Oxalis属 カタバミ属 カタバミ Oxalis corniculata カタバミは北村のいる神奈川県では4月から黄色の花を咲かせる雑草で、道路脇やコンクリートのすき間などでみることができます。ちなみにカタバミのなかには全体的に赤っぽいもの↓がいますが、こちらは変種なのだそうな。
アカカタバミ O. corniculata var.rubrifolia これはアカカタバミ。葉っぱに赤みがかかっていて、花にも赤みをおびたバンドのようなものがあります。でもこれがはっきしないのや、赤みの弱い株もあったり・・・。どういう程度の違いなんでしょうね?。
このように私たちの身近にいるカタバミ属ですが、多くの外来種もまた身近にいます。北村の家の近くでも赤い花を咲かせるイモカタバミがいました。
イモカタバミ O.articulata イモカタバミは赤い花を咲かせるカタバミ属で南米原産だそうです。しかし、こうした赤い花を咲かせる外来のカタバミ属は他にも何種類かいて、雄しべが白いムラサキカタバミ、葉が少し厚めのハナカタバミ、ベニカタバミがいます。
この株についていうと、花を拡大した右の写真を見れば分かるように、おしべは黄色です。また花びらには濃い筋があります。また葉っぱの裏側のふちには白っぽい薄オレンジの小さな斑点が並んでいます(写真ないです、今のところ・・・^^;)。
以上の特徴からするとこの株はイモカタバミ O. articulata と考えてよさそうです。
参考:原色日本帰化植物図鑑 保育社 1976
ちなみに・・・。
彼らカタバミくんたちは夕方になったり周りが暗いと花を閉じて、クローバーのような葉っぱも折りたたまれた傘のように閉じます。朝早かったり、光りが十分にないと写真を撮ろうとしても花が閉じていたりするので注意ですね。