編集後記


  • 途中、「友の会だより」が出たことをいいことに、予定を4ヶ月 も遅れてやっと発刊です。
     今号は、総会での質疑応答、学術寄稿、カナダの会報、AS診への 手紙と、ASの新しい治療法(薬物)についての話題がたくさん出て、 皆さんが最も関心のあるところの最新情報が得られたと思います。
     これからも、賛助会員である医師の助けも借りて、新しい医学情報を どんどん提供していきたいと思います。
  • 昨年の総会後の懇親会でのワンシーン。以前より背骨が曲がって きた会員を見て、別の会員が「やっと一人前のASになってきたじゃ ないか。ま、まだ俺様には及ばないけどね」
     ここまでの心境になれば、もはや「ASの達人!」
     ここに到達するまでが長く辛い道のりなんです。
     道の途中でつったったまま呆然としている人、道端に腰を下ろして 周囲をキョロキョロ見回している人、あるいは石を拾って道行く人に ぶつけている人、転んだけど腰の泥をはらいながら自分で起き上がろう としている人、あるいは人に手助けしてもらいながらもなんとか起き 上がった人、転んだまままだ起き上がれないで横たわったままの人…。
  • 新婚夫婦や結婚間近というカップルからは勿論、既に子供はいるが もう一人を考えているという人からも遺伝に関する相談が増えています。
     役員の間でも議論沸騰!。一つの結論など出るはずのない問題ですが、 いずれ総会の場で、皆でじっくり話し合いたいものです。
  • ドイツのFeldtkeller教授(ASIF会議では、いつも我々のことを 気遣って下さる優しい方です)の論文、大変興味深いものでした。 そうです、ASは古代エジプトの王の病気であり、またAS患者は、皆、 長命なのです!

    (Q)

  • 梅雨の晴れ間の日差しがまぶしいこの季節、今年は漸く「らくちん 17号」をお手元に届けることが出来ました。
     この号から、これまでの毎回変わるカラーの表紙から固定された デザインの表紙にかわります。
     表紙に適した色紙をもう使い切ってしまって、後が続かなくなりました。 ですから、各号の違いは「Vol.17」といった数字で判断してください。
     総会で、日本AS友の会のシンボルマークのロゴが決定したのを きっかけに、今回のデザインにいたしました。思い切ってカラー印刷に しましたが、経費の問題もあり、次号からについてはカラーかモノクロ か、まだ決めかねています。
     「友の会だより」に続いて「AS九州」という機関誌が相次いで発行 され、それぞれに特徴があっておもしろくなってきました。友の会の 活性化という観点からも、大変よろこばしいことであります。
     ただ、会報「らくちん」については、非常に内容豊富で、しかも 高度。世界の情報もあり大変読み応えがあります。ただ、皆さんから の寄稿が次第に少なくなっておりますので、どうか、どんなことでも いいですから、お寄せいただけるとありがたいです。

    (T)



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