半島西南にひろがる多島海の西端の島。
古くから東アジアの海域交流の要衝。
支石墓や高麗時代の遺跡が残る。
韓国では「黒山島アガシ」の歌と名産のエイで有名。
地図で見ると小さいが、現地に行くと意外に大きな島だ
チャーター船で島の周囲をまわる
烽台のあった峰から、高麗時代の客館や寺院があった集落を望む
約2000年の支石墓
高麗時代の寺院跡
客館跡(推定)から出土した宋や高麗の磁器など
フクサンド・アガシ(黒山島の娘)の記念碑
近づくと曲が流れる
海の幸の干物 中央がエイ
エイの切り身 軽く干してから発酵させると
名物の「臭い珍味」に
調査歴:1996年8月 個人調査、2001年5月 立教大学日本学研究所の調査に参加
論文 9世紀から16世紀の黒山島と朝鮮国家 -東アジア国家の島嶼支配に関する覚え書