堀内
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「皆さん、お待たせいたしました。
本日のスペシャルゲスト、飛田辰男さんでぇす。」 |
飛田
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「どうもぉ〜。皆さん、こんばんは〜。日曜の夜ですねぇ。
はぁ…。ご苦労様です、賢雄さん。」 |
堀内 |
「いえいえ〜。もうね〜」 |
飛田 |
「お元気ですか?」 |
堀内 |
「元気ですよ。あのね、僕の声でみんなを眠らせようと。」 |
飛田 |
「はぁい、ご紹介聞きました。」 |
堀内 |
「聞いたでしょ?」 |
飛田 |
「寝ちゃいました。」 |
堀内 |
「だめよ、寝ちゃ。」 |
飛田 |
「そうですか。もう聞き終わってから寝ました。」 |
堀内 |
「んもぉ〜。」 |
飛田
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「だからドキドキしちゃったんですよぉ、もう。ゲストに呼ばれたって聞いたときに、こんな静かな番組に行って、一体どんな話をすればいいんだろぉって、ドキドキものだったんですよ。」 |
堀内 |
「だってね、飛田くんね〜。これだけインターコミュニケーションズさんの作品に出演してればねぇ、ゲストでも呼ばれますわ。」 |
飛田 |
「『ラヴィアンローズ』、『大人の問題』、『そりゃもう愛でしょう 2』、 『お金がない』、『お金しかない』、『君が好きなのさ』、『可愛げがない』、
『お金じゃ買えない』。」 |
堀内 |
「ね。これだけ出てるんですから。」 |
飛田 |
「『ラヴィアンローズ』と『君が好きなのさ』は、賢雄さんも一緒でしたね」 |
2人 |
「そうなんですよねぇ〜。』 |
堀内 |
「その中でも、『お金がない』、『お金しかない』、『可愛げがない』のね、 『お金じゃ買えない』の染谷薫子役、これがすごい人気だとか。」 |
飛田 |
「新宿のバーのママさんなんですけどね〜。もぅ楽しく楽しくやらせて頂いています…」 |
堀内 |
「…ちょっと待ってください。」 |
飛田 |
「はい。」 |
堀内 |
「新宿のバーのママさん?」 |
飛田 |
「はい、そうです。」 |
堀内 |
「ママ?」 |
飛田 |
「ママ。ママです。マスターじゃありません。『ママ』です。」 |
堀内 |
「はぁぁぁ。」 |
飛田 |
「着物マニアのママです。」 |
堀内 |
「ママですかぁ。」 |
飛田 |
「ママなんですよ。」 |
堀内 |
「キャラクター作り、難しくなかった?」 |
飛田 |
「いやぁ、難しかったですね、最初は。」 |
堀内 |
「はぁぁ。」 |
飛田 |
「最初やったら、ちょっと大人過ぎますねと言われて、もっと若くしてくださいと言われましてね…」 |
堀内 |
「それはね、俺なんかも最近よく言われるんですよ。」 |
飛田 |
「そうですか?」 |
堀内 |
「やっぱりね、ちょっと渋みがね。分別くさくなってきちゃいましてね。」 |
飛田 |
「くふふふふ…」 |
堀内 |
「でも、内面にあるんじゃないの、飛田くんだって、どういうの。」 |
飛田 |
「でも、一番化けられるじゃないですか。」 |
堀内 |
「俺は飛田くんを、昔っから知ってるんだけど、あのやっぱり、役者としてさ、キャラクター大きく作っていく方が、得意って気がするね。」 |
飛田 |
「離れた方が面白いですね、自分から」 |
堀内 |
「は〜〜〜。」 |
飛田 |
「ほんと、今日はこんな番組に呼んでもらってホント、アタシ嬉しい。
あっ、どうしましょ。あ〜もぅ…って、こんな感じでやっていましたからね。」 |
堀内 |
「ふ〜ん。芸達者ですからね。」 |
飛田 |
「ぃい〜え、何を仰います。」 |
堀内 |
「いや〜。」 |
飛田 |
「でもね、以外と僕、このシリーズものでは、周りをウロウロしている役柄が多いんです。」 |
堀内 |
「うん。」 |
飛田 |
「以外とその当事者ってのは少ない。」 |
堀内 |
「はぁ〜。」 |
飛田 |
「意外に思われるかもしれませんけど、皆さん。そうなんです。この染谷さんっていう人も主人公の石田彰くんと小杉十郎太さんがメインだったんですけど。その2人の周りをウロウロしている役で。
だから、まぁ、ちょっかいを出すことは出すけれど、そんなに、その切った貼ったのシーンはなかったんですけど。」 |
堀内 |
「なるほどね。」 |
飛田 |
「でも、すごい楽しくやらせて頂いて。この役も、1、2、3、4作で同じ役。これだけ続いたのも、こういうシリ−ズで珍しいんですよね。
すごく、僕にとっては。だから、とても楽しくやらせていただきました。
もっと続いてくれればいいな、と心密かに思ってはいるんですけどね。」 |
堀内 |
「でも、どれが、どの作品が1番いいって、1番インパクトが強かったってのはある?」 |
飛田 |
「ぅう〜ん。インパクトという意味では、ラヴィアンローズが結構…ありましたね。これは、凄かったっす。楽しかったですけど。」 |
堀内 |
「飛田くんにとってのボーイズラブとは。」 |
飛田 |
「もう、なんて言いますか、これほど純愛を語れる世界はないんじゃないか、と。いまどき?
