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友の会顧問医・賛助会員 土方 康世 医療法人、東洋堂土方医院は、開院以来２１年経過しました。 これもひとえに患者さんと、私、土方医師およびスタッフ一同の 信頼関係のもとに続いてきた物と思います。現代医学で治療法のない方、 副作用で治療の続行できない方、漢方治療がお好きな方、現代医学だけ では不安なので食事療法のような感覚で漢方薬服用を希望される方等々、 私の考案しました治療方剤で、改善して充実した人生を送って頂くことが 最大の喜びでございます。 日常忙しさにかまけてつい説明不足になりがちだと思いますので、 ご不明な事がございましたら、ご遠慮なく土方医師に質問して下さい。 なおよく何処が悪くて、どんな薬を出したのかと聞かれますが、治療の 主体が中国数千年と言われてる経験に基づいた漢方治療ですので、 生薬Ａ３ｇ、Ｂ２ｇ、Ｃ３ｇ……という報告は出来ますが、×××湯と 言う名前のない私のオリジナル処方です。何故、それを選んだかと 聞かれると、歴史的考証やら、自分の経験、他医の経験などなどと 説明をしなければならなくなり、時間がかかりすぎて、現実問題として 不可能です。 しかし、例えば、次の様な説明は可能です。漢方的に見て、どういう 体質で、それを矯正するために余分な物を除き、不足している物を補い、 血流鬱滞を取り、腎経を温めると全体の血流が改善され困った症状が なくなりますという感じです。出来るだけ患者さんがどのような治療を 受けているか理解して頂く努力は致す所存でございます。 また、私は、ある病気や症状にある漢方薬が効いたという事が確実に なったとき、同じ病気、症状でお困りの出来るだけ多くの患者さんに、 役立てる為、進んで医者仲間に（患者さんのプライバシーを、土方医師の 全責任において守れることしか致しません）報告したり、私も報告して もらったりしております。もし不都合がございましたら土方医師まで お申し出下さい。 昨今、インフォームドコンセントが問題とされておりますので、 けじめとして試みに、このような文書を作成しました。また、良いご意見、 アドバイスなどございましたらお寄せ下さい。 皆様のご健康とご発展をお祈り申し上げます。 |