M48 (NGC2548)
うみへび座の西の境界にある散開星団
2017年12月23日 3:00のM48
一番上の大きな円は肉眼の視野で、うみへび座C星の位置を示します
右の連なった円は25倍の視野 下の明るい星がうみへび座C星
左中央の大きな円は50倍の視野でM48を描いたもの
M48はうみへび座の西の境界線にある散開星団で、うみへび座C星の近くにあります。うみへび座C星(C Hydrae)、星名にラテン文字が使われているので違和感を感じますが、これは星座の星にα、β、γ...と割り当ててきたギリシャ語がつきた場合、ラテン語のアルファベットをつけるからです。
うみへび座C星は肉眼で見える星で、α星アルファルドとこいぬ座のプロキオンの間にあります。C星の位置を示したのがスケッチ一番上の円です。C星は周囲の星と三つ星になっているので、肉眼でみるとにじんで見えます。
M48はC星より3度ほど西へいった場所にあります。明るい星は8等。小口径の望遠鏡では暗い星団ですが、真ん中に星の列があるのが特徴的。
参考:
[Burnham's Celestial Handbook]
[Guidebook to the Constellations]