Temnospondyli テムノスポンディリ 分椎類(ぶんついるい)
テムノスポンディリ:分椎類とは?:
ペルム紀の巨大な両生類として知られるエリオプス、いわゆる両生類のなかでもっとも地上生活に適応したカコプス、完全に水中生活をしていた三畳紀のゲラトラックスなどが代表的な仲間です。最大級の種類は2メートル以上になり、なかには頭部だけで1メートルになったものもいます。
テムノスポンディリ/分椎類には、古典的には Loxommatidae や Colosteidae なども含まれていました。しかし系統解析をするとじっさいに彼らとひとつの系統をつくるのかはよくわかりません。
このコンテンツで取り上げる分椎類は口蓋の骨、プテリゴイドの間に穴ができているのが特徴的です。この特徴は現代の両生類 Lissamphibia にも見られるので、現代の両生類はじつは特殊な分椎類なのかもしれません。
テムノスポンディリ:分椎類の特徴:
:口蓋のプテリゴイドの間に穴があることです