形を測定します。角膜はほぼ球状になっています
 
    
 が手術の影響で変化したり、円錐角膜という病気では尖って
      きます。

    上の屈折の器械でも角膜のカーブの検査ができますが、角膜
      の中央
部だけしか調べられません。




            前眼部撮影(左側の機械) 瞼や角膜の病気、白内障などを記録し
         ておくためにこの器械で撮影します。









 眼軸長検査
 (右側の器械)目の長さを測定します。白内障の手術
   のときに目の中に入れる人工水晶体の度数の決定に使
います。




        レンズ度数測定 めがねやコンタクトの度数を測定できます。




 
この他にも、斜視の検査や、色覚の検査などの細かい器械があります。
 また、暗い部屋や診察室で使う器械もあります。目は小さいですが精密
    にできて
います。
         目の働きを調べる器械も精密でいろいろな種類があります。
            今、何の検査をしているのかわからないときは遠慮せず
            検査員に聞いてください


                        戻る