「ラジオ・パステルコレクション」第16回 2001/7/22 25:00〜25:30 TBSラジオ
ナビゲーター 
 堀内賢雄
ゲ ス ト 
 間 寛平

こんなにも人を好きになるなんて。

あなた以外、他の誰でもない。
苦しいくらいに苦しくて
切ないこの思いだけが、いつも歯がゆい。
こんなにもあなたが愛しいと感じる。

どうすることもできないのだろうか
この強い、独占欲を…。

このままだと、あなたの屈託なく笑う微笑みを
壊してしまいそうで怖いんだ。

胸の中の心は
今に破滅しても少しもおかしくないんだから。

あなたが好きだ。
愛しています。

でも、この気持ちは伝えられない。
だけど側にいて、ずっと見守り抱きしめたい。

ただ、ずっと思っていたいだけ。
大切にしたい。

あなたに愛されたいから…。

●タイトルコール
『ラジオ・パステルコレクション』

●オープニング
 こんばんは。ナビゲーターの堀内賢雄です。
注目のジャンル、ボーイズラブにスポットを当ててお送りしていますこの番組。今月は私、堀内賢雄がナビゲートしてお送りしています。
  さて、先週に引き続き今夜も、スペシャルゲストにあの間寛平さんをお招きしています。今夜はボーイズラブについても、少しお話ししてみようと思います。お楽しみに。
そして、今夜オープニングでご紹介したパステルポエットは、パステルネーム「さなえさん」からいただいた作品です。

誰しもが持っている独占欲。
愛すれば愛するほど、その思いは強くなっていきます。それと同時に浮かび上がってくる不安感。でも、人間が人間である以上、それはどうしようもない感情です。
だから、人間は成長していくのではないでしょうか。

 ところで皆さんは、何か心がザワザワと落ち着かない。そう。憂鬱な時、何かに煮詰まってしまった時、毎日の生活がマンネリ化してしまった時ありませんか?そんなもやもやとした気分を変えたい時、あなたはどうしていますか?
例えば、新しい洋服を着て街に出たり、美容室で髪型を変えて見たり、といろいろあります。もちろん、何か新しいことにチャレンジできれば最高だけど。
そんなたわいのない身の回りのアクションだけでも、心がぱぁ〜っと、晴れたりするものですよね。
 私の場合はといいますと、そうですね。深夜に車を走らせ、ただただ走り回ります。
もちろん、カーステレオから流れるのは、インターコミュニケーションズの作品ばかり。うぅ〜ん…、ボーイズラブ。
 皆さんは、気温の高いこの季節、ついついクーラーの利いた部屋にこもりがちですが、思いきって外に出て、何か新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 さて、この番組で取り上げているボーイズラブ。これもラジオをお聞きの皆さんにとって、心地良い気分転換になるんでしょうね。
楽しみ方は人それぞれ。番組を通じてたくさんの作品や、その舞台裏などを ナビゲートしていきます。
それではここで、リスナーの方から頂いたお便りを紹介しましょう。
『賢雄さん、こんばんは。オープニングからゾクゾクしちゃいました。おかげで眠れなかったです。さすが賢雄さん、カッコイイです。落ち着いた大人の男性って感じで、とても素敵でした。
毎週ラジオを聞きますよ。ドキドキさせてください。』
 お葉書どうもありがとう。
ゾクゾクも、ドキドキも、させちゃいますよ。
  その他にもたくさんのお便りをいただいています。今夜もドップリと楽しんでください。
なお、番組で取り上げられなかったお便りも必ず読んでいきますので、よろしく。

 そういえば、最近の私は、リラックスするためにお香にこっています。
お香のショップに行って、好みの香を選んで、深夜に香を焚く。そして、静かにクラシックを聴く。
そうすると、なぜか心が和みます。そうこうしているうちに、もう気が着いたら朝。
そう、知らない間に眠りについてるんです。
皆さんも、自分だけのストレス解消法を見つけ出してください。
あぁ、そうそう。くれぐれもお香の代わりに石炭なんかは使わないでくださいね。

