読売新聞の記事から


 平成15年1月15日、読売新聞「情報パルス」に、「日本AS友の会」の 紹介記事が掲載されました。記者がAS Webをみて書いたという原稿が事前に 送付されてきましたか、間違いがあったために、急いで改訂を要望しました が、間に合わなかったようです。それに対する私の編集部宛の手紙を掲載 します。



 読売新聞情報部 御中

 私の改訂希望が間に合わなかったようで、残念です。
  • 免疫性疾患という疾患はありません(自己免疫性疾患ならある)。
  • 友の会の活動として、研修や合同リハビリはやっていません。 夢に描いていることです。
 私自身、医師として、「免疫性疾患」という言葉の使用を容認した ことが知れると、他の医師に対して恥ずかしいので、今回の掲載を 周囲に知らせることができません。

 このような、医学に関する間違った解釈やオーバーな表現が 一般向けメディアに溢れているのは、ずっと昔からですし、そして これからもずっと続くことでしょう。残念なことです。同じような ことで、病気・怪我そのものの解釈や、医学界やそこで働く医療従事 者達が、世間一般から誤解されてしまうことは多々あります。

 とりあえず、「日本AS友の会」を取り上げたいただいたことに ついては、心から感謝致します。今後とも、機会がありましたら、 よろしくお願いします。


 平成15年1月15日

日本AS友の会事務局長
順天堂大学整形外科
井上 久



 事務局が改訂した原稿

日本AS友の会
趣旨 ASは強直性脊椎炎のこと。原因不明のリウマチ性疾患で、 背骨や手足の関節が炎症を起こし、徐々に動かなくなる。「日本では 患者数が極めて少ない病気ですが、ホームページ上や回覧ノート、電話、 Fax などで会員同士が情報交換をしています」(AS患者で整形外科医 でもある事務局長の井上久さん)
活動 ・年2回の会報発行 ・年1回の定期総会(情報交換・ 会員相互の親睦)
所在地 〒181-0004 東京都三鷹市新川1-11-5、井上久さん方。



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