森川
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「はい、ということで、森川智之の収録現場、トク…、突撃インタビューとこっ…。
はい、もう1回行きます(笑)。はい、『ラジオ・パステルコレクション』のリスナーのみなさん、こんばんは。森川智之です。ただ今私は、都内某所のスタジオにおります。なんとここでは、『お金』シリーズの第4弾、『お金じゃ買えないっ』の収録が行なわれていたんですけども、たった今、収録が終わりまして、非常にくつろいでいる、というか。」 |
小杉 |
「あー(伸びをするような声)。」 |
森川
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「あ、よろしいでしょうか。インタビューをしたいと思いますけども。
まず最初に、綾瀬雪弥役の、石田彰さんにインタビューしたいと思います。
お疲れさまでした。」 |
石田 |
「お疲れさまでした。」 |
森川 |
「とりあえず、収録を終わった感想なぞを。」 |
石田 |
「さすがに4作目ということで、シリーズ長く続いているので、もういつ来ても怖くないぞ、って感じで。がんばってやりました。完璧です。」 |
小杉 |
「(ささやくように)すごい…。」 |
森川 |
「完璧ですか。なんか、3作っていうか、前回のCDのフリートークのところで、小杉さんと倦怠期を迎えているような感じがする、って言ってたんですけど。」 |
小杉 |
「そんななんだ。」 |
石田 |
「そんなこと言いましたっけ?」 |
森川 |
「それは、解消されたんですか?」 |
石田 |
「あ、あのー。この3作目と4作目の間に何があったかはお伝えできないんですけども、けっこういい感じです。」 |
小杉 |
「ちょっと。何かあったぁ?」 |
森川 |
「じゃあ、続いて、狩納北役の小杉十郎太さんに、お話を伺いたいと思います。お疲れさまでした。」 |
小杉 |
「ども。お疲れさまでした。」 |
森川 |
「感想を。」 |
小杉
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「もう彰くんとはね、息、ぴったりですから。この作品も4作目ですからね。
本当に、自信を持ってみなさんにお送りできる仕上がりになったと自負しております。」
(一同笑) |
森川 |
「一応、このラジオで初めて、この『お金』シリーズっていうのを聴く方もいると思うので、なんとなく概要というか。どんな話なですか。
『お金』シリーズっていうのは、ちょっと不思議ですよね。
全部借金がどうこう、っていう話。」
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小杉 |
「簡単に言えば、僕がやっている狩納が、彰くんがやってる綾瀬を、自分の手に入れるために、罠にはめるわけですね。とてもとても彼には返せないような、すごい借金を彼に負わせてしまうわけですよ。それのために彼を、逃げられなくしてしまう、と。ところが、彰くんも、じゃなくて綾瀬も。」 |
森川 |
「彰くん。あははは。」
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石田 |
「(笑)あ、そこ、重要ですね。」 |
小杉 |
「そこ、重要ですね。ここ、重要です。…小杉じゃないですよ。狩納と綾瀬の話ですからね。でまあ、綾瀬も、狩納のいろんな面に気付いて行く、と。
惹かれ合っていくような部分も、あるのかな、と。これはまあ、聴いていただいて、ね。」 |
石田 |
「そうですね。」
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森川 |
「はい、ということで、とりあえずラジオのほうは、先行オンエアするんですけども、リスナーの方に、聴いてください、っていう感じで、振っていただけるとうれしいんですが。」
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石田 |
「4作目になりました。ということで、綾瀬と狩納さんのふたりの関係も、だんだんだんだん微妙に、1作目から変わって来てます。で、そのふたりがどんな具合に、4作目なっているのか、っていうところを、是非聴いていただいて、で、物足りないところは、CDも買って聴いていただきたいと思います。はい。よろしく。」 |
ということで、石田彰くんが言っていた「物足りないところ」とは、いったい何だ。