 それでは今夜も、私、堀内賢雄と一緒に、素敵なひとときを過ごしましょう。

シン…と静まり返った時の狭間で、あなたと幻想のひとときを…
Midnight Fantasy Dream... ラジオ・パステルコレクション。

●作品紹介
  改めましてこんばんは。ナビゲーターの堀内賢雄です。
ラジオをお聞きの皆さんの中には、そろそろ夏休みを迎える方もたくさんいるのでしょうね。
う〜ん、うらやましいですねぇ。ロングバケーション。
社会人になってしまうと、長期の休暇を取るのは、なかなか難しいですよね。
でも、立場はどうあれ、皆さん、素敵な夏をエンジョイしてくださいね。
 そうですね…。私の夏休みといえば、キャンプですか。
マイカーにテントを積んで、お好みの食材を買い込んでキャンプ地に到着。
まずはテントを設営して、気のおけない仲間とビールを片手にワイワイガヤガヤ。
子供の頃を思い出して、それからみんなでカレーを作る。
キラキラと輝く川の流れに映る少年時代の思い出。蝉の鳴き声は、永遠に変わらない夏のBGM。いくつになっても子供の頃の太陽の日差しを覚えています。そんなことを、ふと私は思い出してしまいました。

 さて、続いてはドラマCD紹介のコーナーです。
タイトルは『僕のものになりなさい』
今夜で3週目を迎えますね。
原作、南原兼。出演は、吉良巧介役に子安武人、大石力役に緑川光、浅野巧巳役に石田彰でお送りします。
「僕のものになりなさい」。ダイジェスト版、最終回。早速お聞き下さい。

『僕のものになりなさい』(ダイジェスト)

どうですか?完璧なアンサンブル。新しきもの古きもの、うまくミックスした秀作です。おそれい入ります。
この作品はいよいよ7/25コンプリート版として、全国一斉発売されます。買わないひとは、もうニブチンです。
あぁそして、この「僕のもになりなさい」の収録直後に、緑川光くん、子安武人くん、石田彰くんの3名からリスナーの皆さんにメッセージをもらっています。
来週の放送でお送りしますので、お楽しみにぃ。


●カルト・オブ・ボーイズラブ
  さて、このコーナーでは、あなたのボーイズラブ作品に関する知識をフルに稼動させてくださいね。
前回の質題にも、たくさんの回答が寄せられています。早速、その質題内容と答え合わせをしていきましょう。
それでは前回の問題です。
『私、堀内賢雄と矢尾一樹共演の「夢見る眠り男」からの出題です。秋月こお原作のこの作品は、99年の5月にドラマCDとしてインターコミュニケーションズから発売されました。
『眠り病の発作で幽体離脱を起こした英一郎を救うために、研二は英一郎の夢の世界に飛び込んだわけですが、夢の世界での2人のフルネームはなんだったでしょうか?』
――というもんだいでした。皆さん分かりましたか?
さ、それでは正解、行ってみましょう。
正解は…、英一郎、ピ―ターパンドえいちゃん。研二、工藤研二アナン。
シーン9の研二のセリフにありました。
今回も、たくさんのメールやお葉書を頂きましたが、正解者の中から僕が選んだ幸運な当選者を、1名発表しましょう。
堀内賢雄サイン入り「夢見る眠り男」オリジナルポストカードを送られるのは…。
おめでとうございまぁす。
 それでは、新しい問題です。皆さん、メモの用意はいいですか?
今夜は私も出演しています6/25、3枚組で発売されました、吉原理恵子、原作『縛恋』から出題しましょう。
会員制高級クラブ、ダークマターのキングとは子安武人演じるレイジですが、田中秀行演じるクラブのオーナー、森嶋明人は通称、なんと呼ばれているでしょうか?
当選者の中から抽選で1名さまに、当番組にゲスト主演してくれた間寛平さんと私のツーショットのオリジナルポストカードを、私のサイン入りでプレゼントいたします。他ではどんなことをしても手に入りません。是非ゲットしてくださいね。私も欲しいです。
答えがすぐに分かったあなたは、相当のボーイズラブ通です。そうでない人も頑張って調べてみてください。
そして、正解がわかったら、郵便番号160-8405、インターコミュニケーションズ、ラジオ・パステルコレクション、カルト・オブ・ボーイズラブの係まで。Eメ−ルでも受けつけています。メールアドレスは、pastel@ic-enet.comです。お間違えのないよう、それでは。

  Stay Tune...

