ガタガタ・・・プスン。 あ、止まったw(:_;)w いきなり空港の駐車場を出た
ところで 工場の車、すでに20年はのっているだろうという トヨタクラウン
が エンストした。 まあ よくあることなので すぐにエンジンをかけたら
問題ないと 思っていたら ここからが 地獄の始まりだった。
「ここはまずいから押してくれ・・・」と運転手は言う。 え? 俺がなんで
押さないといけないの? いちおう お客さんとしてきているBOB、この
福建省の工場に向かう車が エンストして動かなくなるなどと、全く予想
もしていない事態に とまどってしまう。それも この予想外の気温。
飛行機の機内で報じられた天気予報によると 25度! もちろん暑い!
その気温の中で、エンスト、そして 車を押さないといけない事態におちいった
BOB! たしかに他の車の邪魔になるところで止まったこの車を、まず
押して寄せないといけないのはわかるのだが、 納得がいかないまま、
しかたなく 重い車を押して運転手が脇へ車を寄せた。
すると どこからともなく人が集まってきて この通りである。
みんななにか口々にいっているのだが どうやら
福建省のこのアモイあたりの方言だろうか、中国語
(北京語)がわかるBOBでも 何をいっているのか
さっぱりわからない。 とにかく 運転手は地元なので
皆にどうやら事情説明をしているらしい。
こんなに人がいるなら 車を押す時に手伝いに
来てくれ!! と思わず心のなかで 叫んでしまった。
で、とにかく暑いのである。 喉が渇いてきたし いつ来るか
わからない救援隊をまっている身は辛いものである。
結局 救援隊が来たのだが なしのツブテで 引き上げて
しまったという悲惨な結末。
タクシーを別にチャーターして工場へ向かうまでの 2時間、
炎天下で 車の周りに群がるお暇な人たちの会話と
空港職員食堂で買った まずい中国製コーラで喉をうるおして
時間をすごしたBOB、すっかり元気を吸い取られて
悲惨な 福建省出張でした。 ふ〜。