らぶフェチ〜三者面談〜
ブランド アハン声 ちゅぱ音 運命
Erogos 有り 常駐

フェチアニメシリーズ第六弾、我想う故にフェチ有り。

最初から宣告されてたシリーズ6本、
内訳手コキパイズリオナニー足コキフェラチオと来て、
とうとうラストの三者面談までたどり着きました。
しかしワタクシの購入動機とは初めに言った「お手ごろな値段」であり、
もう一つが“フェラチオ編”への通過儀礼、若しくは単にフェラチオへ自分を盛り上げる為、
ピークを過ぎた今に三者面談が来たところで、
存在する購入動機は「義理と惰性」でありました。
今までが特定のフェチだったのに、今更ただの3Pを持ってこられても、
ちょっとゴージャスになっただけで普通の挿入、普通のエロゲーだろうと、
タカをくくって発売日を迎えました。
今のうちに謝っときます、惰性と言ってゴメンナサイ。

というのも今回の三者面談は、3Pには3Pに違いないのですが、
中身はゴージャスフェラチオ編と言うのが相応しいんじゃないでしょうか、
ワタクシ自身がヨガリ声をあげそうな程、ツボを刺激してさあ大変です。
基本的は女性二人の男一人の3Pですから、
喘ぎ声のステレオサラウンドはエロゲーならではのお楽しみ、
一人ちゅぱで一人喘ぎもお手のもの、
勿論Wフェラもあるでよ、ってなもんで、
エロゲーフェラに欠かせないちゅぱ音の連荘、
しかもバックグラウンドチュパで途切れること無きちゅぱ音は、
フェラチオの続編と言うべき賜物。
3Pでありながら挿入なんて甘っちょろい事をしない男気は、
ワタクシだけに向けて発売したのではと勘繰りたくなるほど。

いや本当は総集編でもあるので、手コキ足コキも実際は装備しています。
しかし中身の殆どがフェラチオでフィニッシュしてまして、
今までの手コキ足コキというフェチの否定、
結果シリーズ通して買った人間への答えとしては、
あまりにお粗末な偏りと言えます。
最後の最後で一番多そうなフェラチオフェチに日和ったと見られても無理なく、
それにしては“フェラチオ編”であったアフターケアの余韻もない描写で、
中途半端感も否めません。
それでもやっぱり「アニメで3Pフェラチオばかり」というシチュエーションにゃ、
理屈は通用しないのでありました。
フェラチオ編が好きになれた方なら、
この三者面談も好きになること間違いなしです。
というのがフェラチオ編に続く「本質はアニメーション」と割り切れる方へのお話、
余計な事を考えなければウハウハで終わる本作品。

唐突ですが、パッケージ裏を丸々引用したいと思います。

−−人を操ること。
公志(主人公)は、光明を見いだした。
自分が楽しかったのは、行為そのものだけでなく、
女性を意のままにしていくことではなかったか?
相手からしてくださいと言わせ、
その状況を、行為を楽しむことではなかったか?−−

六作続いたシリーズものですから、話のオチをどうしてもつけたいのは分かります。
自分から能動的に相手を隷属させるというのが、
オチをつけるにいかに手っ取り早いかもよーく分かります。
らぶフェチが“らぶ”じゃなくても俺の許容範囲ですが、
この文脈が今作の前提であるのなら、
「射精さえすれば過程はどうでもいい」としか受け取れない、
即ちらぶフェチからフェチをとったら空っぽだった、
というのが本作の側面でもあります。

ですからワタクシ、殆どメッセージスキップしました、
ストーリーにフェチを求めるのが無駄と早々に分かったので。
しまいにはセーブデータを改造しました、
エロシーン以外用なしですから、シリーズ最後なのに。

元はとったかと問われれば、安いしエロシーンも良かったのでとったと答えるけど、
6作も続いたのに元とったとってないで結論づけるのが限界で、
なーんの感慨も湧かないある意味貴重な作品群が、
らぶフェチワールドの総評となってしまいました。
アニメの質を見れば、次なる世界に期待するのも可能ですけど、
次に期待とは動くエロゲーに対する俺の常套句、
自分への慰めとしての意味のが遥かにデカいです。

勿論値段とのギブアンドテイクで薄っぺらなシナリオになったのは理解してますし、
エロゲーにはエロを求める俺がシナリオに不満を言うのもズれてますが、
譲って欲しくない一線を最後に越えたと思うと、
エロゲーで抜いても抜いてもエロゲ欝、詠みたくもない一句で、
幕を引くのでありました。

TOPへ