(研究動向) 日本中世史における近年の「東アジア海域」研究について ―日朝民衆の交流とその背景―
(『朝鮮史研究会会報』第106号、朝鮮史研究会、3−5頁、1992年9月)
〈報告〉 十五世紀朝鮮政府の「海禁」政策と沿岸住民・倭人の動向
(『朝鮮史研究会会報』第110号、朝鮮史研究会、8−9頁、1993年3月)
〈論文〉 15世紀の鬱陵島と日本海西域の交流
(『神戸大学史学年報』第8号、神戸大学史学研究会、23-48頁、1993年5月)
〈史料紹介〉 朝鮮半島からみたアシカ その1〜その3
(『ニホンアシカニュース』第10・11・15号、ニホンアシカ研究会、1993年12月
・1994年1月・ 同12月)
〈研究動向〉 交流と海禁
(佐藤和彦ほか編、『中世史研究事典』東京堂出版、1995年6月)
〈論文〉 中世「東アジア」の島嶼観と海域交流 ―島嶼論への歴史学的アプローチのために―
(『新しい歴史学のために』第222号、京都民科歴史部会、1-11頁、1996年6月)
〈論文〉 「蘭秀山の乱」と東アジアの海域世界 ―14世紀の舟山群島と高麗・日本―
(『歴史学研究』第689号、歴史学研究会、22-33頁、1997年6月)
〈大会報告批判〉 1997年度大会中世史部会 関周一報告
(『歴史学研究』第705号、歴史学研究会、1997年12月)
〈大会報告論文〉 東アジアにおける「海域」と国家 ―14世紀〜15世紀の朝鮮半島を中心に―
(『歴史評論』第575号、歴史科学協議会、34−48頁、1998年3月)
〈大会報告へのコメント〉 朝鮮史研究会第34回大会 関報告へのコメント
(『朝鮮史研究会会報』第131号、朝鮮史研究会、8−9頁、1998年6月)
〈論文〉 9世紀から16世紀の黒山島と朝鮮国家 ―東アジア国家の島嶼支配に関する覚え書―
(『新しい歴史学のために』 第230・231合併号、京都民科歴史部会、22−31頁、1998年9月)
〈書評〉 生田滋 『大航海時代とモルッカ諸島』(中公新書)
(『東南アジア
歴史と文化』第28号、東南アジア史学会、131−134頁、 1999年6月)
〈新刊紹介〉 村井章介 『中世日本の内と外』(ちくまプリマーブックス)
(『史学雑誌』第108編8号、史学会、 1999年8月)
〈論文〉 浙江地域の港市と島嶼−杭州・寧波・舟山群島の調査報告−
(『前近代東アジアにおける海域交流史成立条件の基礎的研究』トヨタ財団研究助成報告書、2000年4月)
〈解説〉 海の彼方への記憶
(網野善彦ほか編『日本写真民俗大系6 東シナ海と西九州』、日本図書センター、
2000年4月)
〈研究動向〉 済州島からみた東アジアの海域交流史
(『耽羅研究通信』第64 65合併号、耽羅研究会、 2000年11月)
〈論文〉 朝鮮半島周辺海域の鰭脚類 ―朝鮮の古文献のニホンアシカとゴマフアザラシ―
(『Wildlife Conservation Japan 野生生物保護』6巻2号、野生生物保護学会、51−66頁、2001年7月)
*伊藤徹魯氏、久保金弥氏との共著
〈ノート〉 海獣との出会い ―異分野協業の楽しさ―
(『鴨東通信』43号、思文閣出版、13頁、2001年9月)
〈論文〉 高麗・朝鮮前期の海域交流と済州島
(『青丘学術論叢』第19集、韓国文化研究振興財団、7−77頁、2001年11月)
*共同研究報告「島嶼から見た朝鮮半島と他地域の交流−済州島を中心に−」序論・第一部に相当
(随筆) 鬱陵島の童男童女と金麟雨
(韓国朝鮮文化研究会『韓国朝鮮の文化と社会』1号、風響社、251−253頁、2002年10月)
〈共著〉 北太平洋の先住民交易と工芸
(大塚和義編、思文閣出版、A4カラー、187頁、2003年2月)
*分担 「都にやってきた海獣皮 ―古代中世の水豹と葦鹿―」36-40頁
「『皮革手鑑』から見えるアジアと日本」46-47頁
〈論文〉文献史料からみた済州島の11世紀噴火 ―東アジア漢文史料の噴火叙述に関する予備的考察―
(『歴史地震』第18号、歴史地震研究会、149−164頁、2003年3月)