龍 の 目 2024.1
明けましておめでとうございます。今年は、辰年です。「辰」は元々は農作物の成長過程を
表す言葉で十二支の五番目に位置します。「草木の整う時期」「草木が或る程度茂り、形に
なってくる時期」と言う事です。
辰と龍は関係ないのですが、長年の慣習で、龍が干支の動物として使われます。
鹿児島の龍郷町にある「かがばんなトンネル」に春分と秋分の前後数日、夕日が入る神秘的
な光景を見ることができます。龍の顔に目が入るように見えることから、龍の目やドラゴン
アイと呼ばれます。(上右写真)
岩手県と秋田県にまたがる八幡平にある鏡沼 5月から6月に出現する八幡平ドラゴンアイです。
大量の雪解け水が注ぎ込むと沼の中央部の雪氷が浮き上がり、その後気温が上がり中心部から
雪が溶けて目球の形になる。(下左写真)
長野県御嶽山の九合目にある三ヶ池 雪解けの水の中に丸く残った龍の目のように見えるドラゴ
ンアイが5月に出現します。(下中央写真)
沖縄県宮古島市の下地島の西岸にある「下地島の通り池」 国の名勝および天然記念物に指
定されている池です。海に近い場所で同じくらいの大きさの2つの池が並んでいるように見
る通り池は、神秘的で「龍の目」とも呼ばれ、水面は穏やかで美しく青い色に輝き、地下では
二つの池がつながっています。(下右写真)
龍の瞳 岐阜県下呂市でコシヒカリの栽培中にひときわ背の高い株が見つかり、粒も1.5倍あり
品種「いのちの壱」と命名しました。米作りに欠かせない水を司る神である「龍」と、米粒が
大きくまるで瞳のようだったことから「瞳」を取って商品名を「龍の瞳」としました。
全国の大会で、4年連続で金賞をとっています。
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