家庭教育/読み聞かせ/子どもの好きな本を知る


子どもの好きな本を知る

   家庭で読み聞かせを行う人のためのページです
             千葉昌之 HIP


1.質も量も足りませんが‥‥
 私の子どもは現在2歳3か月(12年11月現在)長男の笙平(しょうへい)がただ1人です。2人目、3人目‥‥と子どもが増えていくと、読み聞かせの質も量も増えていくのでしょう。現在は、読み聞かせの質も量もまだまだ足りないのですが、どうぞお読みください。

2.「車」が好きとわかる
 「読み聞かせ」とよべるものではないのですが、「フラッシュカード」というものを行なってきました。このフラッシュカードの行ない方については、別に詳しく書くことにしています。使用したカードは、「くもんのカード」と呼ばれるものです。次のカードを購入しました。
 ●おはなしカード1〜3集  ●うたカード1〜3集  ●動物カード  ●鳥カード  ●くだもの・やさいカード  ●のりものカード  ●星座カード  ●はたらく自動車カード  ●とけいカード  ●ひらがなカード  ●都道府県カード  ●四字熟語カード  ●英単語カード と、「3びきのこぶた」などの特定のお話カードが数種あります。
 「こんなに買って‥‥」と思うでしょう。でも大半は学校の授業で使うのです。現に「都道府県カード」は現在の5年生のクラスでは、なくてはならない必需品となっています。
 これらのカードは興味を示すものと示さないものがあります。「星座カード」なんて息子は見向きもしません。黒いカードの中に点々(星)が入っているだけです。しかし、息子は「のりものカード」に異常に執着することがわかりました。「ブーブー」「ブーブー」と車カードを見せてくれと何度もせがむのです。

この子は「車」が好きなのかな。

 気がついてみたら、トミカの類は50種類以上、他の車も30種類以上。車関係の本も20冊以上というように、「車一色」になっていました。寝るときも、よそに出かける時も「ミニカー」がなければなりません。寝る前に読む本も当然、車関係の本です。
 かつて、私が大好きだった「ウルトラマン」や「ロボコン」関係のソフトビニールの人形を与えたこともありますが、全然見向きもしません。おもちゃを買いに行くと、とにかく自動車。それ以外は、目に入りません。
 本も自分が読む本、私に「読んで」とせがんで持ってくる本は全て乗り物や自動車関係の本です。「たまには違うのを持っておいで」と言うのですが、やっぱり自動車の本‥‥。

3.興味が高まってきたその時に
 向山洋一さんという方が「シングルエイジ教育」という雑誌の中で、次のようなことを書いていました。
 大切なことは

 幼児の興味が乗ってきた時、高まってきた時に、幼児が自分でやろうとすることを、自分でやれるようにお母さんが助けてあげること。

これが、幼児期の教育の原則です。子どもの自発的行動(働きかけて、自発的に行動を促すことも大切)と、お母さんの共感や励ましがあって結びついていくところに、幼児の能力がグングン伸びていく秘密があるのです。

 これはきっと、「自分でトイレをする」「自分で食べる」などの技能の面を主にさしているのだと考えます。しかし、「興味が乗ってきた・高まってきた」という面では同じかなと考えています。
 「車についての興味が高まってきた」という事です。今では、自分で本を出してきて読んでいます。(車の本ですが)その他の本も少しずつ、読み聞かせることができるようになってきた今日この頃です。
 
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