女性部長 S.M.(編) 「私の宝物」 私の家族は、主人、私、娘2人と犬が2匹です。 今は、子供に手がかからなくなった分だけ犬といる時間が増えました。 1日の半分は私と犬2匹の生活で、忙しく楽しく暮らしております。 いつも、犬のげんきとごんたの大喧嘩があります。 げんきがもう15歳、ごんたが7歳、体力的にもぜんぜん違います。 でも頭の良さは、げんきが一番。 何かあるごとにすぐ階段を下りることのできないごんたなので、 げんきは階段を使って即退散です。 この頃は、2匹の間で世代交代があり、ごんたがげんきより上位に 立ち、ごんたが許さなければ、げんきはえさをもらえません。 かわいそうですが、人間が犬の関係を邪魔しないほうがいいらしいと 聞いたので、じっと見守っています。げんきは人間の歳にして75歳 くらいですので、いつかお別れの時が、来ると思うと悲しく愛しいです。 少しでも長く、長生きして欲しいです。 J.N. 「大泣き」 ドラマで大泣きをしているシーンを見て思い出しました。 そう言えば21年前、ASの診断を受けて「最後には寝たきりになる でしょう。」と言われ、帰りの車の中で一人大泣きをしたことを……。 あんなに泣いたのは、後にも先にも、あの時だけだったなあ〜と 思い出しました。それなのに今では、病気に慣れちゃって、ASのまま 元気いっぱい、わがままいっぱい過ごしています。Mさんもやっぱり ショックだったと言っていました。それなのにあんなに????に なっちゃって〜。今では、総会の度に素敵な人たちと出会えて、 得をした気分です。 M.O. 「新年に思う」 次女夫婦に誘われて伊豆の温泉で、新年を迎えることができた。 結婚以来、初めてのことに感謝。昨年は、病気よりも精神的な 苦しみがあり、つらかったのでなお嬉しく思う。今年も苦しみが あるでしょうけれど、明るく前向きに生きてゆこうとおけいこを 休まず、楽しみより、自分をみがこうと願っています。おけいこの 一つは、娘の為に娘といっしょに進みたいとの願うこの頃です。 F.I. 「私の旅」 私とリウマチ友の会の係わりは、約30年に及びます。まだ私に ASの診断がつかない頃、リウマチ友の会「福島支部」が結成 されました。私は、 RA(関節リウマチ)と言われたことは一度も無いのですが、 リウマチのようなものとのことで、誘われるまま入会し、そのまま ずるずると、今もって退会せず会員なのです。 でも病気が違うという意識もあって、今ひとつ一生懸命とはいきません が、引きこもりの私が外出する良い機会ですし、『枯れ木も山のにぎわい』 ですので、会合にはなるべく参加することにしています。一人では外出 不可能ですが、支部結成当時からの友で、現在支部長さんの送迎での 参加です。ASの総会などの会合にも一度は参加したいなあ〜と思って おりますが、ちょっと無理だなあ。 Y.I. 「私の健康法」 このところ首、肩、腰など背中全部が強張って体が重くて、右足の 靴下を履くのに一苦労。痛い、太ももから腰にかけて伸びないせいだと 反省して、一日おきにプールに行くことを私の仕事にして、出かけて います。プールの中で、大股歩き、後ろ歩き、横歩きを太ももを上げる ようにしながら、上半身を左右に回しながら50メートル位歩きます。 最後はプールの端で、私流のストレッチを、合計1時間を目安にして います。今の時期汗は出ませんが、体は温かくなります。動かない体も プールの中で、筋肉がほぐれ体が軽くなります。靴下を履くのも苦に ならなくなりました。 仕事をやめて2年になり、暇を持て余しているので、反省して昨年の 5月からオープンカレッジで「平家物語」を受講しました。新平家物語 (吉川英冶)、源平盛衰記など読み合わせながら、多分2〜3年かかると 思います。完講したいですね。週に1回90分、別の世界に浸れることに 今は満足しています。 Y.H. 「いろいろあります」 私は、昨年は歌集出版、手術、入退院の繰り返しと慌しい一年でした。 順天堂大病院で、井上先生の御尽力と励ましで何とか頑張って来れました。 私、今年は年女です。(年齢が分かってしまいましたね。)新しい年、 何か良いこと有りそうな気がします。 「新年詠二首」 冬のうみ波音ばかり聴こえくる水面は落陽のきらめきを増す 木曽檜匂いも失せし表札の祖父の名前がいまに遺りぬ F.S. 「ひと息入れよう」 ちょっと家で落ち込むことがあって、何か気分転換になることを…… と思って、前からやってみたかったエスティックサロンへ行ってみました。 エステは値段が高そう……と、ちょっと怖かったけれど、ちょうど キャンペーン中とかで5回コースに入ってみました。