ハウチワマメ
since 2002/05/24
〜〜〜クリスマス・愛のスランケット劇場〜〜〜
※2009年12月22日の日記から続いています。
(結局先生がシリウスにスランケットを贈ってなぜか解決)
(こうするとますます暖かいよとか言って頭のところで縛ってみる)
(INお正月←季節イベント超逸脱)
「しかしこれでは何もできなくないか?ソファから立ち上がるのも難しい」
「とくにする事がある訳でなし、いいじゃないか」
「……まあそうか」
「思う存分このふわふわの世界を楽しみなさい」
「というか何も見えん」
「じゃあほら、こうすると。パッドフットの皮を着て、パッドフットを撫でているみたいだろう?」
「うん、まあ……なにか丸い……これは手?」
「いかにも」
「イエティと仲良くなったような気分だ」
「ほら握手」
「それは頭突きだイエティ」
「痛くないだろう。きっと友愛の印なんだよ」
「イエティの頭はどっちを向いている?」
「やや君の方を向いている。こうしていると正面だか側面だかも曖昧だね」
「じゃあイエティにキスしてみよう」
「……」
「……あれ?難しいな」
「ええと、それは鼻だよ」
「5秒だけ皮を脱いでも構わないかなイエティ?」
「だめだ」
「……冷たいな」
「雪男だから」
(そして帰省してきたハリーが窓の外から部屋の中を目撃)
(仲睦まじい毛布おばけ2体に、さすがにちょっと引く)
<終>