運転免許の更新


最近では、高齢者の方も運転をするようになってきました。高齢者講習会で視力が
悪かった、
更新にいったら見えなかったのでなんとかしてほしいと来院する人も多
いです。運転免許の更新
がどのようになっているか知らない人も多いです。
免許の更新についてまとめてみました。

更新の手続き
  更新の期間は          誕生日の前一ヶ月〜後一ヶ月
  更新の場所は          警察署・運転免許センター
   更新に必要なものは       運転免許証
                             免許用写真(運転免許センターでは不要)
                  高齢者講習終了証明書(70歳以上)
 高齢者講習  
   70歳以上の方は、更新期間が満了する3ヶ月以内(例えば、314日が誕生日なら
    
114日から414日)に講習を受ける必要があります。
   自動車学校に申し込みます。
   内容は、学科講習・運転適性検査(視力など)・技能講習(コースでの運転)

 免許の更新を忘れた(視力が悪くて更新できなかったときもこれと同じです)
   6ヶ月以内のとき  学科、技能試験は免除、視力検査などの適性検査を受けます。
                   本籍の記載の在る住民票が必要です。
         申請場所は、

               高齢者講習受講済み、特定任意講習受講済みのときは警察署
         高齢者講習、特定任意講習を受講していないときは運転免許センター
   6ヶ月から1年以内のとき 学科、技能試験は免除、適性試験を受けます
              住民票が必要になります。

               運転免許センターで更新します。警察署ではできません。
   やむをえない場合(入院していた。外国に行っていた、刑務所にいた)
    3年以内なら証明書があれば学科、実技をうけずに適性試験だけで更新できます。

 視力が悪くて免許が更新できなかった人
  眼科を受診するのは視力が悪かった人です。どのようにしたらいいかまとめました。
  
更新の期間内
   メガネで0.7以上見えればめがねを処方します。白内障などの病気で見えないとき
   は、手術をして見えるようになってから更新に行っても
らいます。
  更新の期間が過ぎてしまったとき
   期日が迫ってから受診しても、すぐに手術をすることができません。また、手術
    後に視力が
安定するのに時間がかかることもあります。期日が過ぎても6ヶ月以
    内なら警察で免許の更新ができますので、心配しないで治療を受け
てください。
    たとえば白内障で見えにくいなら手術します。
    手術後、
0.7以上見えるようになったら高齢者講習を受けている人は近くの警察
    署、講習を受けていない人は
運転免許センターへ住民票を持って更新にいきます。

あわてないために   免許の書き換えの3ヶ月前には眼科を受診して視力測定してく
ださい。手術が必要なら更新に間に合うように手術を予定します。

 注意 期日を過ぎて運転すると無免許運転になります。 


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