花粉症になっている人なっていない人 2024.3
いよいよ花粉症の季節になってきました。花粉症が増えてきていると言われています。また、同じよう
に生活していても花粉症になる人とならない人がいます。
花粉症の増えている理由
なぜ花粉症が増えているか、その確かな理由はわかっていません。次のようなことが考えられます。
1, 戦後各地に植林されたスギが成長して花粉が大量に飛散するようになった
2, 自動車の排気ガスなどによる大気汚染物質により花粉が破裂し小さくなったり、汚染物質の影
響を受けて粘膜が過敏となりアレルギーが起きやすくなっている
3, 乳製品や卵、タンパク質の過剰摂取でアレルギーがおきやすい体質になっている
花粉症のメカニズム
花粉が目に入る 抗体ができる 肥満細胞につく
再度花粉が入る 肥満細胞からヒスタミンがでる
発症している人
アレルギーの素因を持ち、抗体の産生量が許容量を超えた人(許容量はコップの大きさで、
コップの水があふれると発症すると考えてください)
発症していない人
花粉に対して抗体を作らない人
アレルギーの素因はあるが、抗体産生量が許容量を超えていない人(いずれ花粉症になるかも)
アレルギー素因 以下はロート製薬が0才~16才の子供に行なった調査です
両親とも花粉症の子供が花粉症である確率 43.2%
両親とも花粉症でない子供が花粉症である確率 11.6%
父親のみが花粉症の子供が花粉症である確率 23.4%
母親のみが花粉症の子供が花粉症である確率 32.8%
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