この何というか、ささくれ立ったとうか、このがさつな世の中。
う〜ん、何言ってるのかよく分かりませんけど。正面切って思いを打ち明けたり、思いを語れるような話って言うのは、他にないんじゃないかと…」 |
堀内 |
「そうなんだよね。だから逆に嘘がないっていうか…」 |
飛田 |
「そうなんですよ。逆に。」 |
堀内 |
「感じがするんだよねぇ。」 |
飛田 |
「だから、ホントにその辺をしっかり押さえておかないと、いくら そういうこういったボーイズラブの世界を好きだって人が聞いても、多分そっぽ向かれちゃうと思うんです、逆に。ホントにその根底のハートの部分みたいなものが、もう作品の根底。どの作品にも根底にしっかりあるんで、」 |
堀内 |
「だからやっぱり、じっくりと聞いてね、やっぱりね、どっぷりと浸かって欲しいね。」 |
飛田 |
「そうですねぇ〜。」 |
堀内 |
「ということでね、ちょっと話が変わりますけどね。」 |
飛田 |
「はい。」 |
堀内 |
「聞きましたよ。」 |
飛田 |
「は?」 |
堀内 |
「心待ちにしていたのは、僕、だけじゃないですよ。」 |
飛田 |
「はい?」 |
堀内 |
「みんな待っていたんですよ。『起動戦士Zガンダム』。」 |
飛田 |
「ぅわっ。」 |
堀内 |
「いよいよ、DVDで。」 |
飛田 |
「あら〜。とうとうなってしまいましたね〜。」 |
堀内 |
「カミーユまたまたどうですか?」 |
飛田 |
「いや〜、もう身を捩るようにして、この番組の枠内でもコマーシャルで流れてますけども、小杉十郎太さんと2人でやった、あの宣伝のCMもありますけれどね、もう出るかな出るかな、と毎回ドキドキものでやっておりますけれども、」 |
堀内 |
「でも、あれ、15年前になるわけでしょ?」 |
飛田 |
「そうですね。もう、なんだかんだ。」 |
堀内 |
「どう、また見てみてドラマ性とか、キャラクターとか。」 |
飛田 |
「いや、やっぱりしっかりしてると思いますね。」 |
堀内 |
「そうだよねぇ。」 |
飛田 |
「今、逆にこう、今だったらたぶん、ビデオシリーズとか、そういう感じになっちゃうんだろうな、と思いますけれども、あの内容を
1年間テレビでやったっていうのは、結構凄いものがあったな、と。」 |
堀内 |
「なんでカミーユってあんなに女性に人気があったの?」 |
飛田 |
「なんか、こう、やっぱり女性本能を擽るってことがあったんでしょうね、きっと。ほっとけな〜い、みたいな。だから、放映している最中よりは、
放映が終ってからの方が、人気が出たんですよね。結局、話が全部終って、最後にまぁ、ちょっときつい結末を迎えちゃったんで、それでググッと同情票が集まったみたいな。そういう分はすごくありましたね。」 |
堀内 |
「そうか、終わってみてすごく考えさせられちゃうんだよね。もう1回カミーユに会いたい、ってね。」 |
飛田 |
「そうですね。それからこの後の『Zz』。マシュマー様が出ていた。」 |
堀内 |
「そうですねぇ。マシュマー、僕はもっと長生きしてもらうと、困っちゃうんだと思っていたんだけど、9話でね、なんか、いなくなっちゃったんだよね。」 |
飛田 |
「かっこよかったじゃないですか。」 |
堀内 |
「ま。かっこよさではね。」 |
飛田 |
「バラの花。」 |
堀内 |
「ハマーン様ぁ。」 |
飛田 |
「ねぇ。あの人も純愛の人でしたね。」 |
堀内 |
「そうだよね。」 |
飛田 |
「すごい一途な人で。」 |
堀内 |
「そこが、俺にしてみりゃ、やっぱ代表キャラだよね。」 |
飛田 |
「わぁ〜。」 |
堀内 |
「さて、この機動戦士Zガンダム。1巻から5巻が、7/25に好評発売されました、もう。」 |
飛田 |
「で、6巻から9巻が8/25。10巻から13巻が9/25に発売予定と言うことで。で、更に藤田正美さんという方が書き下ろしした特製アートボックス付きの限定生産セット、メモリアルボックス版のZガンダムも同時に発売ということで。すごいですね〜。」 |
堀内 |
「もう凄い、至れり尽せりでだね。」 |
飛田 |
「ねぇ〜。」 |
堀内 |
「私はもう、予約しましたんで。」 |
飛田 |
「あっ、すごいっ。やぁ〜、嬉しいですね〜、もう。」 |
堀内 |
「だからもう、楽しんでいただきたいと思いますよ、皆さんにも。あの。時間がなくなってきちゃった、飛田くん。」 |
飛田 |
「あっ。ん〜。」 |
堀内 |
「最後にリスナーの皆さんにひとこと。」 |
飛田 |
「ボーイズラブもありますけれども『Zガンダム』。また、ぜひ皆さんご覧になってみてください。よろしくお願いします。」 |
堀内 |
「え〜、といわけでね。」 |
飛田 |
「はい。」 |
堀内 |
「本日のスペシャルゲスト、飛田辰夫さんでした。」 |
飛田 |
「はい。」 |
堀内 |
「どうもありがとうございました。」 |
飛田 |
「ありがとうございましたぁ。」 |