●ゲストコーナー
堀内 「さて皆さん、お待たせいたしました。
先週に引き続きまして、今夜のスペシャルゲストは、間寛平さんで〜す。」
「?????」
堀内 「ふふふふふ……。間寛平さん。」
「はい。」
堀内 「マラソンはどっかで、今度また?」



「はい。また9月に、9月の終りにギリシャで。246キロマラソン。またこれ毎年行ってるんですけど。去年ね、自分、体、いかしてしまって行かれなんだから、だから今年は、ちょっとがんばって行こうかな…思て。」
堀内 「それで練習に。」
「7月からちょっと頑張ろ思うてね。」
堀内 「う〜〜〜ん。体力勝負っすね。」



「どうしてもギリシャのそれだけは行っとかなアカン思うてね。それで夜中でも 1時間ぐらいは走って、それで朝もちょっと起きて1時間くらいは走って、と。でもね、50過ぎてますからね〜。きっっいですよ。」
堀内 「そりゃ、そうでしょ。」
「きっつい。なんせ、きつい。」
堀内 「毎年ギリシャでね、素晴らしいスピード素晴らしい記録を。頑張ってください。」
「はい。」
堀内

「あと、間さん、話ガラッと変わっちゃいますけどね、この番組はボーイズラブと言いましてね、あの、男同士の純愛みたいなものをテーマにしてる、この…」
「え゛っ!?」
堀内 「…ドラマの作品なんですけど。」
「はい…。」
堀内 「どうですか?男同士の、この、純愛みたいな、ボイーズ系の…」
「男同士で、愛する…」
堀内 「愛する。ええ。」
「ちょっと汗臭いですねるちょっと、汗臭いですね。」
堀内

「うひゃひゃひゃひゃ…。汗臭さの中にね、これ純愛があって、きれ〜な部分を描き出してます、結構。」
「ほぉ〜。」
堀内 「ええ。」
「え?その汗臭さがいいんですか?」
堀内 「汗臭さもいいんですけどぉ、」
「でも汗でも、カラッとした汗とベトッとした汗がありますからね。。」
堀内 「こっちはカラ―ッとした系ですね。」
「あ。それたったらい〜ですわ。」
堀内 「ええ。男同士だから、あのぉ。もうホントに純愛なんですよね。」
「はぁ。」
堀内 「絡んでくるものがホントに君を一途に愛すよって言う。こう熱心な愛みたいな。」
「えぇ〜。」
堀内 「そういうご経験はないですよね、間さん。」
「いや〜、小学校…」
堀内 「あったでしょ、小学校くらいの時。」




「小学校6年の時に、あの、近所に、ま。同級生がいて、僕は高知県から引っ越してきたんですよ。ほんで僕は6人しかいてなかったんですわ。
高知県の時はね。田舎の方ですからね。そんとこから出てきたじゃないですか。めちゃめちゃ多いじゃないですか。大阪なんて。」
堀内 「人数がですね。生徒が多いってことですね。」
「はい。僕らの年代って、むっちゃくっちゃ多いでしょ。」
堀内 「はいはいはい。」
「中学のときなんかでも17クラスありましたから…。」
堀内 「え゛!?うっそですよ…」
「嘘って、ほんまですよ。「1クラス50人で、17クラスあったですよ。」
堀内 「そっっんなにですかぁ!?」
「1つ…上か、2つ上もそれくらい。下もそれくらいですわ。」
堀内 「は〜〜〜。」
「それがうめやうめやうめやの時代ですから…」
堀内 「『うめうめやうめや』って何ですか?。」
「もう、その…。」
堀内 「あっ。子供を産めや、産めや、産めや。あ〜。そうか。」
「うまい、うまいじゃないですよ。」
堀内 「一瞬そうかと思って何がうまいのかって…」





「で、まぁ、あの。出てきたときすっっごい人数だったんですよ。ほん時に、優しくしてくれた、ちょっとほんま頭のいい奴がいててね。そいつがものすごく庇ってくれたんですよ、僕を。田舎から出てきて、田舎もんやのに。
そいつが…そいつを好きになったことあったな。名前はいまだに覚えてますわ。苗字は。松井って言うんですけどね。」
堀内 「じゃ、やっぱり間さんにもあったってことですね?」
「ありましたね〜。」
堀内

