ドロッティンガム宮殿(10月12日の写真の場所から振り返ると、こうなってます)

10月13日(水)


はれ。

 

朝5時30分起床。今日はメインキャンパスに実験に行くことになっている。その前に、Kista の研究室に試料を置いてあるのを取りに行かなければならない。身支度を整えてKista の研究室に入ったのが7時30分。試料を準備したり、電子メールをチェックしているうちに8時を少し回ってしまった。そこから地下鉄でメインキャンパスに向う。

 

学生とは実験室の前で落ち合う。なんとか9時には間に合った。実験そのものも、前日のような失敗はなく、なんとかやり遂げることができた。やれやれ。

 

この日の午後はストックホルム市が主催する、ストックホルムに来ている外国人研究員のためのレセプションがある。場所は、ノーベル賞受賞式のある、市庁舎。行ってみると、200人くらいの人が来ていた。入り口が分からずウロウロしているうちに、インドから来ている人に声をかけられた。アモルファスの低温での電子輸送の研究をしているとのことで、やはり KTH (物理学科)で研究をしているとのこと。この街は美しいところですね、と言うと、その点については全く同意してくれた。

 

全く大勢の研究者が来ていた。おかげで準備していたランチ(バイキング形式)はあっという間になくなった。その後、市庁舎の中をぐるりと案内される。といってもガイドが付かなかったので、ただ見るだけだった。いろいろな国から人がきていたようだったが、日本人はあまり来ていなかったらしい。らしい、というのは中国からの研究員が多くいて、日本人なのかどうか、区別がつかないのだ。

 

レセプションが終わったところで、ちょっと寄り道。10月23日(土)にスウェーデン王立フィルがショスタコーヴィチの5番を演奏するので、そのチケットを取る。このプログラムは、札幌にモスクワ放送響が来た時に演奏して、(自分にとっては)えらく不評だったので、そのリベンジのつもり。前回のブルックナー5番の感触からすれば、期待はできるはず。無事にチケットを入手して Kista へ帰る。


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