1回90分たっぷり お顔をマッサージしてくれて、すごくリラックスできました。エステシャン の方ともいろいろお話しましたら、近頃は障害者のお客さんも増えてきた そうです。 他人にマッサージしてもらうのは、ホント気持ちいいですよね。 70代、80代の方も来られるそうで、決して敷居の高いところでもないです。 5回のみなので、もう終わってしまったけれど、今度またリフレッシュ したくなったら行ってみようと思います。お肌もツルツルになるし。 近頃は、リゾート地のホテル内でも1回5,000円くらいでやってくれる 所もありますよね。ぜひおすすめします。 N.K. 「うれしいこと」 今日はうれしいことがありました。 何かって……うちの猫がほめられたのです。我が家には、2匹の猫が います。アリスケ(オス、12才、7kg)、クロスケ(オス、6才、9.5kg)、 どちらも捨て猫だったんですけど、今や大切なファミリー(しかもデブ ちゃん)。今回の主役は、アリスケの方なんですが、うちのアッくんは 超美猫なんですよ(飼い主のひいき目ではなく)。茶色のロン毛で鼻も ツンと高く(ペルシャ系のペチャ鼻ではなく)、もう黄金の猫といった 感じなのですが(そこまで言うか飼い主)、集金にきた牛乳屋さんに 「いいものを拝見させていただきました」と言われた日ニャ〜うれぴ。 このアッくん、横浜のアリーナであったトシちゃんのコンサートに 行ったときに、拾ってそのまま新幹線に乗せてつれて帰った猫なのですが、 まだ目も開いていないうちから捨てられていて道端で全力でミャーミャー 泣いてたんです。手を差し出したら私の手に乗ってきて、これはもう 「連れて帰るしかない」ってことで、急遽、カゴ買ったり、哺乳ビン 買ったりして大変でした。猫を飼うのも初めてだったのに、縁を 感じますね。そのときのアッくんは、ここまでみすぼらしい子猫がいる のかと主人に言わしめた程のニャンコ。足はまだ立たない、目つきは イジケっ子、蚤だらけ、ダニだらけ……。 そのアッくんが「みにくいアヒルの子」のように美猫になって……、 思い出してもウルウルしちゃいます。ほめられると本当にうれしい。 こんな猫バカ(犬も大好き)の私ですが、今後ともどうぞよろしく お願いします。 Y.H. 「私の生活」 私の家の自慢は、家の中からでも桜のお花見ができることです。 だから花見に出かけることはありません。今年も楽しみです。 私は6時に起床します。主人は5時にウオーキングに出かけます。 2時間くらいで帰ってくるので、私は一人で牛乳とパンの朝食をすませ、 洗濯、掃除、帰ってきた主人の朝食をそろえる。片付け他で10時まで かかる。主人は外で小さな庭の花の手入れ。(この間に回ってきた ノートを書き上げよう)。 11時には、昼食の支度、片付けに時間がかかり、 2時頃公認(?)のお昼休みを1時間ほど。 5時、主人の晩酌が始まる。私は夕食の支度。 6時夕食、片付け。 7時、風呂の準備、ベッドの整備、洗濯物たたみなど。 8時、入浴…レディファーストで私が先です。 9時消灯、おやすみ。 以上のような具合で、とても過密なスケジュールです。AS持ちの 主婦にしては、かなりなもんでしょ。誰かが、当たり前でしょ。 そのくらい……とおっしゃるかもね。 Y.T. 「重なるのね」 去年から、父が脳梗塞で入院したり、母と姑が、肺炎や骨折で同時 入院したり、久しぶりに私が風邪をひき、ひどい肋間神経痛や耳鳴りが 出たりたいへんが重なりました。夫は夫で50肩の痛みでうなりつつ、 今年の4月から始まる障害者福祉の支援費制度の居宅介護事業所を設立 しようと老体にムチ打っています。なかなか忙しいこの頃です。 こうなってみると、いつもみんなに元気をもらっているんだなあと つくづく思います。何もできないのですが、気ばかり焦ります。 でもできることしかできないということにだんだん気が落ち着いて きます。 くたびれてくると家がサツバツとしてくるので、私の一番の 仕事は、私が元気でいることなんだと思い、回りにSOSを発信します。 すると友人が、病院に付き添ってくれたり、買い物に走ってくれたり、 夕飯のおかずが飛んできたり、おまけに私が元気を出すようにお花や おもしろいビデオを届けてくれたり、だんだん誰が患者か解らなくなって きました。(笑) こうして、またまたみんなに元気をもらってしまっています。 おかげさまで母も姑も日にち薬で良くなりつつあります。みんなで 何とかがんばれそうな気配です。夫も舅もよそのおかずはおいしいなあ と喜んでいます。 S.M. |