「そんな感じで、この、インターコミュニケーションズさんのドラマは展開して行くんですよ。ボーイズラブ系の。これが結構売れてるんですわ。
「はぁ〜。」
堀内 「聴いてくださってるわけですよ。」
「いいですよ〜。」
堀内 「是非、帰りに1枚。持って帰ってください。」
「貰います、貰います。」
堀内 「間さん、とりとめもない話してましたけどね。時間の方がやってきちゃったです。」
「え、ほんまっすか?」
堀内 「はい。」
「寂しいですね〜。」
堀内 「寂しいですよね…。」
「いや。あの、ほんま、夜中でしょ?」
堀内 「夜中です。」
「寂しいですっよね。このまま帰るのも寂しいっすしね。」
堀内 「走って…」
「あの、この番組、ずーっと朝までやるってことは出来へん」
堀内 「次の番組が入っちゃってますんでね。」
「飛ばすってこと、出来へんね。」
堀内 「う〜ん。聞いてみてもいいですか?」
「ずーっと同じだと、寂しいですね。このまま帰んのね。そうでしょ?」
堀内 「間さん、じゃ、どうしましょ。」
「どうでしょね〜。」
堀内 「どうしましょうか。――というわけで、本日のスペシャルゲスト、間寛平さんでした〜。」
「どうもありがとうございました。」
堀内 「はい。ありがとうございました。」

●エンディング
 さて、あっという間の30分でしたが、楽しんでいただけたでしょうか?
今夜は、あの間寛平さんから、とっても楽しいお話が聞けましたね。
さすが寛平さんです。
マラソンして帰って行きました。「あげあげうえあ…」ちょっとやっぱり僕には…無理ですね。

 番組に対する感想、私宛の質問、各コーナーへのお便りなど、たくさん待っています。
宛先は郵便番号160-8405、インターコミュニケーションズ、ラジオ・パステルコレクション、それぞれの係まで。そしてメールアドレスは、pastel@ic-enet.comです。

 それでは、もう1通お便りをご紹介しましょう。
『賢雄さん、こんばんは。賢雄さんの落ち着いた穏やかな声がラジオから流れてくると、時間の流れがゆっくりになるような気がします。30分という、短いけど長い幸せな時間を、毎週ありがとうございます。私は自分の思いを文章にするのが苦手なので、うまく伝わるか、少し心配ですが…』
お便り、ありがとう。
いやぁ、文章が苦手なんて謙遜でしょう。とってもい〜ですよぉ、気持ちがこもってて。――あっ、赤くなってる。赤くなってるよぉ〜。
 さて、来週も素敵なゲストをお呼びしています。
『お金シリーズ』染谷薫子役で味のある演義でお馴染みの、飛田辰男さんです。
飛田くんとは、ガンダムなんかでね。結構一緒なんですけど、まぁ渋い味のある演技派の男優さんです。もう、きとんとした喋りで。来週もね、僕も心待ちにしているんです。「飛田く〜ん、待ってますよぉ〜」

 さて、ここで、今日番組内でご紹介したドラマCDを、もう一度ご案内します。
タイトルは『僕のものになりなさい。』7/25発売です。今週の水曜日になります。
そして、CD版、ラジオ・パステルコレクション、森川智之バージョンが7/20に発売されました。これも是非聞いて見てください。
因みに私は、2回…、3回かな、聞いてみました。
「やるね〜なかなか」って感じでした。
詳しくは、インターコニュニケーションズまで。電話番号は、東京03-5287-6141。
平日朝10:00から夜7:00まで受け付けています。
ホームページアドレスは、ic-enet.comです。
リスナーの皆さん、今月は私、堀内賢雄がナビゲートしておりますが、心から楽しんでくれてますか?
私はですねぇ。こう見えて結構、楽しんでるんですよ。この、アダルトな自分に。
いやぁ、スタジオに行くのに、足取りが軽くてぇ。もうホントにワクワクしちゃって。
あ〜、だめだめ。ちゃんとしなきゃ。大人なんだから。

 さて、ここでお知らせです。
僕ら、声優の新しい一面も覗ける、ラジオ・パステルコレクション。
そうなんですよ。一面も覗けちゃうから怖いんですよね、これが。
この番組を来月ナビゲートしてくれるのは…、「青の軌跡」シリース、カイ役でおなじみの、中原茂くんです。
中原くんと僕は、ビバリーヒルズなんかでね一緒です。彼がブランドン、私がスティーブ。2人とも役の中でもすごく親友なんですが、僕も茂くんのこと大好きで、個人的にもつきあっています。
楽しみですね〜。中原くんがどんなパーソナリティーを披露してくれるのか。
これは、私も期待しています。だから、私も欠かさず聞きますよぉ。
それでは。来週、7月最後の放送、この時間を、私、堀内賢雄と一緒に過ごしましょう。
ナビゲーターはもちろん、堀内賢雄でした。
 あへあへうえはへ…。だめだ。

Midnight Fantasy Dream... ラジオ・パステルコレクション

 

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