手術の日に患者さんが経験すること  2012.2

手術を申し込んだが、当日のことが心配だという方が多いです。
手術日まで期間があると余計心配になってくるかと思います。手術日の様子を写真で
説明します。


例えば 130分から白内障の手術を受ける患者さん

  @ 家を出る前に石鹸で洗顔します。化粧水などはつけないでください。

   A 1時に来院します。手術承諾書をカウンターの上の箱に入れて、外来の待合室で待
     ちます。

       前日から点眼していた薬と、当日の11時から点眼していた薬を自分で点眼します。
       (感染予防のために自分で点眼していただきます。点眼が上手に出来るかどうか
      の確認に
もなります。) 付き添いの方は待合室で待って頂きます。

   B 2階に上がります。脚の不自由な方はステップリフトを利用します。

   C 術前の準備室で手術着に着替えます。上着は前あきのものが便利です。
     血圧、体温測定をし、心電図を付けて、手術前後の注意について説明をうけます。

  D 130分に麻酔の点眼をし、手術室に入ります。

   E 手術室のイスに座ります。具合の悪い時に押すボタンを持ちます。
    イスの背もたれが倒れてベッドになります。歯科のベッドと同じです。 
    腰の痛い方はいろいろ工夫します。  

  F 消毒して、顔にシーツがかかり、135分頃から手術が始まります。
    手術中は顕微鏡の光が見えます。手術時間は15分ほどです。
       眩しいですが、痛みなどの苦痛はありません。

  G 手術が終わり、眼帯をして、ベッドが起き上がります。歩いて術後の休憩室に行き
     ます。
お茶の用意がしてあります。30分休憩して、具合悪くなければ帰ります。

  H 家に帰って一晩はゆっくりします。具合悪ければ直通の電話に連絡します。












入り口の案内 ステップリフト  術前準備室        手術室入口









 手術室内 中央にあるのがベッド 手術中は顕微鏡の照明が見える 術後休憩室 


                戻る